今回の前書きは少し伝えておきたいことを書くので出来れば読んでほしいです。
いつもは別に読まなくてもいいですよ-。
では簡単に、
・現在本編で進行中の映画撮影ですが、恐らく、演技に対する「OK」が出ていないと思います。それでも場面は移動している。
ではどうなっているかというと、原作と同じ内容の演技をみんながしていて、裏でOKが出ている。という設定にしています。
つまるところ、原作と同じように進行しながら、オリジナルの心理描写を重ねている。ということです。
あと、NGも。NGの話が書いてあっても、最終的に裏で原作通りの内容でOKが出ています。
・今後、原作と違う内容の話になるかもしれませんが(なる予定)、その時は私からも、そしてウサミからも注意が入ると思われます。
以上のことを踏まえると、以前の前書きで書いた『みなさんに脳内補完しながら読んでほしい』という内容のサポートになるかと思われます。
それでは本編裏話です。
日向「いよいよ始まるな。」
七海「そうだね-。苗木くん、まだ緊張してるみたい。」
九頭竜「相変わらずちっこいなぁ。本当に〝あの事件〟の立役者なのか?」
西園寺「チビ具合は九頭竜といい勝負だよねッ! プークスクス。」
九頭竜「んだとコラァッ!!」
小泉「はいはい、2人ともストップ!それで、本物の江ノ島ちゃんはここにいるけど、苗木以外のみんなはどうしたの?」
日向「あいつらなら、もう校舎の中でスタンバイしてるみたいだぞ。」
狛枝「この映画は〝超高校級の希望〟である苗木クンから始まるということだね!! 彼女にしてはいい采配だ。」
澪田「うひゃーッ!! 本当にいよいよっすね-!!」
十神?「いいから落ち着け。始まる前には静かにしろよ。」
スタッフ「本番5秒前ーー!!4…3…
辺古山「始まるようだぞ。」
罪木「わ、わたしまで緊張してきちゃいましたぁぁ。」
2…1…action!!」
***
弐大「しかし、ワシにはただ歩いとるようにしか見えんが。」
左右田「いや、その認識であってるぞ。どうやらこういうシーンには後から別で音声を入れるみてーだ。」
狛枝「苗木クンは歩いている様も絵になるねぇ…。」
終里「なぁ、コイツは何を言ってんだ?」
ソニア「狛枝さんのことは放っておいた方がよいのでは…?」
花村「それはそうと、苗木くんが校舎の中に入ったらぼくたちはどうするんだい?」
田中「俺様達は閉ざされし城に立ち入ることを禁じられているはず…。」
七海「そうだね。スタッフや私達も含めて校舎には入れないよ。78期生の生徒だけしかいない状態をリアルに作り出したいみたいだからね。」
左右田「だからこの映画は、監視カメラからの映像や色々な所にある定点カメラを使って1つの映像にまとめるみてーだぜ。つまりカメラマンがいねーってこった。」
小泉「アタシ達の役割って……撮影前の小道具の製作や配置くらいしかなかった?」
辺古山「そうかもしれんが、私達とて何かの役には立つだろう。」
日向「そうだな。みんなで映像を確認して、あいつらに異常がないか見守ってやろう。」
九頭竜「しっかし、学園長はどんだけカメラ仕込んでんだよ…。」
澪田「どんだけって、あそこに山のようにあるモニターの数だけに決まってるっすよ-!!」
ソニア「軽く見積もっても100は超えてますわね…。」
狛枝「ねえ、みんな。今後の話もいいけれど、なんだか苗木クンの様子がおかしくないかい?」
西園寺「言われてみれば、確かにフラフラしてるかも…。てか遠すぎて見えないしッ!!」
日向「モニターで確認するぞっ!」
罪木「ああっ! 倒れてしまいましたぁぁ!! 早く助けに行かないとぉぉ!!!」
弐大「ッ!! 先程までは健康体にしか見えんかったぞ!!」
江ノ島「まーまー先輩方、そう慌てなさんなって…。」
77期生「「「……ッ!!!」」」
江ノ島「そ、そんなに怖い目であ、あたしを見ないでくださいぃぃ……。」(アタマニキノコ
