独占欲の果て   作:ベルリオーズ

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ぎりぎりで一日で書けました。
ただし、結構急いで書いたので誤字脱字があるかもしれません。
あった場合は報告して下さると助かります。
また、初投稿にも関わらず、二件もコメントありがとうございます。
これからも頑張って行きたいです。


ホームルームの綾小路

綾小路side

(まさかこんなに早く相手から接触してくれるとは思わなかった。)

俺は一之瀬と別れてからそんなことを考えていた。

(それにしても、少し見ただけで気付くとは。

 一之瀬の能力を侮っていたかもな。次回は注意していこう。

 まぁ、放課後一之瀬と会う約束が出来た。

 今回の収穫はこれで良しとするか。)

そんなことを考えているうちに、俺は教室に着いていた。

俺のクラスはD、一之瀬はB。そこが少し残念だが、それは仕方のないことだ。

(俺がこんなことを考える日が来ることになるとは思はなかった。

 昔の俺なら考えられないことだな。

 俺は彼女に惚れたのか?そもそもそんな感情を俺は持っているのか?)

自問自答をしているうちにいつの間にか30分になっていたのだろう、

D組の担任が教室に入ってくる。

 

「えー新入生諸君。Dクラスの担任である茶柱佐枝だ。担当は日本史だ。

 この学校にはクラス替えは存在しない。卒業までの・・・」

 

(クラス替えが存在しないのか・・・

 そうなると、一之瀬と同じクラスになれない。クラスを変える方法を探さなければ。)

俺は途中から茶柱先生の話をよそにそんなことを考えていた。

そんな自分がいることに驚きながらも、俺は結局ホームルームが終わるまで

一之瀬について考えていた。

そんなことをしているうちにホームルームが終わっていた。

(使えそうなのはSシステムだけだな。)

ホームルームではこの学校について多くのことを説明をしていたが、

特に特殊なものがこのシステムだ。

このシステムは学生証に内蔵されており、ポイントを消費して様々な物が買えるというものだ。

茶柱先生によれば、このポイントで学園内で買えないものはないらしい。

(このポイントを使えばクラスを変える権利を買えるのではないか。

 だが、最初から十万も全員に配るとはどういうことだろうか。

 何か裏がある気がする。

 そもそもクラス替えを三年間しない時点で怪しい。

 A~Dのクラスにも何か意味がある気がする。)

そのことについて茶柱先生に聞いても良かったのだが、それではクラス内で

俺が目立ってしまう可能性がある。今俺が目立つ訳にはいかない。

ここは何としてでも俺のことを事なかれ主義と思ってもらはなければ・・・

 

「ねぇ、あなた。さっきからずっと何か考えていなかったかしら?」

 

まるで俺の考えていることを分かっているかのように突然話しかけてきた隣の席の少女。

彼女は堀北鈴音。俺が今日登校中に出会った奴だ。

美人なのだが性格に少し難があり、他人と関わりを持とうとしない。

自分の力に揺るぎない自信を持っているようだが、それでは足元をすくわれてしまうだろう。

(ってなんで俺はこんなことを考えているのであろうか。

 俺はこんなことを考えたくないからこの学校に入ったはずなのに・・・)

 

「ちょっと、いつまでそうしているつもり?」

 

おっと、少し考え過ぎたな。

 

「いや、十万なんて大金普通高校生に渡すか?っと思ってな。」

 

「たしかに、いくら国が運営してるとはいえむやみに十万なんて配らないわ。

 こんなに多く渡すということは、何か裏があるはず・・・」

 

「まあ、考え過ぎても仕方ないと思うぞ。

 とりあえず、半分くらい一ヶ月後に残っていればいいと思うぞ。」

 

「そうね、そのくらいでいいでしょうね。

 けど、あなたからそんな言葉が出てくるとは思わなかったわ。」

 

そんな風に俺は思われているのか。まぁ、演技成功だな。

とりあえず堀北との話はやめて、一之瀬に会いに行くか。

 

「話はこれくらいでいいか?この後会う約束があるんだ。」

 

「意外ね、あなたには会う人がいるなんて。事なかれ主義なのに。」

 

「いくら俺でもそれくらいいるさ。それじゃあ俺は行くぞ」

 

「ええ、いってらっしゃい。別にあなたと話すことなんてないし。」

 

そうして俺は堀北と教室で別れ、一之瀬に会う為に彼女に電話をかけた。




一之瀬のssもっと増えて欲しい・・・
私は一之瀬の性格と容姿、どちらも大好きです!
皆さんは誰が好きですか?
コメントして下さると嬉しいです。
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