やはり俺とこのダンジョンは間違っている   作:ばーたるゃん

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この話は中層に行くまでの間の話です


比企谷八幡と魔法

~ホーム~

 

 

「ハチマン君。ステイタスの更新だ!楽しみだろう?」

 

「あー、そうっすね」

 

「あー!でも期待はしないでくれよ?まだ君は冒険者になったばかりなんだからな」

 

「いや、期待なんてしてないですよ」

 

 ほんとだよ?

 

―――――

 

Lv:1

 

力  E 460

耐久 B 798

器用 C 680

俊敏 B 780

魔力 I 60

 

 

MAGIC:[インガーンノ]

・速攻魔法

・一日一度使用可能

・30秒間、自身の能力を大幅に上昇

 

SKILL:

 

 

 

 

 

―――――

 

「魔法...!」

 

「ハチマン君、いっておくが、その魔法は必ず秘密にしておくんだ」

 

「え?あ、はい...?」

 

「君のスキルはかなり希少なものだ、それこそ、このオラリオに何人かいるかぐらいのね」

「そのスキルが知られたら君は今までのように自由な行動がしにくくなるだろう」

 

...なるほど、まぁ口外しないというか、できないんだがな、する相手がいないから

 

 ステイタスは...思った以上にあがってるな、まだ15日ぐらい...いや、もう15日もたってたのか

 

 まぁ、ほかのやつのステイタスは知らんがベルが一ヵ月半でレベルアップするんだ、いまさら俺のステイタスを気にするやつもいねぇだろ

 

 

 

〔ヘスティア視点〕

 

 

 ハチマン君...実は君にスキルが発現しているんだ...君にはいえないけどね

 

 ベル君と同じ系統のこのスキルも他神に知られてはいけないな...

 

「ヘスティア様?どうしたんですか?」

 

「あ、いや!なんでもないよ!ちょっとかんがえごとがあってね!」

 

 

 

~次の日~

 

 あぁ...疲れた

 

 今日、俺がダンジョンにもぐってから8時間がたった

 

 今日はベルたちとは別でダンジョンに来ている

 ベルに頼りっぱなしはいけないからな、ちなみに今は8階層にいる

 おっと、早速モンスターが来たみたいだな

 

...アレはキラーアントか、まぁ、この太刀があれば苦戦はしねぇだろ

 

 

「おっ...らぁ!」

 

 一撃、やっぱりあの鈍らとは違うな、キラーアントを一撃で倒せるなら結構行けんじゃねぇか?

 

「...まぁ、もう一層降りても大丈夫か」

 

 

というわけで9層、ルームに来た

 

...壁からひび割れの音がしている、しかもルーム全体の壁から...ひびの大きさから見ておそらくゴブリンだが...やべぇな

 

「他のグループはいない、まぁ、ゴブリンならなんとかいけるだろうが...」

 

 ひびから完全に出たゴブリン共がこっちにむかってきた、魔法は...使わなくていいな

 

 飛び掛ってきたゴブリンどもに一閃

 

「はぁぁっ!」

 

 いける...!今の一撃で3体!残るはざっと20体!

 

 

 

「はぁ...はぁ...」

 

 さ...流石にあの量はキツイかったな...腕の筋肉が張ってるんだが...絶対明日は筋肉痛だな

 

「...ふぅ、とりあえず魔石回収するか...」

 




今回は八幡の魔法を追加しました、ちなみに[インガーンノ]はイタリア語で欺瞞という意味です

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