願いを叶えてくれるフレグランドソードを手に入れるために、シロガネ島にやってきた
マリオ、ルイージ、カービィ、メタナイト。
果たして今回の冒険では何が待ち受けているのだろうか!?
マリオ達はマカロン草原に辿り着いた。
甘~い香りに包まれたこの草原は、マカロン花という植物がたくさん生えており、
マカロンで出来ているので食べることが出来る花である。
ここにはコバルトシールドがあるという噂だが……。
「ワァーイ!美味しそう~♪」
カービィは食べ物に目がない。
そしてカービィは遠くのマカロン花までもを全て吸い込もうとした。
「待て、カービィ!!」
メタナイトが止めようとしたが、一歩遅かった。
カービィは大きな口を開け、メタナイトの予想通り、
マカロン花だけでなくマリオ達まで吸い込んでしまった。
カービィのお腹の中から悲鳴が聞こえるが、
カービィはそんなのをお構いなしでマカロン花を堪能した。
「ふぅ~、美味しかったペポ♥」
大満足のカービィは、草原の上で寝転んだ。
「あれ?マリオ達は?まっ、いいや」
キラーン
「ん?あの光は何ポペ?」
あれはコバルトシールド。シールドセブンの一つである。
実はこのマカロン草原は、マカロン花が全て無くなると、
コバルトシールドが手に入る仕組みだったのだ。
コバルトシールドなんて見たことがないため、
別のものと思ったカービィは知らんぷりをしてしまった。
そして、お腹の中にいるマリオ達とコバルトシールドを放っておき、
すやすやと昼寝をし始めた。
「そうだ、このときを待っていたんだ」
見守っていたシャドーカービィが草原の中から現れた。
シャドーカービィの狙いはマリオ達と同じシールドセブンを集めること。
シールドセブンを集めるために、同じシロガネ島にはるばるやってきたのだった。
カービィを起こさないようにシャドーカービィはゆ~っくり歩いて、
コバルトシールドを手に取った。
「ーーピーッ。
よう兄貴。カービィの活躍でコバルトシールドを手に入れたぞ。
……あぁ、奴は熟睡してやがる。
マリオ達は今はカービィの腹の中だ。……ん、分かった」
そしてコバルトシールドを手に持って、
ワープスターでどこかへ飛び立っていってしまった。
*
「ハッ、ハッ……ハックショーン!!」
カービィのくしゃみでマリオがカービィの口の中から出てきた。
「イタタ……あ、あれ、僕出れたんだね!」
「ゲホッ、ゴホッ……あ、マリオ!」
今度はカービィの咳で、
順にルイージとメタナイトがカービィの口の中から勢いよく出てきた。
その様子を見て、マリオが心配した。
「みんな、大丈夫だったかい?」
「あぁ~…もう、とんだ災難だったよ~兄さ~ん……」
それとは裏腹にメタナイトはカービィに叱った。
メタナイトはカービィの敵か味方か分からない中立キャラクターなので、
たまに叱ることもあるのだ。
「カービィ!次からは気をつけるんだぞ!」
「はーい」
マリオがあることに気がついた。
マカロン花が全部無くなっていることはもちろん、誰かの足跡を見つけだしたのだ。
これは多分カービィの足跡に近いということで、
メタナイトはシャドーカービィの足跡と予測した。
「なんで分かったペポ?」
「ハハハ、私を誰だと思っている!」
メタナイトは天狗になった。
「でも何の意味でここに来たんだろう?」
「そ、それはだな……」
メタナイトが冷や汗をかきながら、一生懸命考えた。
が、その間にルイージが言葉を発した。
「そういえば、マカロン花が全部無くなると、
コバルトシールドが出てくるという噂を聞いたことがあるよ。
なのにコバルトシールドが無いという事ことは……」
「!!!」
その言葉に三人は考えついた。
「これで物事の辻褄があうな!」
「うん、シャドーカービィがコバルトシールドを取っていったに違いないね!」
「そうと決まれば早速追いかけるポヨー!」(←なぜ仕切り役)
「オーーッ!!」
四人は先へ進もうとした。
ーーが…。
「……シャドーカービィってどっちに行ったの?」
「あ、そうだったーー!!」
三人はずるこけた。
シャドーカービィの足跡が途中で途切れてしまっている(ワープスターで移動したため)ので、
マリオ達はシャドーカービィとコバルトシールドのことは置いといて、
違うシールドセブンを集めることにした。
マリオは所持している地図を開いた。考える仕草をしながら地図を凝視する。
「うーん……次は、ワッフル砂漠かな」
「美味しそ~う♪」
なんでこんなにおやつの名前ばかりなのか納得がいかないメタナイトだったが、
今回ばかりは諦めることにした。
けど、二度と吸い込むなとカービィに何度も何度も念を押した。
「分かったかカービィ!」
「はーい」
「ちゃんと返事をしろ!」
「はいはーい」
「むぐぐ………!!」
マリオとルイージは二人のやりとりに呆れつつ、四人で次の場所へ歩いていくのだった。
*
「兄貴、これがコバルトシールドだ」
「おお……なんて綺麗なんだ…。
まるで女のように美しく、金のように光り輝いているな…」
「兄貴……その女好きとギャンブル好きの性格直したほうがいいぞ?」
「あ゛あ゛っ!?なんか言ったかシャドーカービィ!!」
「いえ、なな、なんでも……さよならー」
シャドーカービィは急いでここの部屋から逃げ出した。
そしてダークメタナイトは落ち着いて深呼吸をし、その後に決意した。
「マリオとカービィ達の願いは叶えさせん。絶対にな!!」
作者:一気に二人登場しましたね。はい、自己紹介を。
シャドー:オレはシャドーカービィだ。よろしく。
ダメナイト:ダークメタナイト様だ!
作者:シャドーカービィはダークメタナイトに頭が上がらないとか…(ボソッ
シャドー:おい、それ禁句だっての。
作者:相変わらずシャドーカービィは無表情ですね~。
シャドー:………っ!!