せっかく転生したので最強の悪役を目指します。   作:Z-ONE

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皆さんこんにちは。

今回、本当はなのは、フェイトと恭也の戦闘まで書きたかった。

でも、色々と書いてたらスペースがなくなりました。

許してください! 何にもしないけど!

闇の書編も着々と終わりに近づいてきました。

最終決戦まで見立てでは後三、四話ぐらいです。

それでは、本編です。


process24 第二回戦、開幕! 恭也の覚悟となのはの思い……

 恭也はなのは達の元に向かいながら任務達成後の事を考えていた。

 

 まさかあのクロノスが無事に忍を返すとは考えにくい。

 

 ならば、この本を使って奴に取引を仕掛けるしか忍を取り返すことはできないだろう。

 

 問題はどうやって取引まで持っていくか。

 

 どうにかして奴と二人きりで話す機会が出来ればいいのだが、奴の近くには常にあのアリシアが控えているうえに最近やってきたあのラヴリカという男までいる。

 

 ラヴリカの方はいる方が稀だが、アリシアの方が問題となる。

 

 アリシアの実力はおそらく俺と同等、戦闘による拘束は難しいだろう。

 

 それ以上にクロノスが交渉に乗るかが重要だ、奴の実力は明らかに異常だ。

 

 一対一で戦ったら絶対に勝てないだろう。

 

 だからこそ、交渉という場に持ち込む必要があるのだ。

 

 そんなことを考えていると……

 

「―――――」

 

 遠いので声こそ聞こえないがなのは、フェイトの二人が集まっていた。

 

「……何にしてもなのは達と戦うのは変わりない」

 

 恭也はゲーマドライバーとガシャットを構え、なのは達の元に向かった。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

「ねぇ、お兄さん。なんでわざわざ監視なんてしてるわけ?」

 

 恭也がなのは達の元に向かっている最中、俺とアリシアはビルの屋上でその様子を眺めていた。

 

「なに、単なる暇つぶしさ」

 

「ふーん……それにしていいの? 彼に闇の書を完成させたら……」

 

「それを使って私に交渉を仕掛けてくると?」

 

 アリシアは頬を膨らませ、若干不機嫌そうになる。

 

「構わんさ、奴にはそれしか方法がないのだからな。それに奴の結末(エンディング)はもう決まっている」

 

 それを聞いたアリシアは俺の隣に座り、足をパタパタと動かしだした。

 

「まぁ、私はお兄さんに従うよ」

 

「ハハハッ、それでいいのだお前はな」

 

 そう言うと俺はその場を立ち上がる。

 

「何処か行くの?」

 

「ああ、ちょっと『交渉』に行ってくる」

 

 俺はそれだけ言うとその場をアリシアに任せ、退却した。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 なのはとフェイトは間近となったクリスマスに備えて準備の為に集まっていた。

 

「アリサちゃんたちの分もちゃんと準備しないとね」

 

「うん」

 

 アリシアによってリンカ―コアから魔力が回収されたアリサとすずかは今はまだ寝ているとの事。

 

 その為、なのはとフェイトの二人で準備のための飾りを買いに来たという事だ。

 

「それじゃあ行こうか」

 

「待て」

 

 突然、背後から声がかかる。

 

 そこにいたのはゲーマドライバーを装着し、ガシャットを構える恭也だった。

 

「お兄ちゃん……」

 

「なのはのお兄さん……」

 

「貴様らの魔力を回収させてもらう」

 

《Hurricane Ninja!》

 

《ガシャット! ガッチャーン! レベルアップ! ハリケーンニンジャ!》

 

 変身し、なのは達の方に走り出す。

 

「「セットアップ」」

 

 バリアジャケットを装着した二人も恭也に向かう。

 

「待ちやがれ!」

 

 突如、三人の間に鉄槌が振り下ろされる。

 

 そこには戦闘態勢のヴィータとシグナムの姿があった。

 

「闇の書を返して貰おう」

 

「今日こそは逃がさねえ」

 

 すると別の方向から声がする。

 

「邪魔したらダメだよ♪」

 

