無意識の恋   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです

 今回で最終話です。

 いやーいざこうなると考え深いものが…グスン

 では!初心に帰って!

 ではでは

 第最終話スタート


第最終話 ありがとう…私の最愛の人

sideこいし

 

 ここは幻想郷…忘れ去られたものの楽園

 

 楽園…かぁ…ここはとても良いところで私の一番大切なものを奪っていった世界…でも私はこの世界が嫌いじゃない。だってあの人もこんなことで私がこの世界を嫌うことは望んでいないと思うから。

 

 だから私は前向きに生きていく。

 

「こいし、お代わり要る?」

 

「うん。いる」

 

 私の杯にお酒を注ぐのはお姉ちゃん

 

 その他にもこの場には色々な人、妖、色々いる。

 

 何てったって今は宴会中だから!

 

 皆が皆、楽しそうに芸を披露したり食べ物を食している。

 

 私はこの雰囲気が嫌いじゃない。寧ろこう言う雰囲気が大好き。この時間は彼が居なくなったときの事を忘れられるから。

 

 で、なぜ宴会をしているかと言うと、先程お空が暴走して幻想郷の至るところから間欠泉が溢れてきたの。

 

 それでお燐は助けを呼ぶために怨霊を間欠泉に混ぜて外に出したって訳。

 

 それで霊夢達に退治されたんだけど、お空が暴走した原因は守谷にあるってことが分かって、皆言ってたよ「また守谷かっ!」って

 

 守谷にも巫女は居るけどどちらかと言うと異変を起こす側だよねー。

 

 それでその解決を祝して宴会をしてるの。

 

「ったく…何でよりにもよって今なのよ」

 

 と、霊夢

 

「いやー、温泉が出れば賑やかになるんじゃないかな?と思っただけさ。それでそこのカラスの子の力なら出来るんじゃないかな?と思ったまでさ」

 

 と、神奈子

 

「いや、別に何でやったかを聞いた訳じゃないんだけど」

 

 と、霊夢は神奈子をせめている。

 

 ん?諏訪子と早苗はどうしたかって?雑用だよ?怖いよねー…霊夢って平気で自分が迷惑だと思ったら直ぐに退治するし、そんなんだから信仰が集まらないんだよ。

 

「でもお姉ちゃん。お陰で前からやってみたいって言ってたあれ、出来るじゃない!」

 

 と、私はお姉ちゃんに言った。

 

 するとお姉ちゃんは優しく微笑んで「そうね」と言った。

 

「なんだ?それ聞いてないぞ!」

 

 と、龍生

 

「なになに?」

 

 と、紬

 

 ああ、この二人には言ったこと無かったっけ?

 

 この温泉が出てきたことによって出来ることと言えば!

 

「温泉宿よ」

 

 と、お姉ちゃんは子供のように嬉しそうな表情で言った。

 

 お姉ちゃんの子供の頃の夢は温泉宿の女将だったんだって!凄いよね!

 

 守谷のやり方はどうかと思うけど少しは感謝だね。

 

「へぇー!それは興味深いですね!」

 

 と、鴉天狗が寄ってきた。

 

 新聞記者の血が騒ぐのか、ただ単純に茶化したいだけなのか

 

「温泉宿が出来たら絶対に取材に行きますね!」

 

「ええ」

 

 と、満更でも無さそうなお姉ちゃん

 

「ところで名前とかは決まってるんですか?」

 

 そうだ!名前だよ!宿の名前が無いと宣伝のしょうが無いから。

 

 そしたらお姉ちゃんは少しうーん…と、考えてからこう言った。

 

「温泉郷ってどうかしら?温泉と幻想郷をかけてみたのだけれども」

 

「おぉっー!温泉郷…なかなか良いじゃないですか!」

 

「ありがとう。ふふふっ」

 

 こんなに嬉しそうにしているお姉ちゃんを見るのは久しぶりだな。

 

