サルモール魔道士の異世界滞在記   作:半日本人

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遅くなってしまい申し訳ありません。

里での日常を送るアンジェルモ。この世界の事はてんでダメでも自分の特技を生かして里の生活に馴染もうとしていきます。今回は会話文が多めです・・

おかげ様でUAが2000を突破しました。拙いながらこれからも頑張らせていただきます!




8話 余所者でもできる事がある

早朝の薄暗い森の中に佇む2つの影。

一方の影は手に持った木刀をだらりと下げ力みの取れた姿勢で佇み、対峙するもう一方は半身になって木刀を背に隠し、全身をバネのように張り詰めさせて相手の隙を伺っていた。

その前方に構えられた手には発動寸前の魔法が輝きを放っている。

風が吹き木々が揺れその隙間からわずかに差し込んだ朝日が両者の顔を照らした瞬間、一発の光弾が放たれ、両者が動きだす。

 

 

「《灯明》!!」

 

待機していた魔法の光弾がその標的へ向かって飛ぶ。

隙だらけに見えたその対象は素早く反応し、顔へ迫る光弾を木刀で弾き飛ばそうとするが、

光弾は木刀に張り付き強い光を放つ。

至近距離での閃光で目が眩んだ相手を見て影は素早く接近し、突きを繰り出す。

が寸前で半身を引いて躱される。

 

「中々やるわね、でも!!」

 

「ぐっ!!」

 

半身を引いた勢いで独楽のように回転し逆に蹴りを相手に放つ。

咄嗟に木刀で受け止め、衝撃を後方に跳ぶことによって軽減。

それでも腕に痺れが残るほどの威力であった。

 

「流石は師匠(マスター)ですね。これでも今の技で山賊を倒した事があるのですが・・・」

 

ふっ飛ばされた相手であるアンジェルモが苦笑を浮かべながら木刀を構え直す。

 

「弟子に負けてちゃ恰好が付かないでしょう?・・・次は私の番よ!」

 

蹴りを放った足を下ろし悪戯っぽく笑いながらそけっとは呪文の詠唱を始める。

 

「これならどうかしら・・《ファイアーボール》!!」

「《二連・魔力の壁》!」

 

手加減で放たれた中級魔法を両手で展開した盾の魔法で掻き消しそのまま距離を詰める。

 

「ちょっと本気で行くわよ?《ライトニング》! 《フリーズガスト》! 《ブレード・オブ・ウィンド》!!」

 

(先程よりも威力が上がった?! 全ては受けきれない!)

 

上級魔法に匹敵する紅魔族の中級魔法が3発。盾が持たないと瞬時に判断し高速の雷撃を受け止め、氷結の霧を盾で受け流しながら進路を急変更し、風の刃を躱す。しかし・・

 

「ふふ・・勝負ありよ!次からは剣は抜いたままにしておくことね?」

 

「はぁ・・今日も勝てませんでしたか」

 

躱した先には既にそけっとが待ち構えていて首筋に木刀を当てられていた。

 

 

 

 

 

アンジェルモがこの里に来てから1カ月が経過した。

異世界の異常さ、里の風習に驚かされる日々が続いた事で精神が疲弊することが多かったが、今はそういうものなのだと無理矢理納得する事にしている。深く考えるのをやめたとも言う。

 

(この世界の常識なのか、里特有の風習か今は確かめようが無いな・・図書室にも変な資料が混ざっているし)

 

紅魔の里は魔王城の近くにあり、周囲には強力なモンスターが生息しているのでわざわざ訪ねてくる旅人はほとんどいない。よって外部の情報が中々入って来ないので、この世界の常識と里の風習を比較する機会が無かった。

よって今はただ多少ぎこちないながらも里の流儀を必死に身に着けている最中である。

 

「・・というわけでアンジェ君?今の君に足りないのはズバリ!カッコいい必殺技よ!」

 

と紅魔族の戦闘法を熱く語っているのがご近所さんのそけっとである。

アンジェルモが毎朝、鍛錬をしていることを知った彼女は週に2日ほど早朝の鍛錬に付き合ってくれるようになった。

 

とはいえ彼女のレベルは40を超えており、魔力はおろか身体能力すら彼を圧倒している。

生前とは体が違うのもあり、未だ一撃も入れることができないでいた。

 

「『紅魔族は戦いにおいてもカッコよく!』でしたね?先日先生に習いました」

 

「うんうん、順調に学んでいるようで何よりよ。さっき魔法とのコンビネーションを使ったでしょ?それを参考に必殺技を次まで考えておいてね!」

 

「了解です、師匠。今日もありがとうございました!」

 

軽く会釈し、学校の準備のため自宅へ戻っていくアンジェルモの背をそけっとは見つめる。まるで面白い物を見つけたような笑みを浮かべ、その目は紅く輝いている。

 

(やっぱりあの子、結構修羅場をくぐって来ているみたいね!それも恐らく人間相手に!)

