緋弾のアリア・そうだ、ガーベラストレートだ   作:メイカー

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炭 酸 飲 料 話


第六天魔王話・俺は…焦ったのかな……。

第六天魔王話・俺は…焦ったのかな……。

 

 

 

 

 

そして時はちょいと流れ翌日、学園島から少し離れた東京の街にて、新調した紅白の服(妹紅のまま)紅白の刀(ガーベラストレート)を後腰に差したキチガイ、鶴葉が暴れていました。

 

 

「雑巾掛けしようぜ!お前雑巾な!!」

 

ズザザザザザザザザザザザザザザ!!!!!

 

「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!主に背中が痛えぇぇぇぇぇぇ!!」

 

相手の1人は雑巾代りに壁の清掃に使用され。

 

 

「ユゥゥゥゥゥゥゥ!キィヤァァァァァァンン!フリャァァァァァァイイィィィ!!!!」

 

ポォ〜〜ンッ グショッ

 

「ノオォォォォォォォォォォッ!!?」

 

1人は放り投げられて壁に叩きつけられ。

 

 

 

「ひいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!お助けぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

「だが断る。ガーベラストレートォォォォ!!!」

 

ザンッッッ!!

 

「トゥー!トゥー!トゥー!トゥー!トゥー!トゥー!トゥー!トゥー!トゥー!トゥー!」

 

ゴッ!ゴッ!ゴッ!ゴッ!ゴッ!ゴッ!ゴッ!ゴッ!ゴッ!ゴッ!ゴッ!

 

「くぁwせdrftgyふじこlp!!?」

 

最後の1人は逃げようとした所を鶴葉が投げたガーベラストレートにて裾を深く壁に縫い付けられ、そのまま執拗なキックの被害者となりました。

 

 

そんなこんなで痙攣していたり足が変な方向に曲がったり泡を吹いたりしている両腕の青いリストバンドが特徴の男性三人前がいっちょあがり。

そしてその三人前を作り終えた鶴葉は軽く伸びをして清々しく

 

「ふー、いい仕事したー!」

 

と。真昼の街中でさけびました。

既にさっきから周りに人だかりが出来ています、ここまでドンパチすれば当たり前でしょう。

どこからか分かりませんがパシャパシャとケータイのカメラ音やファンファンとサイレンの音も聞こえます。

 

 

鶴葉は特にそのサイレンの音ーー青い正義の味方が気になり、ちょいと音が鳴っている方を見ると

 

「居たぞ!例のA級犯罪者だ!」

 

人混みの中から出てきたのは、確かに正義の味方でした。

 

「俺たちが税金の無駄遣いでは無い事を思い知らせてやれ!」

 

「「「「サーイエッサー!」」」」

 

 

ですが、青い正義の味方ではありません、黒い正義の味方でした。

ついでに言うと全身を覆えるシールドと警棒を持って居ました。中にはアサルトライフルを装備している黒い正義の味方が居ます。

そして、全員のシールドや背中には『機動隊』とプリントされてました。

それが計15人越え。よく奥を見ると見るとさっきまでは人混みで見えませんでしたが機動隊専用のパトカーや武装トラックがあります。

 

「アイエエエエエエエ!!機動隊!!機動隊ナンデ!?」

 

驚く鶴葉ですが当然です。昨日の武偵高への侵入によって鶴葉は犯罪者レベルが常時5以上になったのですから機動隊が動いても可笑しい所はありません。

 

 

「い、今のうちに逃げるぞおい!紅白い悪魔なんて真っ平だ!」

 

鶴葉が機動隊に目を取られている内に男達はヨロヨロとおぼつかない足取りで逃げていってしまいました。

 

「あ!ちょっとちょっと…って行っちゃったか……。」

 

慌てて追いかけようとする鶴葉ですが今は機動隊、よく見たらじわじわと鶴葉の周りを囲う様な陣形へとなってます。

 

そんな黒い正義味方達、機動隊の中から1人の男が出てきました。男は黒くはなく、水色でした。

 

「観念するんだな。悪いが俺は模擬戦でも筆記でもスペシャリストなんだよなぁ…。運が悪かったな、A級犯罪者さんよお」

 

