ジャンヌ好きがジャンヌを召喚した件について 作:ガブリアスオルタ
今回は懐かしのゲームが出てきます!
では、ゆっくり見ていってください!
最近あまりにも部屋が汚すぎる。主にオルタの食べ散らかしたお菓子等の袋によって。ジャンヌどころかリリィにまで怒られてるのに一向に片付けようとしないのは何故なのか。そろそろ片付けないとやばいから片付けさせなくては……
「とか言いつつ片付けるのは俺なんだよなぁ」
実際俺も一緒に食べたりしたやつだから共犯だしな。バレたら殺されそうだけど。
「ん? 何だこのダンボール」
片付けしてると見覚えのないダンボールとかよく出てくるよね。中何が入ってるんだろうか。
「お!? 懐かしいな!」
なんと中に入ってたのはファミコンとソフト。Wiiとかならまだしもファミコンとは……ソフトは、マリカーとSFだな。どちらも今もシリーズが続いてる人気作品だ。
「ちょっとマスター。片付け終わったかしら? お腹すいたんだけど。何それ」
おいおい。お前も散らかしたんだからな?
「これはファミコンと言ってだな。簡単に言うとかなり昔のテレビゲーム機だな」
「へえ。面白そうじゃない。ちょっとやるわよ」
「いいよ。俺も久々にやりたくなったし」
俺のコマンド入力を見せてやる!
「これどうやってつけるの?」
「確か……ソフトを入れて左のスイッチを入れるはず」
「やったけどつかないわよ。壊れてるんじゃないのこれ!」
かなり古いからな。何回もやらなきゃつかないと思う。
とまぁ7回くらいで着いたので、
「2つある訳だがどっちからする?」
「こっちはレースゲームかしら?」
「そうそう。所々でアイテムを拾って相手にぶつけたりして1位を目指すゲームだな」
懐かしいな。この時はまだドリフトアクションがなかったんだよな。
「じゃあこっちは?」
「こっちは大手格闘ゲームだな。世界大会もあるかなり人気のあるゲームだ。ゲームの内容としては相手を倒すだけ」
「それだけ? 簡単じゃない」
「と思うだろ? これが全く簡単じゃない。普通の攻撃に加えてコマンド入力と言って、ボタンを素早く順序よく押してできる攻撃もあるからな」
「ふーん」
お? その顔はあまり信じてない顔だな? よろしい。ならばこのゲームからやろうか。
「へえ。キャラも割といるのね」
「ああ。このリュウってやつが初心者向けだな」
「じゃあとりあえず最初はリュウってやつでいいわ」
俺もリュウにしよう。一時はリュウに憧れすぎて友達に竜巻旋風脚をしてたくらいだからな。そのせいで友達なくしたけど。
「なるほどね。こうやったら攻撃できるのね」
オルタも操作方法の確認が終わったらしいしやるか。
まあ結論から言うと俺の圧勝な訳です。コマンドを使うまでもなかったな。そりゃ初心者相手だしな。
「何このクソゲー! もういいわ。こっちのレースゲームにしましょう」
次はマリカーか。実を言うとおれはマリカーがものすごく苦手だ。なんでかわからんけど苦手だ。
「キャラはどうする? 俺はこのノコノコってやつにするけど」
「キャラによって何か変わったりするの?」
確か操作自体に影響は無いはずだけど。
「確かなんもないはず」
「なら私はこのキノコにするわ。可愛らしい見た目だし」
最初はまずキノコカップでいいか。
「ちょっと何ジャンプしてんのよ!」
「このゲームはジャンプして曲がるんだぜえ!」
「ちょっとなんかクルクル回ったんだけど!」
「曲がる時にジャンプしないからだな。まておい! その赤い甲羅は投げるなよ!」
「そう言われたら投げるに決まってるわよ!」
「おいい!」
「いい勝負だったわ」
「ああ。このノコノコ使いの正義に食いついてくるとはな……」
勝負の後は握手これ鉄則ね。
さて、後ろに般若が2人いる事だし、片付けしますか!
今回も読んでいただきありがとうございました!
ファミコン懐かしいですよね。この話を書きながら操作を思い出したりもしてました。父親に春麗でボコボコにされたのもいい思い出です。
誤字、脱字報告や感想、評価もお願いします!