 と、そんな感じで鴉天狗とお姉ちゃんの話は盛り上がった。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

温泉

 

 私は自分の来ていた服をすべて脱いでお風呂に入る。

 

 ちゃぽん

 

 やっぱり、温泉は気持ちいい…さっき入ったけどまた入りたくなっちゃって入っちゃった。

 

 ポカポカして体が暖まる。まだ雪が降る時期だから余計に温かく感じる。

 

 そこに

 

「あ、こいしも入りに来てたのね」

 

 と、お姉ちゃんが入ってきた。

 

 そしてお姉ちゃんは温泉に浸かってふぅ…と吐息をもらす。

 

 まだ皆ばか騒ぎしてるのかな?

 

「ねぇ、こいし」

 

「なに?お姉ちゃん」

 

 私は急にお姉ちゃんに呼び掛けられお姉ちゃんの方向に体を向ける。

 

「こいしはあの空の向こうで真が見てくれてると思う?」 

 

 急な問いかけ。

 

 私は少し戸惑ったけど素直に返すことにした。

 

「うん。私はそう思う。って言うかそれじゃなきゃ嫌だ。だって…なんか真の存在そのものすべてがこの世から消えてしまったって考えるのが嫌だ。それよりも真がずっとあの空よりもずっと近くで見守ってくれてるって考えたほうが素敵じゃない?」

 

 私がそう言うとお姉ちゃんは目を見開いた。

 

 そしてふふっとお姉ちゃんは笑ってから一言こう言った。

 

「こいし…本当に強くなったわね」

 

 強くなった。この言葉にはどれだけの意味が隠されて居ただろうか?

 

 それはわからない。だから私はそのまんまの意味と捉えて返した。

 

「もちろん!私は日々強くなっているんだよ!」

 

 と、自信満々に胸を張ってそう口にした。

 

 私はもう一人じゃない…それを教えてくれたのが(あの人)だから。

 

 ずっと見守ってくれてるって信じてるから…だから私はもう…逃げたりしないから…前を向いて生きるから。

 

 と、私は心のなかで空を見ながら呟いた。

 

「じゃあ、そろそろ帰りましょうか」

 

 そして私達は温泉から出て地霊殿に帰った。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

自室

 

 私は自分の部屋に居た。

 

 私の隣の部屋は真の部屋…なんだかそのまま残されている真の部屋がなんとも寂しげに感じる。

 

 そして私は机に目を向けた。

 

 そこには…

 

「手紙?」

 

 誰からだろう

 

 少々不思議がりながら私は便箋をあけて手紙を取り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こいしへ

 

 突然こんなことになってごめん…急に姿を消してしまって…

 俺にとってはこいしが生きている事が最大の喜びだからさ。だから生きて…俺は無事だから。

 そうだ!俺は本物の神様に会ったんだ。その人に助けてもらった。もしかしたらその人の事古本屋においてあるかもな。シャロって言うんだ。

 じゃあ…お互い…元気に暮らそうぜ。

 

                    by真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「真…分かったよ…分かった」

 

 私は最初は戸惑った。だけど最後のお互い元気に暮らそうぜ。と言う言葉で私は本当に元気になれたのかも知れない。

 

 私は手紙を抱き締めた。

 

 そして

 

「真…お互い…前を向いて…」

 

『元気で』

 

『「暮らそう」』

 

 このとき、真の声が聞こえたような気がしたのは私の幻聴だったのだろうか?だけどこれのお陰で元気に暮らせそうな気がする。

 

 ありがとう…私の最愛の人




 はい!第100話終了!そして【無意識の恋】完結!

 パチパチ!

 おい、エンディングだぞ?泣けよ

 と言う感じで無事最終話を迎えることが出来ました!

 第99話の伏線も無事回収っと言うことでこれからも僕の作品をよろしくお願いします!

 ではでは!

 次回作、またはこんかの(こんな僕に彼女は必要なのだろうか?)でお会いしましょう!

 さようなら!
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