集合時間になり、リアスたちと合流
一旦城に戻りイッセーを迎えに行くことにした
みんなは俺が手に入れた妖刀に驚いていた
妖刀を持つものは滅多にいないらしい
列車で魔王サーゼクスの領土に移動
三時間ぐらいで到着したのは都市部だった
色んなお店があり、自動販売機や看板
「ここは魔王領ルシフォード。
旧魔王ルシファーさまがおられたと言われている冥界の旧首都なんだ」
木場の説明
なるほど、サーゼクスよりも前の魔王がここに住んでいたのか
駅のホームに進むとリアスに黄色い歓声がが聞こえてきた
悪魔の人々が憧れの眼差しを見せていた
朱乃の説明によると
リアスは魔王の妹
しかも名門グレモリー一族の次期当主
さらに超絶美人のお嬢様だからな
人気があるのもわからないものでもない
「ヒィィィィィィ……………。悪魔がいっぱい………」
ビビッているのはギャスパー・ヴラディ
ハーフヴァンパイアで転生悪魔
対象者の時を一時的に止める神器
だけどそんなすごいものを持っているのに所有者はびびりでうまく使えない
しかも女装主義、おかしいだろ?
似合っているのはもっとおかしい
イッセーも初対面のときそう思っただと
うん、だれだって初対面じゃ女の子と間違えられるよきっと
そのまま、地下鉄に乗り換え
さらに五分ほど移動
都市で一番大きい建物にたどり着いた
若手悪魔、旧家、上級悪魔のお偉いさんなどが集まる会場の建物
ここではリアスとその眷属たちは他の悪魔とはライバル
気をしっかりすると注意していた
広いエレベーターに乗り上に上がりたどり着くと広いホールに出た
通路を進んでいくと人影があった
「サイラオーグ!」
男性で見た目は俺たちと同い年ぐらい
黒髪の短髪で野生的なイケメン
活動的な格好で体格も良い
瞳は紫、闘気が湧いているのがわかる
「久しぶりだな、リアス」
リアスと握手を交わす
その後ろには眷属のかたがた並んでいた
「ええ、懐かしいわ。
変わりないようで何よりよ。
初めても者もいるわね。
彼はサイラオーグ。
私の母方の従兄弟でもあるのよ」
なるほど、道理でサーゼクスと似ていると思った
「俺はサイラオーグ・バアル。
バアル家の次期当主だ」
バアル。
聞いたところによると大王の一族に属する名門の家
するとサイラオーグが俺を見る
「む。君が噂の人間か?」
「噂?」
リアスが説明する
「あなたたち《暁》が冥界で噂になっているのよ。
最上級の魔術師を倒したから有名になっても仕方がないわね」
あらら、テロリストと戦ったことにより
俺たちの名前が知られちゃった訳か
「どうも、祢黒斬だ。よろしく」
「こちらこそよろしく」
握手を交わす
「それで、こんな通路で何をしていたの?」
「ああ、くだらんから出てきただけだ」
「………くだらない?他のメンバーも来ているの?」
「アガレスもアスタロトもすでに来ている。
あげく、ゼファードルだ。
着いた早々、ゼファードルとアガレスがやり合い始めてな」
心底嫌そうな表情をする
喧嘩か?
まぁ、すぐに収まりそうな口論だろう?
と思っていたけど
ドオオオオオオオオオォォォォォォッ!!
建物が大きく揺れた、巨大な破壊音
近くからだ。
口論じゃないのかよ!
ガチのやり合いか!?
扉を開き中に入ると
テーブルやら装飾品やらいくつもの物が壊れていた
おいおい、相当荒れているな
一触即発の状態、こりゃ大変だな
「ゼファードル、こんな所で戦いを始めても仕方なくてはなくて?
死ぬの?死にたいの?殺しても上に咎められないかしら」
眼鏡の美少女が殺気を放っている
殺すとか、美女があんまりゆっちゃ駄目なような気がするけど……
「ハッ!言ってろよクソアマッ!
俺がせっかくそっちの個室で一発仕込んでやるって言ってやってんのによ!
アガレスのお姉さんはガードが固くて嫌だね!
だから未だに男も寄って来ずに処女やってんだろう?
ったく、魔王眷属の女どもはどいつもこいつも処女臭くて敵わないぜ!
だからこそ、俺が開通式をしてやろうって言ってんのによ!」
うわぁ…、下品で高貴の欠片もないな
顔にタトゥーで緑の髪
上半身裸に近い服装
ズボンに装飾品をいっぱい付けている
「ここは時間が来るまで待機する広間だったんだがな。
もっと言うなら、若手が集まって軽い挨拶を交わす所でもあった。
ところが、若手同士で挨拶したらこれだ。
血の気の多い連中を集めるんだ、問題の1つも出てくる。
それも良しとする旧家や上級悪魔の古き悪魔逹はどうしようもない」
あらら、困ったもんだなこれは
喧嘩上等の社会か……
人間界とはえらい違いだな
「左の眼鏡をしている彼女がアガレス、右がゼファードルだ」
サイラオーグが説明する
荒れているのはゼファードルね
「あん?何だそこの人間は?」
ゼファードルがこちらに気づいたのか振り向く
てか、何で俺!?
「何ジロジロ見てんだよ!!」
「え、いや、俺は別に……」
「うるせぇッ!!人間が、目障りなんだよッ!!」
と言いつつ手には魔方陣が
ドオォォォォン!!
魔法が放たれ床にひびが入った
「はは!ざまぁねぇな!!」
ゼファードルは笑うが
「誰がだ?」
俺は背後に回って妖刀を抜いて首に刃を向けた
「なっ!?」
「あんまり人に攻撃しないほうが良いと思いますよ?
そちらも怒るとしわが増えますよ?」
「ッ!」
眼鏡のお姉さんも黙り込んだ
刀を離し、解放した
その場にいた全員がこの光景に驚愕していた
うーん、ちょっと派手にやりすぎたかな?