セスタ、クイント、の力を手にいれ暴れるのは間違っているだろうか   作:お米大臣

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襲撃とお願い

酒場での喧嘩を終えたあとグリムジョーはヘスティアと一緒にホームに向かっていた、そして暫く歩くと見えはしないが複数の気配が二人を取り囲んでいるのをグリムジョーは気がついた

 

『さっきから人の事着けてんのは誰だ出てこい』

 

『グリムジョー君どうしたんだい急n』

 

ヘスティアがそこまで言った瞬間黒い仮面を被った謎の集団が現れた

 

『なっなんだい!君たちは』

 

『さっきから俺たちを着けてたのはテメェらか』

 

グリムジョーは謎の集団に対してそんな言葉を投げ掛けたが相手は終止無言を貫いていた

 

『…………』

 

『…黙りかよ…ヘスティア俺の後ろに隠れてろ』

 

『わっわかったよ、でも無茶だけはしないでおくれよ』

 

『わかってるよ』

 

そしてグリムジョーは臨戦態勢に入るが心のなかでは焦っていた、それはヘスティアを守りながら戦えるかだ、自分一人ならどうとでも対処できるが敵が複数いて尚且つ後ろには守らなければならい神様、ハッキリ言ってこの状況は不味い、そして少しして謎の集団の中から大男が前に出て話し出した

 

『…これは査定だ』

 

『…査定だと?』

 

『そうだ貴様があの御方の寵愛を受けるに相応しいかのな』

 

『…なに訳の分からねえこと言ってんだお前、大体あの御方の寵愛って何だ…!?』

 

グリムジョーは咄嗟にヘスティアを抱えその場を飛び退いた、瞬間そこには凄まじい爆音と大男と同じ位の大剣が振り下ろされていた

 

そしてそれを合図に他の奴らもグリムジョー達に襲いかかった

 

『おいおい勘弁しろよな』

 

『グッグリムジョー君』

 

ヘスティアは心配していたがグリムジョーは笑顔で大丈夫とだけ告げてヘスティアを抱えたままその場を逃げようとしたが既に後ろに回り込まれていた

 

『クソがっ!』

 

『もう逃げられないぞ大人しく我々と戦え』

 

『グリムジョー君!僕の事は良いから君だけでも

『ヘスティアそれ以上言ったら許さねえぞ』っ!』

 

『俺はな女一人見捨てて逃げるような屑には絶対ならねえ、それにこんな奴ら足だけ使えれば十分だ』

 

『…グリムジョー君』

 

『分かったら口閉じてろ、舌噛むぞ』

 

その言葉を聞いた瞬間、黒い剣で武装した男が斬りかかってきた

 

『下級冒険者が、舐めるな[パキン]……へっ?』

 

次の瞬間グリムジョーは縦に振り下ろされた剣を上段蹴りで蹴り折った、そしてすかさず相手に近づき相手の腹に前蹴りを叩きこんみその瞬間[グホっ!?]と言う声がしたがそんなのお構いなしに前に体制が崩れた相手の顔面に膝蹴りをかまし数メートル程吹き飛ばした、それを喰らった相手は吹き飛んだあとその場で気絶した

 

『馬鹿な!?level6の冒険者をあんないとも簡単に』

 

その言葉を聞いたヘスティアは目の前の集団がいったい何処のファミリアなのかを考えていた、そして一番気になっていたあの大剣を持っている大男も何者なのか、このオラリオであんな大剣をいとも容易く使い尚且つ高レベルの冒険者、ヘスティアの記憶の中でそんな冒険者は一人だけだった、

 

『そこの大剣を持った君、いやこう言った方が良いかな猛者オッタル!』

 

『ほう、俺に気がつくとは見上げた観察眼だ』

 

『やっぱりか、それで君の目的はなんだい?何故グリムジョー君を付け狙うんだ』

 

『我々の目的は先程も言ったとうり査定だ、そして結果は合格だ貴様はあの御方の寵愛を受けるに相応し……!?』

 

そこまで言ってオッタルは固まった、オッタルだけではない今この場にいる冒険者すべてが動けないでいた、その原因は今目の前にいるグリムジョーだった、今の彼の表情は最早説明する必要もない事が分かった、《ド怒りだ》

 

『おい…テメェまさかそんな事の為にヘスティアを巻き込んだのか、ふざけんのも大概にしとけよ』

 

オッタルは焦っていた、こんな殺気を今まで味わった事はなかった、そして少しでも妙な真似をすれば殺されるそんな事を確信させられるようなそれほどの殺気を、そしてグリムジョーは目の前にいる集団を殲滅するため近づこうとした瞬間

 

『その辺にしてもらえないかしら』

 

路地裏から声がしたそこに目を向けるとそこには絶世の美女がいた、そしてその美女をみたヘスティアは驚きその美女の名前を口にした

 

