やはり俺とこのダンジョンは間違っている   作:ばーたるゃん

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 しばし間が開いてごめんなさい


 ハチマンがハチマンじゃない


ハチマンとキラーアント

...まぁ一緒にいくことになったのはわかる、ただ、肝心のベルはどこ行ったんだよ...

 

 

 そう、俺はベルといつの間にかはぐれてしまっていた...ぼっちの神でも憑いてるのか...?いや、もとからでした、てへぺろ☆

 

 

...自分でやってて吐き気がする...これ以上はやめよう...

 

 

 よし、帰り道もわかんねぇし隠れてベルが来るのを待とう、ちなみに今は4階層だ

 

 

\イマ、ナニカイタゾ!コッチダ!/

 

 

 やばい、気づかれたか!...やばいどころか助かりますよね

 

 

「いたぞ!...ってヒキガヤか?」

 

 

「は?...誰ですか?」

 

 

「俺だよ俺!この前の魔石袋の!」

 

 

 俺だよとか言われてもなまえしらねぇし...

 

 

「一人でこの階層に来たのか?」

 

 

「いや、もう一人居たんだが、見てないか?」

 

 

「みてないな、階段のとこに行きゃあ会えるんじゃないか?」

 

 

「そうか、助かった、じゃあな」

 

 

 そういって俺は颯爽とその場から走り去るはずだったのだが、腕をつかまれて逃げれない...離せよ

 

 

「待て、ヒキガヤ、一人で階段のところまで行けるのか?」

 

 

「あぁ、行ける」

 

 

 まぁ、見つからなければいい話だろう

 

 

「そうか?それならいいんだが」

 

 

「じゃあな...えっと?」

 

 

 名前知らなかったわ、この人の

 

 

「あ、俺の名前はヨシテルっつうんだ、ロキファミリアに所属してる」

 

 

 ヨシテル...なんか嫌な名前だ...まぁ、こっちは中二病ではなさそうだしいいか

 

 

「ロキファミリアってあのでっかいとこか?」

 

 

「あぁ、ハチマンはどこに?」

 

 

「俺はヘスティアファミリアって言うところに...」

 

 

「ヘスティアファミリアか!あのアイズさんが一目置いてるやつがいるって言う...!」

 

 

 うん、これはベルのことだな、後で聞いてみよう

 

 

「あ、急ぐんだったな、すまん、引き止めて...」

 

 

「あ、あぁ、じゃあな!材木座!」

 

 

 間違えた、逃げよう!

 

 

「材木座!?俺か?おい!ヒキガヤ!」

 

 

 何も聞こえないから逃げよう、大丈夫だ、安心しろ...

 

 

 

 

 

 ...よし,こんなけ離れたらいいだろう。ベルを探そう......今、白髪の少年が見えた気がする...

 

 

 あの防具... 絶対ベルだ、よし、行くか

 

 

 そう、近くにベルがいるという安堵から俺は安心しきっていた、俺はいつの間にかモンスターに囲まれてしまっていた、しかも、なんかでっかいアリに...

 

 

「ベル!助けてくれ!」

 

 

 聞こえてるといいが...いや、その心配はなさそうだ、こっちに向かってきている

 

 

「ハチマン!待ってて!」

 

 

 これだけの数をベルはどうする気だ...

 

 

「ハチマン!伏せて!」

 

 

「ファイアボルト!」

 

 

 なるへそ、魔法なら早くカタがつきそうだ...ソレよりもこんなに使って大丈夫なのか?

 

 

「ファイア...ボル...!」

 

 

 ベルが倒れた、残りは3体...俺ひとりでやれるのか...?

 

 

 さっき攻撃していたベルに矛先が向いているな...狙うなら今だ!

 

 

 あくまで静かに、気づかれず、弱点を見極めて倒す。このアリならおそらく頭と胴体の付け根、できるか?いや、やらないとベルも俺も死ぬ...!

 

 

「...っ喰らえ!」

 

 

 一匹目はうまくしとめた、次だ!

 

 

 付け根に...!すこし刺さったが折れてしまった、ダメージはあまり入ってないだろう...なら!

 

 

「ベル!ナイフを借りるぞ!」

 

 

 この階層にもぐるまでに見た感じからするにこのナイフはかなりの強度を持つはず!これなら...!

 

 

 さっき剣を刺した場所にこのナイフを!突き刺...!

 

 

「ぐぁっ!」

 

 

 もう一匹のほうに背中をえぐられた!死ぬほど痛い...!がここで俺が死ねばベルも死ぬ...!

 

 

 それだけは避けなければいけない...!

 

 

 俺はさっきの一匹にナイフを突き刺し霧になったことを確認して、もう一匹に視線を向けた、敵はまっすぐ牙を向け跳んできていた、なら、まっすぐナイフを向ければ必ず刺さる、いや、このナイフなら貫通する!

 

 

 

 

...予想通り、ナイフはアリを貫通した。

 

 

「とりあえず命の危機はまぬがれたな...」

 

 

 早いとこベルをどうにかして上に連れてかねば...

 

 

 ベルを担ぐか...というかソレしかないよな...

 

 

 そう考えた俺はどうにか地上までベルを連れていった、途中から足引きずってたけど、

 

 

...あとはホームまで行けば大丈夫か

 

 

 

 

~ホーム~

 

 

 ベル重ぇよ...ベッドに寝かしときゃいいよな。

 

 

...疲れた、俺も少し寝るか、風呂はその後でいっか...




 いつものように問題点が多そうなので指摘おねがいします

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