日向「江ノ島ッ!? 苗木に何かしたのかッ!!」
江ノ島「勝手に私を加害者扱いしないでくれるかな。とても不愉快だよ。」(クール
七海「江ノ島さんは動揺してないみたいだけど、説明してくれるかな?」
江ノ島「うぷぷ…。いいよ、説明してあげる。実はさっき、苗木の緊張をほぐすためにちょっとしたゲームをしたんだよ。うぷぷぷぷ…。」(ヌイグルミダキシメ
狛枝「そのゲームって?」
江ノ島「それわぁ~ロシアンルーレットだよぉ~」(ブリッコ
九頭竜「何かブツでも飲ませたのかッ! テメェはッ!!」
江ノ島「いいえ。私様は何もしていないわっ! 苗木のヤツが勝手に飲んだだけよっ!!」(オウカンカブリ
十神?「白々しい屁理屈をならべおって…!!」
江ノ島「へッ!! まあテメェらはそこで突っ立ってりゃあいいんだよッ! 苗木の体に異常なんてねぇからよぉ!!」(アクニンガオ
江ノ島「おい、そこのスタッフ。私様がさっき言った場所にちゃんと運んでおいたんだろうね?」
スタッフ「は、はい。1階の教室の机に寝かせておきました。」
江ノ島「うむ、御苦労。大義であった。」
澪田「確かに誠ちゃん、どこかの教室の机で気持ちよさそうに寝てるっす!!」
ソニア「取り敢えず一安心ですわ。」
江ノ島「そういうことだから、私様は失礼させてもらうよ。」
田中「何処へ行くつもりだ…。」
江ノ島「どこって…、校舎の中だけど?」
小泉「何かするつもりなの…ッ!」
江ノ島「ちげーよ。私様にはさる崇高な役割が与えられているんだよ。」
辺古山「役割? 江ノ島の代役に戦刃がでている以上、お前は映画に出ないはずでは?」
左右田「そ、そうだぜ…。オ、オメーが出ないからミライ機関も今回の話を飲んだんじゃなかったのかよ。…シナリオはともかくとしてよ。」
江ノ島「ええ、その通り。私様はこの映画に出られません。お姉ちゃんが私様の代わりに出ているのは、今回のシナリオにおいて〝超高校級の軍人〟という肩書きがチート級の能力であるから。それに軍人なんてむさ苦しい才能より〝超高校級のギャル〟の方が華がありますしね。しかし左右田。あのキャラクターの開発を手伝った貴様なら、アレを操縦する人間が必要なことくらい理解しているはずだが…?」
左右田「……あ、忘れてた。アレの操作は学園のあの部屋からしかできなかったな。」
弐大「一体何の話をしておるんじゃッ!!」
左右田「ええっと、…まだ秘密なんだが、とにかく大丈夫だ!! オレが保証するッ!!」
西園寺「まったく信用ならないんだけど。」
江ノ島「じゃあ、今度こそさよならさせてもらうよ。」
***
日向「左右田、本当に大丈夫なんだな?」
左右田「なっ!? 日向! オメーまでオレを信じてないのかッ!!」
日向「そ、そうじゃない! あくまで確認だっ!」
七海「まあまあ、左右田くん落ち着いてよ。」
狛枝「そうだよ。それに、モニターで彼女を監視していればいいよ。」
罪木「まっすぐどこかに向かっているみたいですぅぅ。」
終里「階段のシャッターあげて上に向かっているみてーだぞ。」
左右田「情報処理室に向かってるんだよ。正確には、その奥の部屋だがな。」
花村「そこには何かあるのかい?」
左右田「まあ、見てろって!! オレも腕によりをかけて作ったからよッ!!」
*****
江ノ島「ったくなんなのッ!! 1回やった間違いを何回も繰り返すなんて…、どんだけ絶望的な脳味噌してんのよッ!!」
江ノ島「ふぅ…、しかしやっとコレの出番だな。…もう今から操作するの面倒です。既に私様は疲労困憊です…。」
江ノ島「うぷぷ…。だけど、アイツらの反応を想像するとたまんないねッ!」
江ノ島(ミライ機関の目を盗んで、お姉ちゃんから入手した爆弾をアイツらの1体に仕込んだけど…どのタイミングで使ってやれば絶望顔が拝めるか…。うぷぷ、脳汁がほとばしるぅ~!!)
