『ありがとう』をキミに   作:ナイルダ

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(裏)は文字通り裏方である77期生を主に話を構成していく予定です。
途中退場した78期生もたまに出てくるかもです。(裏)は台本形式で、細かい描写はなしにしてサクサク進んでいくつもりです。
77期生の十神君は便宜上『偽十神』『十神?』と表記させていただきます。


chapter0.5(裏) サツエイ準備

日向「なぁみんな、江ノ島からあの話を聞いたか?」

 

九頭龍「確か78期生の連中で映画撮影するんだったか? 全く呑気な奴らだぜ」

 

辺古山「しかしぼっちゃん、苗木もそれに賛同しているようですよ」

 

狛枝「なんだいそれは? そんな話初めて聞いたんだけど」

 

左右田「狛枝は江ノ島のやつから聞いてねーのか?」

 

西園寺「あの糞ムカつく汚ギャルがそんな話してたっけ。あんなやつの話なんて聞く価値ないしッ!」

 

小泉「日寄子ちゃんそんな汚い言葉を使わないのっ! あーそれとアタシもその話なら江ノ島ちゃんに聞いてるよ」

 

澪田「唯吹も盾子ちゃんに話を聞いてるっすよー! その時白夜ちゃんもいたっすよねー!」

 

十神?「そうだな。確かにそんな話をしていたな」

 

罪木「わっ、わたしも聞いてますぅぅ」

 

田中「フハハッ、俺様もあの真黒な魔女よりその某略について聞いているぞっ!」

 

破壊神暗黒四天王「「「「チュー!」」」」

 

ソニア「モチのロン、わたくしも聞き及んでおりますわ!」

 

終里「あぁ? んなこと聞いてねーぞ」

 

弐大「終里、ワシも一緒にいたが確かに言っておったぞ」

 

花村「密室の学園でナニをするんだろうね〜ンフフ」

 

七海「私も聞いてるよー。サスペンス映画って言ってたっけ?」

 

日向「じゃあ、みんな話自体は聞いてるんだな?」

 

狛枝「ちょっと待ってよ。そんな話ボクは聞いてないって」

 

十神?「お前と江ノ島は犬猿の仲だろう。だから教えられなかったんじゃないのか?」

 

狛枝「ひどい話があったものだね…まあ、彼女からその話を教えられなかったのはどうでもいいんだよ。ただ、苗木クンが賛同しているというのは聞き逃せないな」

 

日向「江ノ島によれば78期生全員が、既に映画を作る方向に同意しているらしいぞ」

 

七海「私たちはその手伝いをしてくれないかって話だったよね?」

 

狛枝「苗木クンたちが作る映画のお手伝いをボクらがするってことなのかい?」

 

左右田「そうみてーだぞ。どうしてオレたちが78期生の手伝いなんかをしなくちゃいけねーんだよ」

 

狛枝「なんでそんな大事なことをボクに教えてくれなかったんだ!? 〝希望〟そのものである苗木クンが映画を作るのか! 素晴らしいじゃないか! 全く……左右田クンはわかってないなぁ…。苗木クンがより強い〝希望〟へと昇華をするのなら、ボク達は喜んでこの身を捧げるべきじゃないか!」

 

小泉「狛枝の言い分はともかく、苗木は〝あの事件〟の立役者なんだよ! 間接的にでも助けられたんだから、手伝うべきだと思うけど」

 

終里「なぁ弐大のおっさん、〝あの事件〟って何だ?」

 

弐大「…ん?何って、〝人類史上最大最悪の絶望的事件〟じゃろう」

 

終里「ふーん。オレ、そん時の記憶がさ……」

 

七海「まぁまぁみんな、映画撮影の話に戻ろうよ。結局どうするの?」

 

九頭龍「チッ…恩を着せられっぱなしってなーオレの信条に反するからな。仕方ねー、手伝ってやるか」

 

辺古山「私はぼっちゃんについて行きます」

 

澪田「唯吹も全然オッケーっすよー! 映画のBGMや挿入歌は唯吹に任せるっすー!」

 

罪木「わっ、わたしなんかにできることがあるならなんでもやらせて下さいぃぃ」

 

日向(全員なんだかんだで手伝うことに賛成なんだな…。俺も苗木には返しきれない恩がある。江ノ島のやつが何を考えているかはわからないが…)

 

七海「日向君、どうかしたの?」

 

日向「ちょっと考え事をな…」

 

七海「ひょっとして江ノ島さんのこと?」

 

日向「……そうだ。あいつは1度俺とここにいる77期生を〝絶望〟に堕とした張本人。この映画の話の発端も江ノ島だそうじゃないか。何か裏があるかもとみんな考えているはずだ」

 

七海「でも苗木君も、それにみんなも一緒にいるんだよ? きっと何が起きようとも大丈夫だと思うけど」

 

日向「……そうだな。江ノ島のやつが素直に改心していればいいんだが」

 

七海「まぁ、なるようになるよ。きっと大丈夫」

 

日向「そうだな。もし何かあったら、今度は俺達が江ノ島を食い止めればいい!」

 

七海「うん! 前向きにいこう!」

 

 

余談であるが、江ノ島が77期生に映画の話をしたのは78期生の後であった。そして全員の承諾を得たのもまた、苗木達に映画の話を打ち明けた後だった。

つまり、苗木たちの説得に使った77期生の話は半分本当で半分は嘘である。

77期生には既に苗木の承諾も貰っていると嘘をつき、78期生には先輩方が既に協力してくれると、決まってもいない嘘をついた。

しかしこの2つは、両者の話が互いに成立した瞬間に嘘が無くなる。成立した際のタイムラグをいちいち気にしないが故に、江ノ島の掌の上で踊らされていたことに誰も気づかなかった。

こうして彼女の才能は無駄なく発揮され、計画は着々と進行していくのであった。

 

 

 

江ノ島(学園長を騙すのは霧切が重要な配役になると言ったらすぐだったな…。一応私様はこの学園を血に染めようとしていたってーのに、呑気なおっさんだなー。二つ返事でOKを出すとは……)

 

江ノ島「あっ、もしもしー。私様だけど、例のアレはもうできてんでしょーね。はぁ!? まだなの? 早くしてよねー。もう賽は投げられてんだからさぁ。あと〝あの2人〟にもちゃんと連絡しといてよねー、じゃあそう言うわけでよろしく」

 

江ノ島(しかし、ようやく舞台が整ったな。それじゃあ、始めようか苗木…。正真正銘のラストバトルを…。うぷぷ、今度こそ〝絶望〟に染め上げてあげる!)

 

 

 




ーーウサミよりーー

ミナサン!こんにちはでちゅ!今回も来てくれてあちしは本当に嬉しいでちゅ!
やっと77期生のミナサンが登場しまちたね!本当ならあちしもここで本編デビューするはずでちたのに…。残念でちゅ。
でもあちしは負けないでちゅよ!あちしはあちしの仕事を果たしまちゅ!


以下ウサミファイルより抜粋

・77期生は例の事件にて江ノ島に洗脳されていた模様。現在詳細は非公開

・77期生は苗木に対し恩を感じている模様。

・江ノ島は依然として何かを企んでいる模様。現在詳細は非公開


それではミナサン、また今度も会いに来てくだちゃいね!
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