悪逆皇帝ルルーシュは破壊と裏切りの限りを尽くし、まさにディストピアを構築しつつあった。その時代を生きる人間にとって、皇帝ルルーシュはまぎれもなく「この世すべての悪」を体現していた。―――――――そんな時代の話である。
皇帝直轄領日本、フユキ ここに連日世間を騒がせている男のがいた。その男の名を雨生龍之介という。
「満たせ、満たせ、満たして、満たして・・・満たせっと。はい!今度こそ五度ね。おっ
けい!」
龍之介のいるマンションの一室は杯盤狼藉で散乱しておりバケツ、生ごみ、のこぎり、チェス盤が整理されることなくそこにあった。そして一番異彩を放っていたものが人間、いや人間だったものであり、その数は片手で数えられないくらいであった。
龍之介の手には古文書のようなものが、足元には陣のようなものがあり、本人は呪文のようなものを唱えていた。
龍之介は呪文を唱え終えたのか、彼以外に唯一生きている人間である少年に近寄り話しはじめた。
「悪魔ってほんとにいるのかなぁ?ぼうや」
少年は恐怖に身をよじりながら、助けを呼ぼうとするが口にくわえたガムテープのせいで、それはできない。
「いろんなメディアはよく俺のこと悪魔呼ばわりしたりするんだよねぇ。でもそれって、もしもほんとの悪魔がいたりしたらけっこうな失礼な話だよねぇ?そこんとこすっきりしなくてさぁ、、、チューッス!!雨生龍之介は悪魔であります!!」
少年がさらにおびえる。
「~~~なーんて、名乗っていいもんかどうか、、、そしたらこんなもん見つけちゃってさ♪」
先ほどの古い書物を見せびらかす。
「これなんか古文書?みたいなやつなんだけどねぇ。なんかうちのご先祖様、悪魔を呼び出す研究をしてたみたいなんだよねぇ。そしたらさぁ!ほんものの悪魔がいるのか確かめるしかないでしょ?でもねぇ万が一悪魔とかが出てきちゃったりしたらさぁ、何のおもてなしもなく世間話だけってもの、けちな話じゃん。だからね、ぼうや」
龍之介がやさしく問いかける。
「もし悪魔が出てきたらぁ、ひとつ、殺されてみてくれない?」
その言葉を聞いた瞬間、少年は悲鳴にもならない悲鳴をあげる。
「あははははは! 悪魔ってどんなやつなんだろうね?やっぱりルルーシュ陛下みたいな人なのかなぁ!なんたってあの人はすごいよぉ!俺が一生かけても殺せない人間の数を、たった数か月で殺し尽くしちゃうんだからね!それからきっと_______痛っ!!」
龍之介がさらに語ろうとすると右手の甲に激痛が走った。そして甲に紋章のようなものが浮かび上がる。
「なんだこれ?」
すると突然、龍之介が描いた陣が光り始めた。
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
轟音とともに煙が湧き上がる。数秒経過し、煙の中からある人物が現れた。
漆黒の仮面に漆黒のマントを身に着けている。今や世界の誰もがその名前を知っている。そう、その名は______
「私はゼロ。問おう、あなたが私のマスターか?」
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はじめまして、いなつきです。ふと思い浮かんだ、設定をそのまま書いちゃいました。(笑
タイトルの通りコードギアスとfateの世界を混ぜてみました。
Fate/zeroは20世紀終盤の出来事らしいんですけど、今回の時代背景は皇歴2019年の皇帝ルルーシュの時代でかなり無茶な設定にしてあります。(笑)まあ、パラレルワールドってことで、ひとつ。
神聖ブリタニア帝国が存在しているので、セイバーがどのように動き、どんな願いを抱いているのか、考えどころです。
ギルガメッシュやイスカンダルが世界征服された世界でどういった反応をするのか?
見ての通り、これが初めての作品です。つまりまるっきりの素人です。なんで、到らぬところは大目に見てください。
それでは、また近いうちに!