 

自分に向かって来る攻撃を冷静に対処できる力。

レベルもステータスも遥かに上である自分に粘ることができる戦術。

数度手合わせしただけでも、彼は明らかに戦いの経験があると断言できる内容であった。

何よりも先程彼が言った発言。

 

「『今の技で山賊を倒したことがある』か・・少なくとも冒険者カードすら無かった子供が言うべきことじゃないわね」

 

彼がぽろっと呟いた言葉が彼女の推測を何よりも肯定する物であったといえる。

その力を隠し里に住み始めた異邦人。

スカイリム地方でいうとストームクロークの鎧を着たアルトマー並みに怪しすぎる存在である。

 

しかし、そこは標準的な紅魔族の思考を持つ彼女。

時たま里に侵攻してくる魔王軍を暇つぶし感覚で感覚で撃退している紅魔族が、素人よりちょっと強いぐらいの余所者に脅威を感じるかというと・・

 

「・・まぁ、そんな事はどうでもいいわね! 今は素直に剣の練習相手ができたことを喜ぶとしましょう!」

 

 

・・御覧のありさまである。

 

とはいえそけっとと師弟関係になった事によって、質の良い鍛錬ができるだけではなく良好なご近所付き合いができるようになり、慣れない土地に1人住むアンジェルモの大きな助けとなっているのは言うまでもないだろう。

こうした助けを受けながら彼はゆっくりと。しかし確実に異世界ライフを送っている。

 

 

 

 

 

2時間後 里の学校 男子クラスにて

 

登校し、教室に入ると既に何名かのクラスメイトが集まり雑談に興じていた。

荷物を指定の場所に置いたアンジェルモがその輪に加わるとそれに気づいた親しげに話しかける。

 

 

「おはようアンジェ! 宿題はきちんとやって来た?」

 

「当然だ。可能な限り多くの自分の二つ名を考えて来たぞ。」

 

「何々?『里随一のエルフ戦士』、『里随一のエルフ魔導士』『里随一のエルフ付呪師』・・っておい!」

 

「するいぞ!『里随一のエルフ~』ってつけば何でもお前の二つ名になるじゃないか!?」

 

「里に一軒しかない靴屋だって『里随一』って看板下げているから問題ない!先生にも事前に確認済みだ」

 

 

この事を想定し事前に教師に確認までしていたというガチムーブっぷりにドン引きした空気がクラスに広がる。

 

 

「そもそも考えてみてくれ?生まれた時からずっと里で暮らしていた君たちと1か月前まで全く文化が違う所にいた私・・本来ハンデをもらうべき私が君たちと互角の条件で競っているのだ。問題はあるまい?」

 

 

「ぐ・・だがいい気になるなよ!例え俺が負けても第2、第3の俺がお前に立ちふさがるだろう・・ガクッ」

 

「いや、別にダメージ無いだろ?いいじゃないか。皆に遅れている分もスキルポイントを稼ぎたいのだから・・」

 

「はぁ・・男子は相変わらず賑やかですね。何も悩みがなさそうで羨ましいです」

 

 

ワイワイ騒いでいた男子の声に混じって呆れたような女子の声が混じる。そちらに目をやると見知った顔がいた。

 

 

「悩みが無いとは聞き捨てならないなめぐみん。ちゃんと昨日のバイト代で何を買おうか真剣に悩んでいるぞ?」

 

「随分とどうでもいい悩みですね!?・・そんなに余裕があるならうちの魔道具店に寄付でもしたらどうです?」

 

「ああ・・今度はスクロールの作り方を教えてもらう約束してたな。補習が終わったら寄ると伝言頼めるか?」

 

「・・余りお父さんを煽て過ぎないで下さいよ?最近弟子ができたって妙に上機嫌なのですから・・」

 

その後、男子教室の様子をこそこそ窺っていたゆんゆんも呼んで、他愛もない雑談に花を咲かせる。

里に眠る邪神の噂の事。ぶっころりーが時々朝早くどこかへ出かけて行く事。鍛冶屋の前の岩に刺さっている剣が実は魔法で抜けないようになっていること。

男子目線、女子目線で色々な情報を得られるこのような雑談の時間はアンジェルモにとって興味深く里の別な一面と知る有意義な時間となっていた。

担任がやって来てホームルームが始まるまでの時間未知の情報に目を輝かせながら彼は聞き入っていた。

 

 

 

1時間半後  2校時 学校の校庭にて

 

 

1校時の国語(痛いポエムを作る時間)が終わり、体育の授業に備えて校庭で準備運動を行っている男子クラスの面々。

殆どの子供が準備ができた頃合いを見計らって、担任(かるせる)が皆の注目を引くように咳ばらいを一つする。

 

