ジャンヌ好きがジャンヌを召喚した件について   作:ガブリアスオルタ

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どうも!ガブリアスオルタです!

今回はジャンヌとのデート回になっています。前編後編で分けるので後編の方もお願いします!

では、ゆっくり見ていってください!


ジャンヌとデート 前編

「マスター! 遊びに行きましょう!」

 

 

「ええで」

 

 

 的な感じのノリでジャンヌと遊びに行くことになった正義だ。

 どうやら今回は、オルタとリリィはお留守番らしく2人で遊びに行くらしい。もしやこれはデートでは? と思い、ウキウキ気分です。

 そりゃまあこんな美少女と遊びに行くわけだから、ウキウキしてもしょうがない。ドキドキもしてる。一応俺もいつもはめんどくてしてない髪のセットもした。

 

 

「マスター用意できましたか?」

 

 

「うん。できたぞ。じゃあ行くか」

 

 

 今回はジャンヌの要望から、買い物を少ししてから動物園に行こうと思う。どうやら動物園に小動物と触れ合えるところがあるらしく、そこに行きたいらしい。

 ちなみにお決まりのセリフである、服の褒め合いは致しません。だって家で見てるからねお互い。

 

 

「先ずは、ショッピングですね! 服を見に行きましょう!」

 

 

「どんな服を買うんだ?」

 

 

「可愛いのがいいですね。優莉さんから似合うものを聞いてきたので、それに似たものにしようと思います」

 

 

 優莉から聞いたのか。あいつは結構ファッションセンスあるからかなり可愛い仕上がりになると思う。俺はファッションセンス全くないけど。

 

 

「楽しみにしとくよ」

 

 

「楽しみにされても困ります! ちなみに……マスターは何か買わないんですか?」

 

 

「んー。俺はいいかな。服選びとかはよく分からんし」

 

 

「むぅ。じゃあ私が選ぶので買いましょう!」

 

 

「いいけど、めんどくさくないか? 自分の選んで俺のも選ぶの」

 

 

 俺ならめんどいけどな。

 

 

「めんどくさくないですよ。どうせならオシャレしましょう」

 

 

「まあそう言うなら分かった。よろしく頼む」

 

 

「はい! 任せてください!」

 

 

 まあとりあえずは先にジャンヌの服を見に行くか。

 

 

「先にレディースの方行くか」

 

 

「私は後でいいですよ。先にマスターの見に行きましょう」

 

 

「別に先でいいぞ?」

 

 

「後でいいですよ。そっちの方がゆっくり選べますしね」

 

 

 なるほどな。そう言われると確かにそうだ。じゃあ先にメンズに行くか。

 

 

「分かった」

 

 

「メンズは向こうですね。行きましょう!」

 

 

「急いで転けないようにな」

 

 

「転けません! わっ!」

 

 

 言ったそばから! 

 

 

「よっこらせっ!」

 

 

 まだ近かったから良かった。ちょっとドジ要素あるんだから気をつけろよ。

 

 

「大丈夫か?」

 

 

「はい……大丈夫です。ありがとうございます……」

 

 

「別に時間はまだまだあるんだから急がず行こうぜ」

 

 

「はい!」

 

 

 

 

 

「これとかどうですか?」

 

 

「いや……分からん」

 

 

 本当に服とかは分からないんだよ。いつも親に選んでもらってたし。パーカー最強だしな。

 

 

「うーん……あ! これとかどうでしょう! 1回試着してきてください!」

 

 

「おっけー。ちょっと待っててな」

 

 

「はい! ゆっくり着替えてください!」

 

 

「おう」

 

 

 と言っても、着替えるのにそこまでの時間はかからないけどな。

 

 

「ジャンヌ? 着替えたけど大丈夫か?」

 

 

「はい! いけますよー!」

 

 

 なんかこういうのってちょっと緊張するもんなんだな。ちょっと照れる。

 

 

「どうだろうか。似合ってるか?」

 

 

「え……あ、あの……」

 

 

