1943年7月10日16:10
戦艦『撫子』被弾中破
戦艦『ホーリースピリット』航空隊『瑞鶴隊』と交戦開始
到着
艦上戦闘機『豪風七型真零』翔鶴隊 42機
最高速度1100km/h 航続距離1200km
武装 20mm強化炸薬機関砲4基 175発×4
7.5mm機銃4門
150発×4 放爆後方焼夷弾×2 バックショットガン×2
三矛型艦上攻撃機『青筋揚羽』 瑞鶴隊42機
最高速度1100km/h 航続距離1200km
対艦型 60機
30mm強化炸薬機銃90発×4
放爆後方焼夷弾×4 3t大型水上航空魚雷1本
250kg爆弾4発 バックショットガン×2
※外部燃料タンクを外している。
トルマリン・メイビス艦長「対空戦闘!!」
瑞鶴隊隊長 五木菜多「包囲しながら接近!!」
レーダーの円が大量に航空機を捉える。
しかし、レーダー官制の叫び声に反して全く弾丸が当たらない
HSCIC「Mk-39!!Mk-71!!何をしている!!全く数減らせて
無いぞ!!シーウォール!!マルチロック・・・食らえ!!」
長距離対空砲が命中せずに苛立ちを募らせる。
対空誘導ミサイル『シーウォール』が6発射される。
五木は視界に一瞬捕らえた瞬間に判断し隊に命令
五木「対弾頭転身!!急降下!!」
その挙動にホーリースピリットのCICは命中して撃墜したと
勘違いした。
瑞鶴隊はあえてミサイルを追尾させて急降下で水面すれすれで
水底へ葬ったのだ。
そこから回避挙動を取りながら上昇。
HSCIC「撃墜確・・・!?敵機健在!!距離12000m!!」
HSCIC「エンファイアボフォース機動、
アップチームアクティブ!!」
メイビス「いいえ、45mm機銃は全門掃射で!!」
HSCIC「ラジャ、45mmボブフォースアクション!!
シーウォールフルオープンセット、サルボー!!」
再び発射された8発の誘導ミサイルを五木は瞬時に確認。
五木「後ろにつけて後方焼夷弾展開、バックショットで誘爆!!」
シーウォールを後ろに引き付けて誘爆させ無力化した。
トルマリン「馬鹿な!?この航空隊は・・・あの艦を
沈める前提で訓練されて・・・!!」
航空隊はついに上空9000m以上上空へ行き戦艦上空から
弾幕をかわしながら包囲して降下して放ったものは
爆弾では無く機銃の雨だった。
五木「敵艦上空に到達した!!30mm機銃の豪雨を受けろぉ!!」
エンファイアボブフォース45mmが届くのが10000m
しかし、大半の40mmボブフォースが届くのがだいたい7500m
上空9000mだと弾幕は激薄になり、
長距離対空兵装もレーダーの呼吸を知られて当たらない。
これが対撫子前提で創られた特殊対艦隊の力だった。
機銃は艦の装甲に穴を空けることはできない。
だが、対空兵装とある程度レーダーは破壊できる。
30mm機銃の豪雨に甲板いた対空兵とボブフォースの破片が
飛び散る。
HS水兵「わぁああああああ!!!ぐぁああああ!!」
この時代の戦艦にとって対空兵装の喪失は航空機への
対抗ができなくなるとして死にも直結する恐怖であった。
HS水兵「くっそぉおおお!!!」
45mm機銃が『青筋揚羽』の1機の右エンジンに
直撃し航空機がバランスを崩して落下する。
五木「みさき!!」
みさき「ごめん・・・菜多・・・わたし・・・帰れない。」
ホーリースピリットの図上へ落ちて行き
エンファイアボブフォース40mmの弾幕のど真ん中へ
落下していく。
みさき「せめて・・・!!」
250kg爆弾4発を投下。
しかし、プロトタイプファランクスが爆弾を全部撃ち落とし
Mk-39の砲弾が 『青筋揚羽』に止めを刺して爆散させた。
HSCIC「1機撃墜・・・。」
その時爆風の中からもう1機の 『青筋揚羽』が!!