***
江ノ島「さて…、大和田。そろそろモノクマから手を離さないと本当に死んじゃうよ…うぷぷ!!」
江ノ島「おっ、命拾いしたな~大和田のやつ。さて、そろそろ外がうるさくなってきたわね……。」
*****
日向「左右田、お前あんなの作ってたのか?」
左右田「あんなのって何だよッ!! アレには世界中の最先端技術が濃縮されてんだぞッ!?」
西園寺「ブッッサイクなヌイグルミにしか見えないけど。」
左右田「オレはデザインに関してはノータッチだッ!!」
終里「うまそーだな……。」
小泉「それにしても、ロボットとは思えないくらいスムーズに動くわね…。」
狛枝「仮に外見が人間だったなら、本物かロボットか区別がつかなくなりそうだね。」
七海「狛枝くん、なかなか凄いこと考えてるね。」
狛枝「ごめんね、今のは聞き流してくれて構わなかったんだけど。ただ、ふと思っただけだから。」
花村「それにしても、みんな演技に熱がこもってるね~。」
澪田「案外本気でやってるかもしれないっすねーー!」
十神?「確かに異様な雰囲気ではあるが、そこまでアホではないだろう…。」
九頭竜「おい、あのモノクマってヤツの様子が変だぞ?」
辺古山「動かなくなりましたが…、故障でしょうか?」
ソニア「やはり左右田さんが作ったモノはポンコツなのでしょうか?」
左右田「ソニアさんッ!! やはりってなんですか! やはりって!!」
田中「なにやら邪気を感じるが…。」
***
弐大「ぬおぉぉッッ!! 爆発しおったぞッ!!」
罪木「みなさんはご無事のようですぅぅ!」
日向「おいッ! 左右田!! どういうことだッ!!」
狛枝「ボクは彼女が操作室で何かしたのを見たんだけど…、安全な作りになっていると言っていたのは……嘘、だったのかい?」
左右田「ちょ、ちょっと待ってくれよ! オレは爆発するような仕組みにした覚えはねーぞッッ! 本当に知らねぇ! オレも今驚いてんだからよッ!!」
七海「嘘…、ではなさそうだね。」
十神?「アレの内部でなにかが起こったという線はどうだ?」
左右田「それもありえねーよッ! 元だが、オレ以外の超高校級の才能たちも総力をあげて作ったんだッ! 万に一つも、いや兆に一つもありえねーッ!!」
ソニア「そうなると、左右田さんたち制作チームの誰かが、イタズラかなにかで仕込んだ…、とかでしょうか。」
九頭竜「仮にそうだったのならまだましだがな。…それでも悪ふざけが過ぎる。どうもキナくせぇ。」
校外放送「今の光景をモニターで見ていたみなさん、取り敢えず鉄板を破ろうとせずに黙って私様の言うことを聞きなさい! ……さて、ここ、情報処理室では外に設置されているモニター同様に校内や校外の様子を見ることができます。しかし校内はともかく、校外の音声までは拾えません。ですからあなた達が慌てふためいている様子のみが観察できます。つまるところこの放送は、私様の一方的な報告です。」
日向「え、江ノ島ッ!?」
校外放送「まず第一に、これ以上モノクマによる爆発はありません。100%起こりえないと断言できます。そして現在撮影現場がかなりいい雰囲気ですので、予定通り撮影を続行します。学園長、さっきの霧切はとてもよかったですよね…。ここであなたたちが無理矢理入ってきたならそこも全部撮り直しになるでしょう。そういうことですのでこれ以上時間を延長させないために、くれぐれも入ってこないでいただきたい。あぁそれと、予定通りのところまで撮影できたのなら、正面玄関の扉を開けて構いませんから。では、放送を終了します。」
七海「信じてもいいのかな?」
狛枝「学園長の雰囲気を察するに、中には入れてもらえそうにないね。」
九頭竜「爆発よりも愛娘を選ぶとはな…。」
辺古山「学園長の在り方としては間違っているとしか…。」
澪田「まあ、大丈夫なんじゃないっすかーー!? 放送でも言ってたっすよ!!」
十神?「江ノ島の言ったことを鵜呑みにするな…。」
日向「はぁ、……現状は何もできないままか。」
ーーウサミよりーー
ミナサンこんにちはでちゅ!今回は天の声さんが珍しく長くおしゃべりしてまちたね!
うふふ…今回のお話で狛枝くんが何気なく言った言葉でちゅが、あれも伏線なんでちゅよ(小声)。天の声さんには秘密でちゅ。先生との約束でちゅ!
はわわ!て、天の声さん!い、いつからそこにいたんでちゅか!?…さっき来たばかりでちゅか…。な、何でもないでちゅよ!
さ、さーてお仕事お仕事……
以下ウサミファイルより抜粋
・映画撮影は監視カメラと色々な場所に隠された定点カメラによって行われている。故に撮影中、校舎内には78期生しかいない。
・スタッフ、並びに77期生は撮影中に校舎の中に入れない。
・江ノ島盾子(本人)は映画に出演できない模様。ミライ機関の要求である。
・モノクマの操作については江ノ島以上に扱える人間がおらず、苗木立ち会いの下ミライ機関に許可を得ている。
・爆弾は一体だけに搭載されていた模様。いつ、誰が、どうやって搭載させたかは不明。現在調査中
それではミナサン、また今度も会いに来てくだちゃいね!