艦娘と人間と、職務と青春と。   作:いちごオレ

1 / 11
こんちには、投稿はほとんど吹雪がメインのいちごオレです。閲覧頂きありがとうございます

リアルな政治話や個人の趣味をふんだんに使った炊き込みご飯ですが暇潰しにでもなれば幸いです__







いちごオレ





第一話「歴史」

2035年、6月8日

突然現れた未確認生物、通称「深海棲艦(しんかいせいかん)」彼らは地球に存在する人類の船舶、海上施設、海に関わるありとあらゆる物を破壊した。

 

当時最新鋭の軍事技術を保有する某国も、その深海棲艦には何の戦闘効果もなかった。

というよりは戦闘を行う度に人類側が消耗していく一方だった。

 

地球上のミリタリーバランスが崩壊すると共に海、空を使った輸出、輸入が深海棲艦達によって妨害されまた海底ケーブルや衛星は次々と断線、破壊された。

人類は物資のやり取りどころか、物資の国と国の連絡さえ困難を極め壊滅の危機に瀕していた。

 

 

2044年、9月23日

日本の防衛省が新たに開発したとされる最新兵器「艦娘(かんむす)」彼女達は唯一深海棲艦に対抗できる兵器として誕生した。

艦娘の母体やそれに関する情報について、防衛省は詳細を明らかにしていないが、防衛省のHPでは

 

"艦娘に関する全ての情報は国家機密及び防衛機密に該当するため情報公開は行っておりません。"

 

とだけ記載されている。

なぜ男性でなく女性ばかりが対象なのか、また採用するに当たっての条件などについては情報漏洩を防止するため言えないが、噂話によると男性より女性の方が圧倒的に艤装との適合率が高い、運動性能が良い等が言われている。(諸説あり)

 

 

2053年 現在

艦娘達の必死な努力で海路や空路を確保、流通が2035年の半分以上にまで回復した。

人々も安心して昼間海辺辺りを散歩できるほどの余裕を取り戻した。

しかし、だからと言って安心できるわけではない。

太平洋やその他海の奥地、周辺海域は未だに戦闘が続いているのだ。そのため万が一に備え、日本国は日常的に避難訓練が行われている。

防災訓練とは訳が違い()()()()()()()()という言葉が常日頃、国民の耳に届くため当時の国民からは反発があったが(理由は不明)、今現在は数年の月日が流れたのが理由なのか全国民の平均的な精神状態は安定している。

だが今、深海棲艦よりかそれより危険な存在が影で動き始めた。それは同じ種族の人間だ。

人類は深海棲艦が現れる前から、戦争や紛争が絶えなかった。

艦娘という存在がどれ程難しい技術で構造がブラックボックスか……そう考えるとなぜ同じ人が危険なのかは言わなくてもわかるだろう。

人というのは欲望に弱い。

そのため、隣国やその他外国からの招かれざる人々が日々艦娘を隷下に持つ防衛省の課題となっている。

今現在、艦娘も時代と状況に合わせ対深海棲艦訓練のは勿論のこと、人類の戦闘技能である対人近接格闘訓練、各種銃火器射撃訓練のカリキュラムも加えられている。

人類に平和…永久的平和訪れないのだろうか_

 

 

 

 

記録者:横須賀海軍基地職員

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし艦娘、兵器と言えど心と体は生身の少女

もちろん怒りや悲しみ、喜びなど、人間となんら変わらない。

出会いがあれば別れもある。

これはとある一人の少女、吹雪の青春と職務の駆け引きを描いた物語である__

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回「繋がり」



一部の専門用語は※にて説明させて頂きます。間違いがあればご指摘下さい。

※以降この作品に登場する人物 組織 団体はすべてフィクションです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。