 

「コホン!皆、体をほぐせたようだね?今日の体育はパーティでの戦闘訓練だからしっかりやっといてよ?」

 

『戦闘訓練』という言葉が出た瞬間生徒たちの目が期待に紅く光り出すが、気にすることなく話は続いていく。

 

「君たちは学校でも年長者。そろそろ上級魔法のスキルポイントもたまって来て卒業も間近な子も何人かいるだろう。その中には里を出て冒険者の道を進むものもいるんじゃないかな?」

 

確認するように生徒の顔を見回し話を続ける。

 

 

「里の外では、様々な職業の人とパーティを組む機会も多い。その時パーティの連携が取れていないと思わぬ痛手を負う事もある。だからこそ今回の訓練では、自分がパーティで果たす役割をしっかり考えて動いて欲しい。

・・・さぁ、難しい話はここまでにして3人グループを作ってくれ!あと、アンジェ君は魔法禁止ね」

 

 

 

パーティメンバーを探し周囲を見回しているアンジェルモに背後から声がかけられた。

 

「ふふふ・・あんじぇよ。どうやら我らの力が必要なようだな?」

 

「おお、えすとるにあんかの。お前たち兄弟は私と共に来てくれるのか?」

 

「当然。我々は前世からの縁で結ばれた友。生まれた日は違えど死す日は同じと願う者だ。・・まぁ訓練ではそんな大げさな覚悟はいらないと思うけどね!」

 

話しかけてきたのは特に気が合う友人の『あんかの』と『えすとる』の兄弟。

兄で気取った話し方が特徴のあんかの。お人好しな弟『えすとる』。

2人はアンジェルモが時折手伝っている農家の息子達である。

 

「また、収穫の時期になったら手伝ってくれって父ちゃんが言ってたよ。その時になったらまたお願いね!」

 

「もちろん、任せてくれ!・・それじゃあパーティの作戦を考えようか?あんかのは何かいい考えがあるか?」

 

「ふむ・・やはりここは孤立したパーティに絞ってーー」

 

始まるその時を待ちながら、戦術や自分たちの役割を確認をしていく。やがてパーティごとに紅白に分かれ、クラスを2分した戦闘訓練の準備が着々と準備されていった。

 

 

10分後 校庭にて

 

 

「ルールは敵メンバーの鉢巻きを取ってポイントを加算し、合計が高かった組の勝ちだ。鉢巻きを取られた子は速やかに退場するように。また、パーティの獲得ポイントが1番高かった所にはメンバー全員にスキルアップポーションをあげよう!ただし、メンバーが1人減る毎に減点。全滅で獲得ポイントが全部消えるから注意してくれよ!」

 

 

ルールの確認と注意事項を述べた担任が魔法の詠唱を開始めると、生徒たちは目の前の相手チームへと意識を集中する。

合図の黒い雷撃が空に打ち上げられ、大声と共に両チームが相手に殺到していく。

 

そんな中アンジェルモ達のパーティだけが皆とは逆に中心から離れて行った。

 

『よしよし、愚民共は中央に意識が向いている。今の内に相手の後ろに回るぞ!』

 

あんかのを先頭に身を隠しながら相手チーム後方へと回り込むと、こちらに背を向けているパーティがいくつか見えた。

 

『それじゃあ、あんじぇ。先陣は任せたぞ・・』

 

『ああ、任せてくれ』

 

足音と気配を消して油断している1人の頭に手を伸ばし・・

 

「ふははは! 鉢巻きはいただいて行くぞ!」

 

「うわぁ?!いつの間に背後に?!」

 

高笑いを上げながら鉢巻きをつかみ取る。

突然背後から聞こえた笑い声に周囲の生徒は動揺し、意識はアンジェルモに集中する。

その隙に死角に回り込んでいた2人が鉢巻きを奪っていく。

 

「くそ!あの2人はどこからーー」

 

「余所見している余裕があるのか?」

 

「!!」

 

2人に気を取られ自分から目を逸らした生徒の鉢巻きを奪い取り、別な相手を牽制する。

アンジェルモ達のプレッシャーを背後から受けて中央の戦況は自分たちのチームの優勢へと変化していく。

やがて前方と背後からの圧に耐えられなくなった相手チームが徐々に崩壊。

態勢立て直すべく各自がバラバラに安全圏へ逃走を図り出した。

 

「よし!皆、今が好機だ!一気に追撃し決着をつけるぞ!」

 

止めとばかりに味方を扇動し、更に相手チームの動揺を誘う。

そして、より多くの鉢巻きを手に入れるべくパーティメンバーと共に今度は密集地へと駆け出して行った。

 

 

 

 

 

 

7時間後  魔道具屋 工房にて

 

「ーーという訳で私たちは見事これを手に入れる事が出来たんだ!」

 

