やはり俺とこのダンジョンは間違っている 作:ばーたるゃん
くっそ、むちゃくちゃ体がいてぇ、ヘスティアがベッド、ベルがソファ、俺が床に毛布という形で寝た、ベルとソファの譲り合いになったが俺が論破した、ホントウダヨ!
「あれ?ハチマン様?」
「うす」
「ベルなんd「ベル様はどうしたんですか?」
こいつ...
「ベルならホームにいるぞ、ヘスティアさんの看病中だ」
「看病?かぜでもひいたんですか?」
「二日酔いだ」
あの人、異常に飲んでたからな、いや、普通なのか?
「何で知ってるんですか?」
なんかあやしまれてますね、仕方ないね
「俺、昨日ヘスティアファミリアに入団したんだよ」
「やっぱりそうでしたか、そうなると思ってましたよ、ベル様のことですから」
あれ?わかってたみたいな言い方だなぁ、まぁあいつ人助けとかよくしそうだしな
「それと、今日はダンジョンにもぐらない、いや、潜れないから、ほら、ベルいないし」
「仕方ないですね。」
「このままじゃ帰ってしまう、このまま帰ったら笑いもんだよ... 仕方ない。
「な、なぁ俺、この町のことあんまり知らないからおしえてもらえないか?」
「それはベル様からの提案ですよね?」
「ん、あぁそうだ、俺がこんなこと考えるはずもないからな」
こんなこと俺が考えたっていったら引かれるまである、だから考えない
「そうですか...まぁわかりました、この町を案内しますね、とりあえずこの荷物を置いてきます、すぐ戻ってきますから」
ベンチに座って十数分、リリルカの姿が見えた、見つけられるかな!俺にはステルスヒッキーがある!
「何笑ってるんですか?ハチマン様?」
あ、普通に見つけられてしまった、ちゃんと機能してよ!もう!
「いや、なんでもない、大丈夫だ、それよりもリリルカ「町案内ですね」
「そ、そうだ、よろしく頼む」
リリルカは歩き始めた、7歩送れて俺はついていく
「何でそんな遠いんですか、説明ができませんよ」
「お、おう、すまん」
「まず、どこからでも見えてるあのタワーからですね
「あれはバベルといって、全部で50階あります、中は20階までは公共施設や換金所、各ファミリアの商業施設が軒を構えてます」
「その上はどうなんだ?」
「神以外には関係ないですよ」
つまり、神の領域ってことか、え、なにそれ厨二心が反応してる
「ところで、ハチマン様は、これからどうするんですか?」
「ん?なにがだ?」
「ハチマン様は冒険者になられるんですか?」
冒険者って昨日のダンジョンの中に潜るんだよな、聞くだけならやってみたいと思うがな...
「なられるつもりなら、ギルドにいって冒険者登録しなきゃなりません」
えぇ...めんどくさいな、もしかして人と話さなきゃいけないんですかね...
「で、どうするんですか?」
どうするか...か、まぁ、今すぐ決める必要もないだろう
「まぁ、そこらへんは自分で決めてください、リリには関係ないので」
まぁ、帰ってからでも考えてみるか
その後も案内してもらって大方教えてもらったからいいと言って帰ってきた
「おじゃましまーす」
「あ、おかえりハチマン、もう良かったの?」
「あ、あぁ、大体のことはわかったしな」
「んで...ヘスティア様は?まだ寝てるのか?」
「一回起きてきたけどまた寝ちゃったよ」
「本当に神様か?この人...」
「それは間違いないよ、僕も神様のファルナを受けてるし」
「ふぁるな?なんだそれ」
「ハチマンも一応受けているはずだよ、まだ、実感はできていないだろうけどね」
ほう?興味あるな、続けろ。
「具体的にいうとね、エクセリアを、あ、エクセリアは...経験?みたいなもので、その、エクセリアを得ると能力が上がったり、新しい能力を発現したりするんだよ」
つまり経験値だな、まるで、ゲームの世界みたいだな、つまり、俺はやばいよな、経験値0、レベル1、という状態のはずだ、あれ?別によくないか?ダンジョンに潜らなければいいだけだな。大丈夫だ
「ハチマンは冒険者にならないの?」
「あぁ、ベルすまn「おや、ハチマン君も冒険者になるのかい?」
あんた寝てたはずだろ!しかも何回目だ、割り込んでくるなよ
「あ、いや、おれは...「それならベル君!今からでもギルドに連れてってやりなよ!」
あ、これはまずい、このながれは...
「い、いいの?ハチマン」
「ハチマン君!がんばれよ!」
この流れでは断れるわけがない、ベルも期待した目で見てるし
「わかりましたよ、ヘスティア様」
「ハチマン!本当にいいの?」
「あぁ、そういうわけだから、その、なんだ、よろしく頼む」
そんなこんなで俺は冒険者になることになったのであった...
今回はどこで終わらせようかと思って悩みました、まぁどちらにせよ短いんですけどね