『きっ君は…フレイヤ!』

 

『久しぶりねヘスティア』

 

そんな挨拶をしてくるフレイヤに対してグリムジョーは殺意を孕んだ目で彼女をにらんでいた

 

『あらっそんな目で見ないでちょうだい…濡れちゃうじゃない』

 

こんな状況だと言うのに彼女は恐怖するどころか逆に興奮していた、それに対しグリムジョーは更に睨み付け彼女に問いただした

 

『テメェがコイツらに命令して俺達を襲わせたのか』

 

それに対してフレイヤは

 

『そうね確かに私が命令したわ、その事に関しては謝るわごめんなさい、でもまさか私の眷属がこうも簡単に負けるなんて』

 

『そんな事はどうでも良いんだよ、テメェの目的を教えろ、何で俺達を狙った』

 

『そうね、その言葉に少し修正を加えるならあなた達ではなく貴方に興味があるのよ』

 

『俺に…だと』

 

『そう貴方によ、見つけたのは本当に偶然だったそして見つけた瞬間興味を持ったよのよ貴方にね、それで貴方がいったいどんな男なのかを知りたくてつい私の眷属達《子供達》に命令したのだけれど、まさかここまでなんて私心がこんなに踊るのは初めてよ、貴方を私の物にしたい私の色で染めたいこんな感情初めてだわ』

 

『でも今日はこの辺で帰らせてもらうわ、今回は貴方がいったいどんな男なのかを知りたかっただけだから』

 

『待ちやがれ!テメェ勝手に攻めてきて勝手に帰るとか、ふざけんじゃねえぞ』

 

グリムジョーはそんな彼女に食って掛かるがフレイヤの言葉で止まらざる終えなかった

 

『あら?これ以上は困るのは貴方よ、オラリオでもトップクラスのファミリアとつい最近できた零細ファミリア回りはいったいどちらの言葉を信じるかしら、それに此方の団員も怪我をしているし不利なのはあなたの方よ』

 

そこまで言われてグリムジョーは言葉に詰まった、確かに最近できたファミリアとトップクラスのファミリアどちらを信じるか何て考えなくても分かる

 

『クソがっ』

 

グリムジョーは苦虫を噛み潰したような顔をしたが次瞬間後ろから発せられた聞き覚えのある声がフレイヤの言葉を否定した

 

『それはちゃうでフレイヤ』

 

グリムジョーは後ろを振り向くとそこにはこの場にはいない筈の女神が立っていた

 

『ロキ、君がどうしてここに!』

 

『んなもん、グリムジョーに用があるから追いかけに来たからに決まっとんやろ、せやけどまさかこんなけったいな場面に出くわすなんてなあ』

 

『あら、ロキさっきのそれは違う、とわどうゆうことかしやら?』

 

『んなもん、さっきの出来事に決まってんやろ確かにうちはこの目で見たで、グリムジョー達を襲うおどれの眷属達をな、なあフィン、アイズたん』

 

ロキのその言葉を言った瞬間路地裏からフィンとアイズが出てきた

 

『ああ確かに見ていたよ』

 

『うん、私もみた』

 

『あら、まさか貴方達にみられたなんてこれは困ったわね』

 

『そうやな、それでどうすんねんフレイヤこの事ハッキリ言っておどれ唯じゃすまへんで』

 

『そうね、じゃあ逃げさせてもらうと言うことで』

 

そう言った瞬間フレイヤの眷属が閃光玉を地面に投げつけた

 

『クソッ前が見えねえ!』

 

そして気づいたときにはフレイヤ達はいなくなっていた

 

『チッ逃げられたか』

 

グリムジョーは悔しそうに呟きロキ達の方に向いた

 

『悪い助かったぜなんて礼を言えばいいか』

 

『気にすんなや困った時はお互い様やで、あといつまでもドチビのこと抱えとんのや?』

 

『んっ?あっ!すまんヘスティア』

 

『良いよ別にそれに君は僕のことを守ってくれたんだありがとうグリムジョー君……それととても不本意だけど一応礼は言っておくよありがとうロキ』

 

『なんやそれ!それが助けられた奴の態度かいな!』

 

『フンだ…それで何のようだい、言っておくけどグリムジョー君は渡さないぞ!』

 

『わかっとるわ、それなんやけどなグリムジョーに頼みがあんねん』

 

『俺にか?』

 

『そや、まあ今はもう夜中やし詳しい話なんやが明日うちのホームに来てくれへんか』

 

グリムジョーは少し考える素振りをして承諾した

 

『…分かった、それじゃあまた明日そっちに行かせてもらう』

 

『そか、それじゃあ明日ホームで待ってるで』

 

『ああ分かった』

 

こうしてグリムジョーのとても濃い夜は幕を閉じたのである

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