五木「よくもみさきをおおおおおおお!!!!」
トルマリン「!!!!!」
そこにいたのは激怒して急降下してきた瑞鶴隊隊長五木だった
機銃を放ちながらファランクスをぶち壊し、
250kg爆弾4発を投下。
残ったファランクスが爆弾を迎撃するが間に合わず
『ホーリースピリット』のMk-39砲二つに命中。
これを皮切りに一斉に隊が爆弾を投下。
瑞鶴隊「うぉおおおおおおお!!!!よくもみさきを!!」
瑞鶴隊「沈みやがれえええ!!!ぶっこ〇してやる!!!」
女性航空隊が理性を失い機銃と爆弾を一斉に
『ホーリースピリット』に浴びせる。
HSCIC「シーウォール、ファイア!!」
防ぎきれない爆弾は8発のシーウォールで大半処理するも
爆弾が着弾し、レーダーが半壊・35インチ砲に直撃した。
HSCIC「対空兵装壊滅!!メイン主砲使用不能!!」
トルマリン「しまった!!」
Mk-71がまた1機撃墜するも今度は水上魚雷8発が
襲いかかる。
着弾してミルフィーユバルジを全部破壊。
これ以上喰らえば『ホーリースピリット』は轟沈する。
「瑞鶴隊逃げろ!!米航空隊が来てるぞ!!」
大声を上げて叫ぶ翔鶴隊隊長。
五木隊長ははっと気がつくと背後遠距離から
米航空隊が接近していた。
米航空隊
『スターストライブズ・ナハト・ターボ』40機
『スターストライブズ・ナハト』40機
『A-1スカイレイダー』40機
『A-3ソニックカリバー』40機
合計160機
五木(どうする・・・こっちの数の1.5倍はいる・・・!!
だけどこのまま逃げても母艦も撫子も・・・!!)
増槽詰まずに救援に来たものの、航続距離の関係上
『瑞鶴』『翔鶴』から400kmしか離れておらず
このままでは空母も撫子もやられてしまう。
ウェーク「ウィンディパーティーと救援に来た、
『ホーリースピリット』は撤退しろ、後は俺達がやる!!」
トルマリン「助かった・・・。」
翔鶴隊隊長「応援要請を出した、俺達が足止めをしている
間に撫子を護衛して逃げろ。」
五木「何を言ってるの?」
翔鶴隊隊長「お前達は撫子を護衛しろ、俺達がしんがりに
なってやる。命令だ!!」
五木「いつも私達に負けてばっかのあなたたちに務まるわけ
無いでしょ!?」
翔鶴隊隊長「そうだ、お前達には負けていい。だが・・・
今は負けない。」
その声と同時に翔鶴隊が米航空隊に突っ込んでいく。
航空戦が始まる。
翔鶴隊は一時バラバラに動いているように見えたが次の
瞬間互いに同時に後方の敵を連続で撃破する陣形で
『A-3ソニックカリバー』20機と
『スターストライブズナハト』20機を一気に壊滅させる。
ウェーク「この動きは・・・!!」
そう、この翔鶴隊は航空隊蒼桜の集団航空戦闘技術を継承した
男性航空隊の集まり。瑞鶴女性航空隊の笑顔をみたいが故に
瑞鶴隊との模擬戦だけ手を抜いて戦い、その他の模擬戦で
熟練教官の八割を毎度撃墜するエース部隊だった。
五木「!?」
翔鶴隊隊長「黙って下がってろ、心配するな。」
五木「・・・総員撫子、空母の護衛に移れ。」
何かを察したのか瑞鶴隊は空母の護衛に移る。
翔鶴隊隊長が米航空隊の弾幕の嵐に突っ込む
弾幕をぐるぐるかわしながら
『SSK』(スターストライブズ・ナハト)2機
『SSKT』(スターストライブズ・ナハト・ターボ)2機
の翼を機銃でへし折り鮮やかに抜ける。
ウェーク「こいつら!!」
トラック「エースチームか!!」
パトリシア・マーティン「行ってきます!!」
ウェーク「パトリシア!!」
パトリシア率いるウィンディパーティーが翔鶴隊に
立ち塞がる。
パトリシア・マーティンの『SSKT』と
