やはり俺とこのダンジョンは間違っている 作:ばーたるゃん
こんにちは、いつも閲覧ありがとうございます、こんな自己満足作品が100件お気に入り登録されててびっくりでした。
あの魔石袋の件から約二時間、結構な数を倒せた、もちろん後ろから切る→隠れるのくりかえしで、おそらく今日の目標には届くだろう。
朝から潜ってるベルたちに比べたら短い時間だろうがさすがに疲れるな...
「...帰るか」
まだ3層目ということもあって地上にでるのには時間はかからなかった
...ギルドにこの魔石もって行くんだったな、確か
~ギルド~
今日の目標3000に対して今回の収入は6000を超えた、もらった魔石が聞いてたより高かったのだ、下層に行けば一個こんくらいがふつうになるのか?
「あれ?ハチマン様?」
この声はリリルカか、ということはベルもいるな
「よぉ、なんだ」
「ハチマン、今日からダンジョンに潜れたの?てっきり明日からだと思ってたのに」
「まぁ一層目だがな、お前らは何層くらいに行ってるんだよ」
「僕らは10層目ぐらいにいたよ、でも本調子じゃなくてね...」
...10層目のモンスターの強さがいまいちわかんねぇな、まぁそのうちいけるだろ
「ハチマン様ははじめて冒険者としてダンジョンに潜ったんですよね?いくらぐらい稼がれたんですか?」
「...大体6000くらいだ」
「そんなに稼いだんですか?一層目にいたわりには結構稼げてるじゃないですか」
「まぁな、早いとこ借金は返したいしな、じゃあこのまま俺は帰るわ、疲れた」
「そっか、じゃあちょっとまってて換金してくるから」
...一人で帰る感じで話してたよね?まぁいいけど
しかしリリルカが異常なほど魔石が入った袋をもってたな、あの量で本調子じゃないのか
え、ベル化け物すぎねぇか?
\ソレデハベルサマ、マタアシタ/
「お待たせハチマン!それじゃ帰ろうか」
「あぁ、ところでベル、おまえの防具ってどのくらいの値段だった?」
「この防具?これは9900ヴァリスだったと思うけど...なんで?」
「あ、いやこの防具が6000ヴァリスしたから、ぼったくられてないかなと」
「へぇ~、ちなみにその防具の名前は?」
「名前?」
「うん、僕のはちょっとアレだったからハチマンのはどうかなって思って」
防具に名前なんかついてんのか、ベルのはよほどひどいんだろうな...
「防具名ってこれか?...」
...猫鎧〈ニャンタロ〉...ぎりぎりセーフか?いや、アウトだな、人に言えたモンじゃない
「どうだった?名前」
「ふ、普通だ...!うん、大丈夫だ問題ない、そう、まったくない!」
「そ、そっかー、なら良かった...」
俺の必死さに何か気づいたらしくそれ以上は詮索してこなかった...よかった
「あ、ごめん!ハチマン!僕はちょっとよるところがあるから先に帰ってていいよ!」
「おぉ、わかった、じゃあまた後でな」
そういうとベルは確か豊饒の女主人とかいう店があるほうへ行った
~15分後~
あれから家に帰って、ぼーっとしているとヘスティアさんが帰ってきた
「ただいま!ハチマン君!」
「...うす」
「まったく...君は無愛想だなぁ、お帰りくらい行ってくれてもいいだろう?」
「そうですかね」
「そうだとも。ところで、今日はどうだったんだい?」
...そうだった、この人はベルを取り合うライバルを減らそうとしてたな
「なにがですか...あ、借りてた12000ヴァリスはまたすぐ返しますよ、とりあえず半分の6000ヴァリスかえしますね」
「半分しか使わなかったのかい?」
「いや、全部つかいましたよ」
「...盗みでもしたのかい?」
失礼な!
「そんなことしませんよ、今日のダンジョンの収入です」
「12時から行ったとしても...今日はじめてダンジョンに潜った君がこんなにも?」
「はい、大変でしたよ」
追いかけられたり他人と会話したり...
「いったい何層まで降りたんだい?」
「いや、三層目ですけど...」
「三層目でこの金額か...嘘もついてないし...」
え、なに?おかしいことなの?あ、そういえばいい忘れてたことがありましたね、まぁ言うのもめんどくさいしいいか
「ただいまかえりましたー」
「おかえり!ベル君!」
「よぉ、おかえり」
「よぉし!ベル君も帰ってきたし!夕飯にしようか!」
次回、比企谷八幡は平穏に暮らしたい(大嘘)
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