僕に出来ること。僕にしか出来ない事。   作:とけるん

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もう辛い。この先進められるか不安だよぉ!


00 プロローグと天使との遭遇

「んん…んー…」

 

朝だ。朝日を浴び伸びをする。

昨日までは自分の部屋に日が差すことは無かったので、なんだか新鮮な寝起きだ。日曜日というのもあって寝起きばっちりだ。

 

父親の転勤が決まったのが昨日。そして引っ越したのも昨日。転入手続きは今日これから。始業式は明日。

 

「どう考えても急すぎだよね…」

 

僕が転入する高校は元々女子校だったらしい。だが、年々入学希望者が減ってきたため共学化したようだ。

 

この学年からだけど。

 

「男子はクラスに何人くらいいるんだろうな。…いないとかやめてよ…?」

 

今日は転入手続きがあるため、昨日貰った制服に着替える。

 

「新しい制服はいいな。なんかわくわくする!」

 

さて、向かいますか。僕が通う新たな高校。

 

音ノ木坂学院!

 

 

 

 

 

 

「ふう…」

 

手続きを終え、学院から出てきた。手続きはスムーズに終わったのだが…

 

「学院長…若くないですかねぇ…」

 

そう。若かったのだ。ほんとに学院の長なのかと疑ってしまうほどに。

 

「それにしても…」

 

この学院はかなり綺麗だ。広いし、設備は充実しているし。正直ここに通えるのはとても嬉しい。明日からの学院生活が楽しみである。桜も綺麗だし。

 

「…!?いっけね!」

 

時間を見ると10時過ぎである。10時半からバイトの面接があったはずなので急がないと非常に不味いことになる。

 

「…走ろう。」

 

僕は桜吹雪の中を全力疾走するのであった。

 

 

 

 

 

 

コンビニでの面接は無事終了。その場で採用…なんてことは無く。1週間以内に連絡してもらえるそうだ。

 

「さてと…晩ご飯の買い出ししますか」

 

うちの父親は帰りが遅いため、晩ご飯は自分でなんとかしなくてはならないのだ。

 

という訳で近くのスーパーまでやってきた。適当な食材をカゴに入れ、明日の朝のパンを買いに向かったとき…

 

ドンっと。曲がってきた人とぶつかってしまった。

 

「うわっと…」

 

「いったーい!」

 

「すいません!だいじょ…う…」

 

僕は言葉を失ってしまった。だって…

 

「(かわいぃぃぃぃぁぁぁ!!)」

 

なんだこの天使のような生命体は!天使なのか!天使だぁぁぁぁ!!

 

目の前の天使さんが首を傾げているので心を落ち着かせなければ…深呼吸しないと

 

すぅぅぅぅぅ…すぅぅぅぅ…

 

「けほっけほっ」

 

「だ、大丈夫…?」

 

しまった。ついはくのを忘れてしまった。

 

「こちらは大丈夫です。怪我とかないですか?」

 

「うん!平気だよ!」

 

やばい、笑顔が眩しい!こういう子を天使って呼ぶんだな。

とりあえず散らばってしまった商品を集める。この子パンしか買ってないのか。パン好きなのかな…

 

「はい、どうぞ。ほんとすいません。」

 

「いいんだよー!ありがと!」

 

そう言って天使さんはレジへと向かった。

 

「これだけで人生生きてけるわぁ。」

 

僕はそう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日。学校に向かい、クラス表を見た僕はおもむろにTwitterを開きこう呟いた。

 

「助けてください。」




音ノ木坂共学化してます。
でも大丈夫です!廃校の危機にはなりますから!
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