翔鶴隊隊長の『真零』が交錯し航空格闘戦が始まる。
翔鶴隊隊長「かかってこい!!」
後ろに着いたパトリシアに後方焼夷弾と後方ショットガンの
コンボで粉砕にかかる。
翔鶴隊隊長「よし・・・!?」
その時パトリシアは動きを読んでいたように回避して上空から
反転して機銃返しをしかけて来る。
それを間一髪でかわして互いにぐるぐる音速の膜を見せながら
空で舞う。
孫本山「あのパイロット・・・化け物か!?」
柳霊剣「あのパトリシアに追従するなんて・・・。」
パトリシア「コンディションエクセレント!!」
空の雲を切り裂いて虹のラインを両者が生み出しきりもみ合う
翔鶴隊隊長「こいつは・・・強い!!」
ウィンディパーティーメンバー「パトリシア!!」
ウィンディパーティーメンバー「一撃離脱で助けるよ!!」
パトリシア「二人とも!!来ちゃダメ!!」
翔鶴隊隊長「じゃますんな!!」
パトリシアの仲間が救援に来たところを察した
翔鶴隊隊長が雲の中で消えて上空から瞬時に旋回して
パトリシアの仲間上空からの襲い掛かり
『SSKT』目掛けて機銃の雨を浴びせて撃墜した。
格が違いすぎて近寄ってはいけなかったのだ。
パトリシア「セディ!!エミィ!!よくもぉおお!!」
技術レベル最強のパトリシアの仲間を撃墜してのける
この日本軍パイロットは文字通り『死神』だった。
空気の壁のリボンを描きながら激突を繰り返す2機
翔鶴隊隊長「捉えたぁあああ!!!」
20mm炸薬強化機銃がパトリシアの機体の左機銃を破損させる
パトリシア「化物・・・貴方にもこの世界が見えますか!!」
パトリシアの放った機銃が翔鶴隊隊長の真零の
バックショットガン2機を破壊する。
空気のリボンを描きながら降下していく2機。
翔鶴隊隊長とパトリシアマーティンが遠距離から互いに
睨み合う。
翔鶴隊隊長(左から行けば!!)
パトリシア(決着を!!)
翔鶴隊隊長は機銃全門を放ちながらパトリシアに止めを
刺そうとする。
防弾ガラスを削って音を立てて引っ掻く機銃音
パトリシア「ぬうぉおおおおおおおおおおお!!」
パトリシアは真横にぐるっと回転させて機銃を交わすと
残った右の機銃を放つ。
翔鶴隊隊長の『真零』の真横一列に機銃の弾が撃ち込まれ
切り裂く。
翔鶴隊パイロット「隊長!!」
翔鶴隊隊長「かっこ・・・悪いな・・・。」
そう笑うと真零が空で弾けた。
パトリシア「セディ・・・エミィ・・・。」
勝ったパトリシアは少し涙ぐんでいた。
中のよい友達二人が撃墜されて思い知らされた。
これは戦争だと。
一方瑞鶴隊と撫子。
スカイレイダーを壊滅させながら必死に制空権を
死守する瑞鶴隊。
翔鶴隊も上空随伴を行って死守して戦闘機37機を
撃墜するも隊長を始め損耗していく。
翔鶴隊パイロット「男なら女達の数十人ぐらい・・・
守れなくてどうする!!」
瑞鶴隊パイロット「厳しい・・・!!」
撃墜寸前に陥る真零の後方に着いた2機の
敵航空機を最後の『とびうお』で撃墜する戦艦撫子。
ここでようやく艦隊制空権の安全を確認した航空隊
『蒼桜』の蒼皇が救援に駆けつけた。
ウェーク「くっ・・・しぶとい奴らめ・・・もう・・・
弾が無い・・・離脱する!!」
こなた「ごめんごめん、艦隊の安全守らなきゃ行けなくて
確認できるまで増援にいけなかったよ・・・。」
翔鶴隊パイロット「隊長他27名が・・・戦没しました。」
こなた「え・・・?どうして・・・?」
翔鶴隊「隊長が先陣を切って敵を引き付けましたが
・・・エースパイロットに・・・。」
こなた「一番成績良かったでしょ?一生懸命教えてあげたよ?
