やはり俺とこのダンジョンは間違っている 作:ばーたるゃん
今回はバベルでの買い物前編といったところでしょうか
あぁぁあぁあーーー!バッカじゃねぇの!?バーカ!バーカ!なにが俺たちのホームだ!
「...もうやだ、死にたい...」
「さっきから何をもだえてるんだ、君は」
「...あぁ、ヘスティア様ですか...」
まぁ、それ以外ありえないんですけどね...
「今日は買い物に行くんだろ?」
そういえばそうだった、今何時だ?
「今何時ですか?」
「今は...8時だね、もうベル君たちはダンジョンにいっちゃったよ」
はやいな、もしかしてあしたから俺もその時間に起きなきゃいけない?
「ほら、ボクはバイト行かなきゃ行けないから金だけ渡しておくよ、言っておくけど無駄使いは厳禁だよ」
神様がバイトか...
「へスティア様はどこでバイトしてるんですか?」
「多分、今日君が行くところだよ...」
「そ、そうですか...」
「まぁ、その、お金ありがとうございます、いつか返すんで」
「期待してるぜ、今日はがんばってきなよ!」(ここでハチマン君とあのアドバイザー君をくっつければ、僕のライバルは減る!期待してるぜ!ハチマン君)
...がんばっていきなよって言うのは何か思惑を感じるな、まぁ、その思惑もわかってるんですけどね
「じゃあ、行ってくるね!」
一日中バイトか...いつもお疲れ様です、ヘスティア様
そういえば今日、どこいくか教えられてないな...まぁ、どうせわかることか
さてと...まだ時間があるな...一眠りするか
あー、今何時だ?......9時50分...
やばい、殺される...! そう直感的に感じた俺は走って集合場所に向かった
夢中になって走っていると噴水がみえてきた、あの人は...よかった!まだ来てないみたいだ。
噴水まで来て息を整えようと止まった瞬間
「おぉ~、ぴったり10時だね、でも、こういうときは男性が先に来るものじゃないかなぁ?」
この声は...いや、見なくてもわかる、エイナさんだ。
「こんにちは...」
「君、走ってきたよねぇ、もしかして、忘れてた?もしそうなら、お姉さん泣いちゃうぞー?」
どこかで聞いたようなフレーズは無視する
「いやだなぁ、忘れるわけないじゃないですか」
「じゃあ何で走ってきたの?」
「あ、いや、アレがアレでして」
「んん?」
「すいません、寝てました」
怖っ!このひと怖っ!
「そっかー、寝てたのか~、まぁいいや、ソレよりも今日の私のこの格好を見て何か言うことはなぁ~い?」
「あ、あぁ、その、なんというか、わかわかしいですね」
「君もそんなこといっちゃうかぁ...」
「ハチマン君、私はいつも老けて見えるの?」
上目遣いはやめてください反則です
「そんなことないです、いつもよりも若々しいってことですよ」
「本当?」
「え、えぇ、」
「そっか、まぁ今はいいや、それよりも今日の目的を果たしに行こう!」
吹っ切れたのかなんか知らんが、さっきみたいなめんどくさいのよりはいいか、しかし...
「あ、あの...行くってどこに...」
「バベルだよ!付いてきたまえ!ハチマン君!」
こっちはこっちでめんどくさそうだな...
そんなことを思いながらついていくと
「よし、到着~、さ、ハチマン君ついてきて」
うわっ、高すぎだろ...今借りてるこれ全部使っても買えねぇ...
「いらっしゃいませ!お探しのものはなんでしょうか!」
...は?いや、確かに今日俺が行くとこっていてたな...なるほど、こういうことか
「ヘスティア様、ここでしたか、バイト先」
「うん、知ってたよ、会うと思ってたよ、ハチマン君」
知ってた?未来予知でもでもできるんですかね
「まぁ、買い物を楽しんできたまえ、ボクは戻るから」
「は、はい...」
「...行こうか、ハチマン君!」
「あんまり驚いてなさそうですね、エイナさん」
「そりゃあ二回目だしね、ベル君と買い物に来たときにも会ったんだよ」
なるほど、だからさっきヘスティアさんも知ってたなんて言ったんですね、未来予知なんてなかった
「へぇ...そうなんですか」
「とりあえず今は君の防具だよ」
そう言われて、ついていくとなんか新米の作品が集まるという場所へつれてこられた
「ここで君の武器と防具を探すよ、さぁ、行こうか」
「...探すって結構はじのほうなんですね」
「いいものは自分から姿を見せないんだよ」
全身よろいとかもあるのか、重そうだな...出来れば身軽なほうがいいんだが、なにかないだろうか
そんなことをかんがえてたなを見ていくと、足に木箱がぶつかって確認のために下を見下ろした
そして、見つけたのだ、俺の理想の防具を、偶然だけど
指摘を受けて、セリフをかぶせないようにしました、まだまだはじめたばっかりなので、見る側の考慮が出来てないかも知れません、見にくい点をご指摘くださるとうれしいです。
それではまた