 え。そんなに似合わなかったのかな。悲しみに打ちひしがれるわ。

 

 

「すごい似合ってます!」

 

 

 似合ってたのか。なら良かった。いやー似合ってなかったのかと思った。

 じゃあこれ買って次はジャンヌだな。

 

 

「じゃあレディース行くか」

 

 

「はい! あ、その前に飲み物だけ買ってもいいですか?」

 

 

「あいわかった。そこの自販機でいいか?」

 

 

「はい。ありがとうございます」

 

 

 俺も喉乾いたしなんか買うか。何にしよう……あまり炭酸は好きじゃないから……綾鷹でいいか。

 綾鷹というか緑茶って美味しいよな。寿司屋で飲む緑茶が最高に好きなんだよな。

 

 

「マスター? どうしたんですか?」

 

 

「ん? ああ、なんでもないよ。行こうか」

 

 

「はい! 私のも選んでくださいね?」

 

 

 えー。あんまり人の選ぶの嫌なんだがな。特に女の子は自分で選んだ方が楽しいのでは? 

 

 

「2択くらいまでは絞るのでそこでマスターに選んで欲しいんですよ」

 

 

 なるほどな。それなら俺も気にする必要はないな。

 

 

「それならいいぞ」

 

 

「じゃあ行きましょう!」

 

 

 

 

 

「とりあえずこの2つのどちらかを選んでください!」

 

 

「任せろ。ジャンヌに似合うやつを選んでやる」

 

 

 まあジャンヌが選んだ2つからだけど。とりあえずその2つを見てみるか。

 1つ目がセーターか。色はベージュで、縦に模様の入った可愛いやつだな。着たら似合いそうてか似合うの間違いなしだろうな。

 2つ目がワンピースっぽいやつかな? 多分上になにか羽織るんだろうな。でないとこの時期はまだ寒いし。色は薄いピンクで無地か。これも似合うだろうな。

 これは困った。正直、俺は1つ目のセーターがいいと思ってる。ジャンヌが着たら可愛いのと少し大人っぽさも出て絶妙なバランスを持つと思う。でもワンピースの方も捨て難い。ただ純粋に可愛いジャンヌってのも見てみたい。いつも可愛いけどな? 

 

 

「うーん。どっちも可愛いと思うけど……1回2つとも試着してみるか! そっちの方がわかりやすいし」

 

 

「分かりました! 覗かないでくださいね?」

 

 

 誰が覗くか。覗きたいけど。

 

 

「ふふっ。冗談です。じゃあ少しだけ待っててください」

 

 

 来た時に比べたら大分落ち着いたというかお茶目になったよなジャンヌ。いい事だけどな。

 

 

「マスター? 大丈夫ですか?」

 

 

「おーう。ばっちこい」

 

 

「ふふっ。なんですかそれ。では」

 

 

 おかしい。俺はジャンヌと居たはずなんだが。目の前にいるのは紛れもなく天使だ。

 冗談は置いといて。実際天使のように可愛い。今ジャンヌが来てるのは1つ目のセーターなんだが思ったよりも大人っぽさが、全面に出てきてていいと思う。後、割とボディラインが出ててエロい。

 いやもうこっちで良くね? これ以外ないだろ逆に。

 

 

「あの……そんなに黙って見られると恥ずかしいです」

 

 

「ん? あ、ああごめん。見とれてた。綺麗だよ」

 

 

「そ、そうですか? えへへ。ちょっと照れちゃいますね」

 

 

 可愛い。とりあえずそれ買いますか。ちょうど昼時だしな。

 

 

「それ買って飯食うか。飯は何がいい?」

 

 

「なんでもいいですよ。マスターに任せます」

 

 

「それが一番困るんだけどな……適当でいいか」

 

 

 じゃあ早いとこ食べて動物園に行きますか。

 

 

 

 

 

 

 




今回も読んでいただきありがとうございました!

オルタやリリィとのデートも間を空けて書こうと思っています。そちらもお楽しみにしていてください。

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