「あなた方は僕の魅力で落として差し上げましょう」

 

 一人は政宗の忠臣であるアリシア、もう一人はラヴリカこと、天ヶ崎恋だった。

 

「………」

 

「どうしたのかな? アリシアさん」

 

「……話しかけないでくれる?」

 

「グハッ……そんなところも魅力的ですよ。きっといつか振り向かせて見せましょう」

 

 アリシアは心底いやそうな顔でガシャットを取り出した。

 

「それでは、参りましょう」

 

 ラヴリカもバグヴァイザーを取り出し、構える。

 

「変身」

 

「培養」

 

《Infection!》

 

《Perfect puzzle!》

 

《レッツゲーム! バッドゲーム! デッドゲーム! ワッチャネーム!?》

 

《デュアルアップ!》

 

《ザ・バグスター!》

 

《PERFECT PUZZLE!》

 

 仮面ライダーパラドクスとラヴリカバグスターが乱入する。

 

「邪魔者の相手は私たちにお任せ」

 

「ミスター高町。そちらのレディ達はお任せするよ」

 

 そう言ってアリシアとラヴリカはヴィータとシグナムの前に立つ。

 

「邪魔をしないでもらおう」

 

「どきやがれ」

 

「そういうわけにもいかないかな」

 

「ええ、あなた方は我々がお相手いたしましょう」

 

 四人が向き合う中、恭也たちも向かい合っていた。

 

「お兄ちゃん……」

 

「最早、話すことはない。いくぞ……」

 

 恭也がゆっくりと腰を落とし、構えを取る。

 

 フェイトも自分の愛機を構える。

 

「……いくよ」

 

 なのはも杖を構える。

 

 三勢力がぶつかる乱戦が始まろうとしていた。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 一方、俺はとある場所に来ていた。

 

「覗き見とはいい趣味ではないか」

 

「ッ!」

 

 俺が声をかけると男は此方に振り向く。

 

 男は仮面を被り、素顔を見ることはできない。

 

 だが、俺にはそんなものは必要ない。

 

「なに、そう身構えるな。私は交渉をしに来たのさ」

 

 俺は姿を目の前の仮面の男に変化させる。

 

「君たちの目的の達成の為に協力してあげよう。主人の元に案内してもらおう」

 

 仮面の男は突然蹴りかかってくる。

 

 俺はそれを軽くいなし、裏拳を放つ。

 

「ちっ」

 

 仮面の男はカウンターで回し蹴りを放つがその足を掴み、地面に叩きつける。

 

「グハッ」

 

「分かっただろう、君『達』では勝てない」

 

 俺は仮面の男の仮面を掴む。

 

「この魔法を解いたらどうだ? 君達が二人で変身しているのは知っているぞ」

 

「……分かった」

 

 仮面の男は変身を解く、すると猫耳と尻尾を生やした二人の少女になる。

 

「いいよ、あんたを案内してあげる」

 

「ちょっとアリア」

 

「ロッテ、こいつの言う通りだよ。私たちじゃ勝てない」

 

「……ちぇ」

 

 リーゼ姉妹は向きを変え、歩き出す。

 

「ついてきなよ、私たちのご主人様のところに案内したげる」

 

「ハハハ、それでいい」

 

 俺はリーゼ達の後ろついて行った、最後のピースを揃えるために……




次回予告

恭也VSなのは、フェイト

ヴィータVSラヴリカ、シグナムVSアリシア。

三つの勢力が入り乱れる大乱戦が開始される。

一体誰に勝利がもたらされるのか……

次回 大乱戦!守護騎士VSなのは、フェイトVS政宗組。

この作品の結末について自分の中ではいくつか候補があるのですが、どれが見たいですか? ぜひご協力ください。

  • 政宗消滅END(一応正史)
  • 政宗完全勝利END(現在構想とは真逆)
  • 政宗改心END(自分的にはなし)
  • 作者にお任せ(高確率で消滅END)
  • 消滅と完全勝利
  • 消滅と改心
  • 完全勝利と改心
  • 全部見たい
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