こめっこに今日の体育の授業の様子を得意げに語るアンジェルモの手にはポーションの小瓶が握られている。

 

「今回は2人のおかげでポイントが稼げたよ。流石に農家の息子だけあってスタミナが凄かったな。皆の動きが鈍ってきた時間でも運動量は落ちなかった。おかげで私は相手の隙を作ったり、相手を牽制することに集中できたよ」

 

「お兄ちゃんは2人のお手伝いをしただけ?3人で取ればもっとポイントもらえたでしょ?」

 

「うーん、簡単に言えばサポートが好きだからだな。当然私の経験や種族の性分というのもあるが。」

 

最終的な処理を得るために計略を巡らせるアルトマーとしての性分。気が強い幼馴染に連れまわされた少年時代。

サルモールの王道から外れた部隊での任務経験。

彼が持つ生来の気質と生きて来た環境が彼の性格を形作り、それは今も変化を続けている。

自分の過去に彼が思いを巡らせているとひょいざぶろーが休息から戻って来た。

 

「おい、俺が見てない間に娘に色目を使ってないだろうな?」

 

「いやいや、私は劣化が早い種族と添い遂げる気がありませんよ?最低でも500年は寿命がないと」

 

寿命が1000年を超えるアルトマーと100年も生きるのが困難な人間。

アンジェルモにとってたった数十年共に生きるために人間と結婚するという選択肢は存在しない。

 

「まぁ、そんな事より作ってみた巻物(スクロール)の確認をお願いします。言われた通りに作ってみましたが・・」

 

巻物はあらかじめ魔法の効果を記すことで、使用の際に魔力を消費せずに魔法を行使できる魔道具である。

ニルンにおいてはノルド(脳筋)オーク(超脳筋)でさえ達人魔法を発動できる代物だ。

作成するには魔道具作りの技術と、記す魔法の呪文を知っている必要があるのだが、幸いにも身近に破壊魔法の達人(スフィリア)がいたし、幻惑魔法も達人級の呪文は記憶している。上手く作成できればこの世界で強力な切り札が手に入るため現在はひょうざぶろーの指導の下作り方を学んでいるところである。

 

 

「ふむ、『魔力変換の巻物』というのか?どれどれ・・」

 

封を切らないように慎重に持ち、微量の魔力を流し込んではその反応を確かめている。

一通り反応を確かめると、少し渋い顔をしながらアンジェルモに巻物を返す。

 

「アンジェ君、呪文を無理矢理ルーン文字に書き換えただろ?おかげで効果時間がおかしくなっていたぞ・・」

 

「あれ?おかしいですね・・ルーンは間違っていなかったはずなのですが?」

 

これでもルーンの扱いには自信があったのにまさかの失敗。原因が思い当たらず目を白黒させる。

 

「大方、君が使う『罠系の魔法』みたいにルーンに触れると発動するようにしたかったのだろう?私も確信はないが君たちのルーン文字は紙の媒体と相性が悪いんじゃないか。実際君の故郷に罠の巻物はないのだろう?」

 

「なるほど、言われてみれば!・・いい発明ができたとおもったのですが」

 

「ま、まぁ効果時間はおかしかったが、魔力を生み出す代わりに生命力を奪うんだろ?それこそモンスターに使えば効果的だと思う。べっ、別に落ち込んでいるから元気づけてやろうとか思ってないぞ!」

 

しょんぼりとしながら巻物をしまうアンジェルモを流石に哀れに思ったのかひょいざぶろーは慌てた様子で言葉を付け加えた。

 

「わたし、知ってる!お父さんみたいなのをツンデレって言うんでしょ?」

 

「こめっこちゃん、それ4歳が知っていい言葉じゃないから・・」

 

こめっこの発言に落ち込んだ気分もどこかに行ってしまい、魔道具作りを再開する。

ひょいざぶろーのアドバイスとこめっこのエールに励まされ日が暮れる頃には何とか下級の巻物を再現することに成功するのだった。

 

To be continue…

 




元サルモール魔導士の日常

早朝の自主トレーニング (週2はそけっととの訓練)
           ↓
着替え・お弁当作り・自家庭園の世話
           ↓
登校・学校生活 (休日は里の散策)
           ↓
放課後 1時間ほど 下級生時の課題補習(知識面の補填)
           ↓
週4日 アルバイト(風呂屋・農家の収穫) 休みの日は魔道具屋で修行したり遊んだり
           ↓
その日の課題を終わらせる
           ↓
夕食後 ポーション作り・付呪(数が揃えばひょいざぶろーに売って来てもらう)


スカイリム基準だとこれでも休みを取っている方です。宿屋の主人に至っては24時間365日不眠不休でカウンターに立ち続けるブラックな世界・・ ゲームだからと言われればそれまでですが・・

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