明らかに隊長といった風貌ですがどう見ても伝説の炭酸飲料さんです、本当にありがとうございました。

 

しかし、鶴葉はそんな炭酸飲料隊長を無視、目標を逃してしまったのでもうここで機動隊とドンパチする必要はありません。

機動隊を警戒しつつ壁に刺さったままのガーベラストレートを回収しておきます。

ちなみですが機動隊の戦力は洒落になりません、ル○ンのカリオ○トロの城などでは初っ端からぬかるみにはまったり、まんまとル○ンに騙されたり、センサーレーザーにビビったりと、マヌケキャラ担当でしたが現実は違います。

選び抜かれたエースの集まりであり装備も十分。そして複数のケースにも応じれる適応性。

結果、機動隊はAランク武偵数人を相手にできるわけです。

 

 

じりじりと周りを囲ったまま、鶴葉へと距離を縮める機動隊の皆さん。もう鶴葉から半径3〜4mの位置にいます。

流石の身体能力が強化されているプラスガーベラストレートの鶴葉でもピンチです、Hayabusaはここから少し離れたマックに駐車している為、機動隊を撥ねて強行突破するという策は使えません。

ガーベラストレートで暴れても機動隊の皆さんの前列は全員強化アクリルと合金製で作られているシールドを装備しています、いくらガーベラストレート程の名刀でも利用者が鶴葉(ド素人)ではどうしようもありません。利用者が利用者ならシールドごと斬る事なら楽勝でしょうが。

 

 

「さて、覚悟は出来たか?A級犯罪者さんよ。覚えておけよ、お前を捕まえた第四機動隊の隊長はこの俺………(トドロキ)秀雄(ヒデオ)だッ!!とっ捕まえろ!」

 

 

炭酸飲料、もとい轟が指令した瞬時、雪崩の様に機動隊の皆さんが鶴葉に突っ込んできました。

 

 

『これは………ッッ!』

 

 

第六話にていきなりピンチです、あと3mを切りました。後ろは壁、前と横には黒い正義の味方が攻めてきています。

ガーベラストレートは使えません、武藤から狩りたHayabusaも使えません。

 

 

ならば………。

 

 

「エ゛エーイ!」

 

「ダニィ!?跳んだだと!?

 

溜めのモーションをほとんど出さない華麗なフォームで鶴葉が上へと飛び上がりました。きちんと足を閉じ、両腕をあげる事も忘れていません。

 

そして三角飛びの要領で壁を蹴って機動隊のど真ん中へと跳びます。

 

「捕まえるんだ!全員アイツの武器に気をつけろ!スパッとやられんなよ!」

 

 

機動隊はこれまた見事な連携でシールドを持っている人達が鶴葉の着地地点へ移動しました。だった2秒程の出来事です。

 

 

「かかったなアホがッ!!」

 

しかしそれは失策です。鶴葉は着地せず、シールド装備の機動隊員のシールドの上部を踏み、再び跳びました。

 

 

「私(のシールド)を踏み台にしただと!?」

 

シールドを踏み台にされた機動隊員がこんな事を言い出しましたが鶴葉は止まりません、次々とシールド装備の機動隊員を踏み台にして行き、最終的にアサルトライフル装備の機動隊員の頭や肩を踏み台にし始め、とうとう機動隊の包囲網をいとも容易く突破してしまいました。もう路地裏に回ってしまって居ます。

 

 

「な…。なんだと…?早過ぎる…。」

 

そんな光景を口を開けて見ている機動隊員達と共に発された言葉。

 

 

そして機動隊の硬直が終わり鶴葉の捜索が始まるまで後3秒ほど。

 

鶴葉がマックに着くまでかかったのは38秒ほどでした。

 

 

 

 

 

 

 

 




さて、見切り発車で始まりプロットも全く無いこの作品、とうとうお気に入り数が30となってしまいました。ビクンビクン
これからもよろしくお願いします。
尚、次回の投稿は作者が文化祭の出し物であるアニメの編集とその他の所から引き受けてしまった映像編集作業で忙しくなる為、遅くなってしまいそうです
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