しかし「今晩は」として使うと変態と間違われる可能性が高いので気をつけましょう
DAIGO話・無駄の無い無駄に洗練された無駄な性格崩壊
武偵高、学園島から東京へと続く橋にて、爆走するバイクが一台。
「うおぉぉっ!?」
かなり際どいハンドル操作だが、何故か事故は起こしていない不思議。
「このHayabusa凄いよぉ!流石B-KINGの姉妹さん!」
と叫ぶが風圧により全く意味不明な叫び声となる。
武藤から奪……狩りたこのバイクの性能が良すぎるのだ。
Hayabusa自体性能は世界トップクラスの代物だが、購入時に業者が勝手にハイになり付けたニトロがある。
下手すれば新幹線並に速い(確信)
「風になれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
そんな訳で、鶴葉はもうしばらく風になる楽しみを味わうのであった。
学園島には武偵高は勿論生徒達の寮からコンビニ、ガンショップ、ちょっとしたデパートまで様々な施設が揃っている。
「シンジィィィィィィィィィィィィィィッッッッ!!!!!」
「ん、武藤か。どうし……ウオォォォォッッッ!!?」
そして男子寮、『遠山金次』と表札のある部屋のドアがぶち壊す勢いで開け放たれ、部屋の主へと武藤はタックルをかました。
それを部屋の主、遠山金次ことキンジは大柄な武藤のタックルを紙一重で躱す。
「なにしやがる!危なかったぞ!」
いきなりのタックルに対し、正当な怒りを親y…悪友の武藤にぶつけるキンジ。
「うるせぇぇぇぇぇえ!!隼が盗まれちまったんだよぉぉぉぉぉ!!!」
そしてキンジの正当な怒りに対しを八つ当たりで返す武藤。
「……ってハァ?お前今日届くとかって自慢してた例のバイク、盗まれたのか?」
「…ああ、多分今日武偵高に侵入してきた奴と同一人物だぜ」
武藤が八つ当たりをし掛けて来た理由を察したキンジ。
それより、『武偵高に侵入者』というキーワードがキンジの脳に引っかかる。
「それより…武偵高に侵入者だって?」
「ありゃ?キンジ、お前聞いてないのか。もう知らない奴はほとんどいないぞ?」
とりあえず立ち話もなんなのでソファーに座り、話す二人。
「簡単に話すと今日の昼頃にいきなり武偵高に単独で乗り込んで来たへんてこりんな紅白野郎が平賀さんの試作品…えっと、なんつったかな……名前は忘れたけどマントっぽい最新の防弾着を盗んでったんだよ。俺の隼もな。」
「……大体わかった。」
武藤から話しを聞いたキンジは、ある事が心配になった。
先日、ハイジャック事件でも関わって来たと推測できる組織『イ・ウー』。
アリアーーつい最近この武偵高に転校して来たワガママで怒らせるとすぐ銃が出る少女、神崎・H・アリアに忠告され。あまり詮索はしていなかったがどうしても気になった。
『ソイツもイ・ウーの一員か?』
と、考えてしまう。
一度はまった思考は簡単には振り払えない、キンジの脳は次から次へとイ・ウー関連の事を引っ張り出す。
『イ・ウーだとしても、何故こんな自殺行為を?』
「キンジー」
武偵高は文字通り武偵を育成する施設、今日は数少ない休みのためにその生徒は少なかったが、こんな虎の穴に入るなど自殺希望者にしか思えない。
現に、既に武偵高最高学年でありプロの武偵に最も近い存在、三年生が動いているのだ。武藤曰く
「キンジー?」
『という事は全く別な組織か?又は個人によるもの…』
いくら巨大な組織だとしても武偵高に単独で侵入させるのは無いだろう。
つまり個人にものだと考えられる。
となると相手は相当な修羅場を掻い潜ってきたスゴ味のある人物、更に自信とそれに合う技術、知識があるに違いない。
「無視すんなよゴラァッ!」
バキィッ!!
「そげぶっ!?」
理不尽な 暴力が ! キンジを! 襲う!
「返事ぐらいしろやゴラァーーーッッ!!轢くぞテメェー!!」
訳ではなかった!
「表に出ろやァこの車オタクがよォーッ!!
正当な暴力に対して売られた喧嘩を買うキンジ。
武偵高に平和はあまりない……
どうしても「雑巾掛けしようぜ!お前雑巾な!」的なネタは入れたい…!