今回で最終話みたいな感じになると思いますが、次回も一応ありますからね!
それではどうぞ!
side真
俺は大爆発に巻き込まれた…はずたった…
しかし手足の感覚はしっかりとしていてくっついているようだ。意識もハッキリとしている。
しかし気になる事が1つだけある。
それは
「はっ…目が覚めたら異空間だなんて新しすぎるぜ」
こう言うのってさ、何かあるものじゃない?森やら岩場やら…あとは「知らない天井だ」とか。
なーにもねぇんだなこれが…辺り一面真っ白なんだわ、
もしこれが異世界転生もののゲームだとしたらこれ作ったやつの頭を疑うレベルだぞ?
異空間って…
マジでここ、どこだよ…
そんなことを仰向けになって倒れながら考えていると頭上から声がした。
「おっ?目が覚めた?よかったー!」
こいつ…男か?
銀髪でなんと言うか男っぽい格好なのに声が女っぽい不思議な奴だ。
そして帽子も斜めに被っている。
「誰だ?」
俺は率直な疑問を言った。
「ほう…まぁ、そりゃそうだよね。まずは自己紹介!えーとね…僕の名前はシャロって言うんだ!一応時を越える事が出来るよ」
ああ、この人が…紫の言っていた時空神のシャロか…想像と全然違うな。
まぁ、想像なんて外れることもあるから気にしないが、これは大誤算だろう。
まぁ、大方あの状況から救い出してくれたのはこの人だろう。こんな俺を2度も助けるなんて相当暇なんだな。
「俺の名は海藤 真だ。2度も助けてくれたんだよな?ありがとう」
「いやいや、少し君が面白かったから」
と、シャロは言った。
面白い?何が?こんな平均平凡な俺に面白いことなんて起こるとは思うえないんだが。
「いやいや、君は十分面白いよ。だって神しか使えないスペルを使う一般人なんて聞いたことが無いから」
なるほど…確かにそれは気になる。俺みたいな一般人が神しか使えないスペルを使うって
それで助けたわけか…
「うーん。何で俺はそのスペルを使えたんだ?」
と!俺は率直な疑問を投げ掛けた。
するとシャロはうーん…と、考える素振りをしてからこう言った。
「たぶん紬ちゃんと関わりが深かったんだろうね。あ、たぶん君に【神成り】が突き刺さったときに君に紬ちゃんの霊力が流れたんじゃないかな?それで神力も少し入ったとかなら可能性はあるよ」
なるほど…確かに一理ある。
ってことはあの時か…って言うか、痛かったぞ!
俺の能力は身体的ダメージを減らすだけで痛覚は普通に健在なんだからな!貫通した日にはこの能力を恨むことになる。
「あ、じゃあ本題に入ろうと思うんだけど、その前に」
と、言ってからシャロは目を細めた。
そして口元をニヤッとさせてからこう言った。
「君、僕を男だと勘違いしてない?」
俺は体全体がびっくぅ!と跳ねた。図星を疲れたからだ。
俺の額から冷や汗がだらだらと流れてくる。
そしたらシャロはさっきの表情に戻った。
「まぁ、良いけどね。好きでこの格好をしてるんだし。じゃあ本題に入るよ」
ふぅ…起こられるかと思った。俺より背が低い、紬より少し背が高い位の女の子に起こられるってなんか格好悪くね?
そして俺はその事にほっとしつつ、シャロの話に耳を傾けた。
「君、過去なのに暴れすぎだよ…もう少しでタイムパラドックスが起こるところだった」
いや、まぁ、それは悪いと思っているが、あんなにやったのにまだ起こってなかったのか!?と言う驚きがすごく大きいです。
「あとね…これ以上君を幻想郷の事で迷惑をかけてはいけないと思うんだよ」
「いや、俺はそんな迷惑だなんて」
俺は瞬時にそう答えた。しかしシャロは首を降った。
「どうにも君は幻想郷の事…いや、こいしちゃんや紬ちゃんの事になると無理をしすぎな傾向にあるよ。このままだったら…君、本当に死ぬよ?えーと…過労死?」
「過労死なのかよ!」
と、俺は突っ込んだ。
いやいや、強者との戦いで死ぬんじゃなくて過労死かよ!とんだブラック企業だな幻想郷っ!
「だからさ今から君を現代に帰そうと思うんだ」
現代…恐らく今の時代って訳じゃなく外の世界って事だろう。
少し憂鬱だ…外の世界ではどうなってるんだろうか?
でも、それが最善の策だと言うなら…
「はい。分かりました」
と、俺は頷いた。
俺は皆と別れることを決意した。覚悟した。そしてあの世界へと戻ることを決心した。
「じゃあ決まりだね」
そして俺の真下に魔方陣が現れた。
今からあの世界に帰るんだ。
「じゃあ動かないでね」
そして俺の体が浮き始めた。
これがシャロの転移魔法なのだろう。
そして俺の真上に突然空間の亀裂が出来上がった。まるで紫のスキマみたいだ。
この世界…色々あったな…
俺が幻想郷に初めて来た日。その日にこいしと出会ったんだっけ?
そして初めての異変。紅霧異変。確か紅魔館があの時に幻想入りしたんだったな。
春冬異変。春なのに冬の状態が続く。俺の無茶はあの頃から始まってたのかな?西行妖…強敵だった。
永夜異変。俺達と音恩達が初めて出会った異変だ。
そして龍生の親父との対決…龍生の心にまとわりついていた闇を取り払う事が出来た。
そして博麗神社争奪戦…引き分けだったが現状維持で良かった。
そしてポリオンやダーラ、ダークと戦ったな。
色々つらかった事は合ったが今は…
「とても良い思い出となった…普通の人じゃ経験できないこと。そのすべてを…」
俺は息を思いっきり吸い込んだ。
目尻には涙のプールが出来ていた。
そして大声でこう叫んだ。
「素敵な思い出をありがとう!幻想郷!」
その次の瞬間、俺は久しぶりの自宅のベットの上の居た。
そして俺は上を向きながら呟いた。
「そしてありがとう…」
幻想郷…
俺はこの感謝を記憶に残すために絶対に届くことのない最愛の人への手紙を書いた。
こいしへ
突然こんなことになってごめん…急に姿を消してしまって…
俺にとってはこいしが生きている事が最大の喜びだからさ。だから生きて…俺は無事だから。
そうだ!俺は本物の神様に会ったんだ。その人に助けてもらった。もしかしたらその人の事古本屋においてあるかもな。シャロって言うんだ。
じゃあ…お互い…元気に暮らそうぜ。
by真
「ふふっ…しょうがないわね…」
次の日
「あれ?俺の書いた手紙は?」
もしかして
「幻想郷の奴…最後まで泣かしに来やがる」
最後にもう一回…
ありがとう幻想郷…そしてさらばだ
はい!第99話終了
本当に次回も一応ありますからね!(2回目)
あと、最後の涙のプールとかはリアル主の心情です。
それでは!
さようなら