今回もエピローグです。
それではどうぞ!
side真
俺は目を開ける。
そして俺の視界に飛び込んできたのは…
真「知らない天井だ…」
見たことが無い天井だった。
ここはどこだろうか?
その時、急に部屋の扉が開く。
「失礼します…って!目が覚めたんですか!?」
と、一人の女の子が詰め寄ってきた。
そして俺は服装は違うものの顔立ちから一人の人物を連想させた。
真「霊…夢?」
「霊夢?」
そう、霊夢と瓜二つなのだ。
真「霊夢か?」
「あの…あなたは少し人違いをされていらっしゃると思います」
人違い?どういう事だ?
「私の名前は
博霊…霊華…どこかで聞いたような…は!
霊夢の祖先…
も、もしだ…この説が正しいならば…
真「もしかして…ここは…過去…?」
俺は頭を抱えてしまった。
そして霊華さんはそんな俺を不思議そうに見つめている。
霊華「しかしビックリしましたよ。ボロボロで傷だらけになって倒れているあなたを見つけたときは」
確かに俺はあのとき爆発に飲み込まれて…あ!そうだ!
真「ここってやっぱり幻想郷なんですよね?」
霊華「げんそうきょう?」
なんか知らないとでも言いたげな顔でこちらを見ている。
じゃあここはなんなんだ?
霊華「ここは以前、この世界の創始者である八雲 紫が名前をつけたんです。それは『幻の都』と。これは外の人が来れないことからそう名付けたみたいです」
幻の都か…昔は名前が違ったのか…
真「そういえば
霊華「あなたも妖力を感じ取れるんですか?」
真「まぁ、一応。それでなぜ?」
霊華「実は…」
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真「えぇっ!妖怪で実験を?」
霊華「はい。それで妖怪の力を利用してものすごい力を得ようと…」
何でこんな酷いことを…
妖怪だって生きてるんだぞ!はっ!思い出した。昔、妖怪の力を利用してものすごい力をつけた人物が現れたって
霊華「どこの国も戦に勝つことに必死なんです」
そして霊華さんはうつむいてしまった。
霊華さんも許せないのだろう。
そんな非人道的な事
俺も許せない。
真「そんなことして勝ってもそれは本当の勝利って言えるんでしょうかね」
俺がそう言うと霊華さんは顔をあげた。
そしてキラキラと潤んだ瞳で見つめながら言ってきた。
霊華「あ、あなたもそう思いますか?」
そして身を乗り出して言ってくる。
俺は思わず後ろに反ってしまう。
真「あ、ああ。そんな非人道的な事は絶対にダメだ!」
霊華「その、ひじんどうてきなって言うのが分かりませんが絶対にダメですよね!」
そして俺と霊華は意志が合致した。
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真「そういえば、俺だけ名乗ってなかったな。俺は海藤 真だ。よろしく」
霊華「はい!よろしくお願いします。真さん」
ああ…言葉だけで分かる。いい人だ…現代の博霊は金にがめつくてその上狂暴的な性格…ほんの少しこっちに来て良かったなと思ってしまっている自分が居る。
ああ…でもこいしと離ればなれになったのは悲しいな。
真「そういえば霊華さんって普段何をしているんだ?」
霊華「ああ、私は普段は森に出掛けて人間に傷つけられた妖怪を見つけては手当てをしていますね」
それって危険なんじゃないか?
原理はいじめられっ子を庇うのと同じだ。矛先が自分に向くかもしれない。
それって相当な勇気がある行動だよな。
真「よし、これからは俺も手伝うぜ!」
俺がそう言うと霊華さんは驚いたような表情になった。
霊華「いえ、大丈夫です。第一危険です!」
いや、何度も死に目にあった俺からしてみればこんなこと物の数に入らないんだがな。
俺がここに来る直前だって、俺がここに来なければ俺は死んでいたからな。
真「こう見えて、俺って以外と強いんだぜ!」
俺がそう言うと少し疑っているようだ。
だってほら?俺は筋肉質じゃないって言うか…まぁ、着痩せするタイプが一番近いだろう。
まぁ、普段から大きめのパーカーを来ているからあまり目立たないってのが一番の理由何だけどな。
そういえば、霊華は俺の服装について一切突っ込んでこないな…まぁ、良いか…
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俺達は少し歩いたところで休んでいた。
霊華「そう言えばさっきからずっと腰の辺りを気にしてますがどうしたんですか?」
あ、無意識に行動してた。
真「いや、その…つい最近まではここに刀の鞘をつけていたもので…無いと落ち着かないって言うか…」
まぁ、ほとんど鞘に入れることなんて無いけどな。刀の方が紬だから窮屈なんじゃないかって思って
霊華「じゃあ…今から刀を買いに行きませんか?」
真「はい!ありがとうございます」
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人里 武器屋
「へい、らっしゃい」
真「ええと…」
しまった…俺は刀を最近はよく使ってたけどよく考えたら刀を見定める能力なんて無い。
真「ど、どれがお奨め何ですか?」
「じゃあこれなんかどうだい?」
真「じゃあそれを買います」
そして俺は言われた通りの金額を出す。
「なんだ?これは」
真「え?何ってお金じゃないですか!」
「こんなゴミで刀を買えると思ったら大間違いだ!」
まさか、過去と今じゃお金の単位は同じだけどお金は違うものなのか!
霊華「もしかして、真さんってお金が無いんですか?」
「金が無いやつは出ていけ!」
そして俺と霊華は店から追い出されてしまった。
しかし、これは困った…この世界では俺は一文無しだ。
うう…厳しすぎるぜ…
唯一の救いは最初に霊華さんに出会えた事だな。
真「よっしゃ!考えても仕方ねぇ!傷ついている妖怪が居ないか見回るのに戻ろうぜ買えると
霊華「真さんがそれでいいなら良いけど…」
そうして俺と霊華さんは森に向かった。
はい!第90話終了
あと少しエピローグは続きますね。幻想郷の過去に飛ばされた真。果たしてどうなってしまうことやら。
それでは!
さようなら