せっかく転生したので最強の悪役を目指します。   作:Z-ONE

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どうも、作者です。

Be the oneを公開初日に見てきました。

やっぱり、面白かったですw

ギャグシーン満載でしたね。

では、本編どうぞ。


Reflection/Detonation編
process36 新章開幕。始動する政宗の最後の計画。


 ―――海鳴市上空、X月XX日。

 

 夜の海鳴市の上空に飛行する二つの影。

 

 一人は高校の制服を着た、若干ウェーブのかかったピンクの髪の少女。

 

 もう一人はオレンジのサイドテールの少女だった。

 

 海鳴の夜空を飛びながら何かを話す二人の姿を遠くから見ている一つの影。

 

 その影の主はラブリカと話していた、あの紫髪の女性だった。

 

 黒のパンツスーツをきっちりと着ており、顔にはお面が付けられている。

 

「政宗様の予測外の事とは……報告の必要がありそうね」

 

 女性はただ一言そう言うと、その場から姿を消した。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 その数日後、俺とアリシアが住む、本拠点に全戦力が集結していた。

 

 せっかくなので、おさらいしよう。

 

 まず俺、十六夜政宗を筆頭として。

 

 仮面ライダーパラドクス、アリシア・テスタロッサ。

 

 ラヴリカ・バグスター、天ヶ崎恋。

 

 元夜天の書の融合騎、現グラファイト・バグスター、リインフォース・アインス。

 

 そして、紫髪の女性。

 

 総勢五名、これが現在の全戦力だ。

 

「それで、本日は何故我々が集められたのですか?」

 

 恋が口を開くと俺は紫髪の方を向いてこう言った。

 

「それは”風魔”がこれから説明する」

 

「はい」

 

 風魔は立ち上がると一枚の写真を机に置く。

 

「昨日の夜にここ海鳴市の上空で発見しました」

 

 写真に写っていたのは二人の少女だった。

 

 俺は前世の記憶を呼び覚ます。

 

 前世の記憶を頼りに思い出すと一人、ピンクの髪の少女は『キリエ・フローリアン』であることは思い出せた。

 

 だが、もう一人のオレンジ髪のサイドテールの方は一切記憶になかった。

 

「こいつらは何者だ?」

 

「こんな子達が私達の計画に影響あるのかな?」

 

 アインスとアリシアが続けて口を開く。

 

「元々、想定になかった存在です。どのような影響を及ぼすのか不明な為、警戒が必要かと」

 

「成程……」

 

 俺は風魔の一言に頷くと写真を手に取る。

 

 俺の記憶にもない新たな存在か、面白くなってきたな。

 

「今後、この者達の監視を風魔に一任する。他の者は通常通りだ」

 

「「「はっ!」」」

 

「はーい♪」

 

 全員が俺のその一言に了承の意を示すとアリシア以外の三人がその場から消えた。

 

 三人が消えると同時にアリシアがこちらに近づいてくる。

 

「ねぇ、お兄さんはあの二人をどう思う?」

 

「さぁな、敵ならば潰すのみさ」

 

 俺は立ち上がり、アリシアを置いて、その場を移動する。

 

 移動した先には俺が闇の書から引きずり出した永遠結晶の姿があった。

 

「キリエ・フローリアンは必ずこの永遠結晶を狙っているはず、という事は次は高町なのは達と接触するだろう」

 

 俺は携帯を取り出すと風魔に通信をかける。

 

『私です』

 

「発見したか?」

 

『いいえ』

 

 風魔がそう言うと俺は笑みを浮かべながらこう言った。

 

「では、八神はやてを見張っておけ。そうすれば奴らは姿を現す。姿を現したら俺を呼べ」

 

『了解しました。では』

 

 話を終えると風魔はすぐに電話を切ってしまった。

 

「アイツは仕事は確かだが、正確に難があるな」

 

「お兄さん?」

 

 俺を心配したのかアリシアが上層から降りてくる。

 

「アリシア、今日は楽しくなりそうだぞ」

 

「ホントに!? やったー♪」

 

 アリシアの喜ぶ表情を横目に俺は今夜の事を考えていた。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 その日の夜。

 

 風魔ははやての乗る車を追跡していた。

 

 その時、突如として目の前のトレーラーが爆発を起こす。

 

 一機の重機がはやての乗る車の前に止まる。

 

 その重機は普通の重機と比べても遥かに巨大であり、様々な重機の特徴を併せ持っていた。

 

 その重機の上に現れたのはオレンジ髪の少女。

 

 だが、その少女の姿は投影されたホログラムであった。

 

 更に背後には無数の改造された重機が控えている。

 

「夜天の書の主、八神はやてね」

 

「確かにうちが八神はやてです」

 

 二人がやり取りを始める、風魔はその様子を遠くから眺めていた。

 

 すると、背後から何者かが風魔に迫る。

 

「ッ!」

 

 それに気づいた風魔はキックで即座にカウンターを放つと大きく後退する。

 

 風魔が襲撃者の方を向くとそれはオレンジ髪と一緒に居た、ピンクの髪の少女『キリエ・フローリアン』だった。

 

「あなた、何者? さっきからずっと私達の事を見てたみたいだけど」

 

「………」

 

「えーっと? 大丈夫? 言葉通じてるかしら? あれぇ……おかしいわね」

 

「……通じてる」

 

 風魔がいきなり口を開くとキリエは驚いた様子で。

 

「うわっ! ビックリした……喋れるなら初めから話してよ」

 

 風魔は視線を目の前のキリエからも近場で話すはやて達からも離す。

 

「あのー…ちょっと?」

 

「……来た」

 

 風魔がそう言うとはやて達二人以外がいない道路の奥から一台のバイクが走ってくる。

 

 そのバイクに乗っているのは一人の少女。

 

 その少女は長い赤髪を後ろで三つ編みに纏めている。

 

「アミタ!?」

 

「知り合いですか……」

 

「あなたはとりあえず後!」

 

 キリエは風魔にそう言うとアミタと呼んだ少女の方へと向かっていった。

 

 キリエが言った事を確認した風魔は物陰に隠れて携帯を開く。

 

「政宗様、発見しました」

 

『ご苦労、なのは達はラヴリカ達に足止めさせている。貴様もそちらに向かえ』

 

「了解です」

 

 風魔は携帯を閉じると即座に目的地に向かった。




次回予告

時を同じくして、二つの戦いが勃発する。

政宗とアリシアVSイリスとキリエVSはやて。

風魔とラヴリカとグラファイトVS守護騎士となのは達。

戦いの決着は一体、どうなるのか……

次回 始まる戦い! イリス・政宗同盟結成。

この作品の結末について自分の中ではいくつか候補があるのですが、どれが見たいですか? ぜひご協力ください。

  • 政宗消滅END(一応正史)
  • 政宗完全勝利END(現在構想とは真逆)
  • 政宗改心END(自分的にはなし)
  • 作者にお任せ(高確率で消滅END)
  • 消滅と完全勝利
  • 消滅と改心
  • 完全勝利と改心
  • 全部見たい
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