一番筋もよくて・・・どうして・・・逃げなかったの?」
あの翔鶴隊の隊長の訓練を担当していた教官が
泉こなただった。
戦艦撫子 中破 翔鶴隊27名 瑞鶴隊12名戦没
棗機動部隊 壊滅
敵にも大きな犠牲を与えたが・・・こっちの犠牲も大きかった
1943年7月10日18時 米輸送船団ハワイに到着
アラスカ級4隻護衛 空母6隻失うも到着
ニミッツ「よく頑張ってくれた。他の輸送船団がミッドウェー
に届けば日本に再度攻撃のチャンスが生まれる。
それまでは耐えなくてはならん。」
船団長「航空輸送以外での支援は今後一週間は不可能です。」
ニミッツ「どういうことだ?」
船団長「米国までの通商路に膨大な数の機雷が敷設されました」
そう、あの幾度の航空戦の最中米航空隊が気を取られている間
安全ルートを算出した長重爆撃機『富嶽』の迂回機雷敷設
によって解除に一週間かかる数の機雷に米海軍は頭を
悩まされることとなった。しかも解体の難しい新型を
大量に米国と太平洋間に敷設され通商が遮断
されてしまったのだ。
『富嶽』が安全ルートから15tとフル付設した機雷は
米国の頭痛の種となった。
さらにミッドウェー島にて一木師隊の夜襲空挺投下で
飛行場の設営が徹底的に妨害されていた。
ニミッツ「涼宮ハァルヒィイイイイイイイ!!!!」
激怒の絶叫がハワイに響き渡った。
一方7月9日20:00
硫黄島付近で砲撃音が鳴り響いた。
東京に行くまでの航路で機雷があまりに多かった為
機雷敷設が薄い硫黄島にて接近。
硫黄島に戦艦『キングクライスト』が接近。
硫黄島占領は東京を占領したことにはならないと
ルールには明記されているがハルヒにプレッシャーを
与える意味では効果を出すため接近。
硫黄島基地水上レーダー反応。距離150km
戦艦1隻とは言え砲撃を許す訳にいかない。
レーダー波長から硫黄島の日本軍基地は敵艦と判断し
戦闘準備開始。
戦艦『キングクライスト』接近・・・。
何故か航空隊をよこさない不気味な硫黄島。
実はこの時点で『対空が強い戦艦取り逃がした』という
情報が入っており、対策プランが既に実行されていた。
航空隊は一部を除いて東京へ避難し、
距離30kmに機雷を敷設して待ち構えていた。
戦艦『キングクライスト』発砲
『硫黄島砲撃開始』
硫黄島のあちこちから爆発音が上がる。
硫黄島の日本軍は既に地下塹壕に隠れていたが
マグナス弾の急降下特性により貫通して被害が増す。
しかし、どうして硫黄島から距離30kmにしか
どうして機雷が敷設されていないが?
そこには隠された罠があった。
キングクライスト級がソナーを見ながら砲撃をしていると
突如潜水艦も確認していないのに30本もの大量の魚雷が
水中から襲ってきた。
アクアマリン「これは!?」
これは有希型潜水艦から派生した『水中砲台』であった。
水中トンネル、電気ケーブルから電力や魚雷を補給しつつ
機関を始動させなくても水中から襲撃艦船を破壊する
目論みで創られた防御構想。
潜水艦駆動部を稼動させないことでソナーでの発見が難しく
潜水艦よりも大きめの魚雷を地下エレベーターとトロッコで
輸送して運用できる試作海中基地。
そう、この戦艦を沈めるためにあえて近づけたのだ。
さらに水上魚雷や航空魚雷を搭載したステルス航空機
『鬼握』50機『八多烏』50機を出撃させ襲撃
『キングクライスト』はレーダー官制も使えず逆探で
追いかけて来る航空機に苦戦。
アクアマリン「対空戦闘!!エンファイアボブフォース
アクティブ!!」
水中の中から潜水艦の駆動音も無しに沸いて来る
大量の酸素魚雷に『キングクライスト』は魚雷の音を
察知して恐怖する。
アクアマリン「マウストラップで迎撃をしつつ撤退!!
これ以上の硫黄島攻撃は無理です!!」
きちんと離島に対策兵器を配備していた涼宮ハルヒの
神経に戦慄する。
結果戦艦『キングクライスト』はミルフィーユバルジを
全部引っぺがされてハワイに撤退を余儀なくされた。
そしてその航路の先にいたのは、『棗機動部隊』の
残存艦隊を引き連れて日本機動部隊と合流しようとした
『航空戦艦ビスマルク』『OTS02ティルピッツ』を
主力とした『マーシャル機動部隊』であった。