せっかく転生したので最強の悪役を目指します。   作:Z-ONE

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おっそ! 自分でもビックリしました。

最近、いっそがしくて……、今度もこんなペースかも……。

ホントに申し訳ないです。

では、本編。


process41 マテリアル誕生。暗躍する影、政宗ともう一つ……

「さて、それで気分はどうかな?」

 

「上々だね、感謝するよ。マサムネ君、まさかこの世界で君のような者が居るとは、いい誤算だったよ」

 

 デスクの椅子に腰かける政宗の前には一機のタブレットが置かれている。

 

 タブレットの画面は電話の通話状態のような画面になっている。

 

 そこから聞こえるのは穏やかな雰囲気の男性の声だった。

 

「君には近いうちに顔を出せるだろう。期待していてくれたまえ」

 

「ハハハ、いいだろう。期待しておくよ」

 

 俺の笑い声を聞いた男性もまた小さな笑い声をあげた。

 

「それでは……話し合いといこうか」

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 一方で政宗が謎の男と話している最中。イリス達は別の作業をしていた。

 

「こっちだよ♪」

 

 イリスとキリエはアリシアに案内され、拠点の地下に移動していた。

 

 そこには三つの培養槽があり、そこには三人の少女がそれぞれ浮かんでいる。

 

「お兄さんにはこの三人は動かしていいって許可貰ったからね。動かしてよ」

 

「それじゃあ、起動させるわ」

 

 イリスは特に意見することもなく、三基のマテリアルの起動に取り掛かった。

 

 少しして、イリスの足元に魔法陣が展開させる。

 

 するとマテリアルが起動し、培養槽が砕け散る。

 

 起動した三基のマテリアルはゆっくりと着地し、閉じていた瞳を開けた。

 

「さて、こちらの準備もばっちりだね♪」

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 あれから少しの時が経ち、政宗は夜の海鳴の町をビルから眺めていた。

 

 背後には俺の部下が一堂に介している。いよいよ開戦の時だ。

 

「イリス、そちらはどうだ」

 

『いつでもいいわ』

 

 俺がイリスに進捗を聞くと割り込みで三人が会話に入ってくる。

 

『早くしてよ! ボクはもう待ちきれないよ!』

 

『我慢してください。もうじきですから』

 

『我らの準備は万全故、早く指示をださんか。早くせんと一人が暴走を始めるぞ?』

 

 全く騒々しい奴らだ。

 

「作戦開始。邪魔する者は薙ぎ倒せ」

 

『了解したわ』

 

 イリスはそう言うと回線を切る。

 

 それと同時に海鳴の町から火の手が上がり始める。

 

 それを見た俺は背後に控える部下たちに指示を送る。

 

「さて、我らは予定通りだ。アリシアはレヴィと共にフェイトを討て」

 

「はいさー♪」

 

 俺の一言にアリシアは嬉しそうに腕を上げ……。

 

「風魔はアリサとすずかを担当しろ」

 

「御意」

 

 風魔が頭を垂れ……。

 

「グラファイトは守護騎士を止めろ」

 

「心得た」

 

 グラファイトが肯定の意を示し……。

 

「ラヴリカも守護騎士の方に付け」

 

「ええ、分かりました」

 

 ラヴリカがお辞儀をする。

 

 俺は全員の反応を聞くと立ち上がり、海鳴の街を見下ろしながら言った。

 

「さぁ、始まりだ! 弱者を蹂躙しろ!」

 

「「「「「了解!」」」」」

 

 その叫びと共に部下たちは一斉に各々の持ち場へと向かっていった。

 

「さて、イリス。いつ”裏切る”?」

 

 俺は笑みを浮かべながら、しばらくこの戦いをここから傍観することにした。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 アリサとすずかはなのはとフェイトと別れ、機兵の相手をしていた。

 

「キリがないわね!」

 

「確かにね!」

 

 無駄口を叩きながら二人は機兵達を粉砕していく。

 

 その背後から一機の機兵が二人に向けて攻撃をしようとする。

 

「邪魔」

 

 だが、その機兵は突如現れた風魔によって両断され、爆発四散した。

 

 アリサとすずかも風魔の存在に気付き、三人は対峙する。

 

「風魔……」

 

「気を引き締めていくわよ。すずか」

 

「うん」

 

 二人は気を引き締めて己が武器を構える。

 

 そして、風魔もまた武器を構え、戦闘態勢に入った。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 一方、グラファイトとラヴリカはヴィータとシグナムと相対していた。

 

「ここより先は行かせはせん」

 

「退いてくれ! アタシは……」

 

「ヴィータ」

 

 ヴィータはグラファイトに必死に呼びかける。

 

 だが、シグナムに呼びかけられると武器を構えた。

 

「ヴィータはあっちの男を頼めるか?」

 

「解った……でも」

 

「解っているさ。必ず連れ戻す」

 

 シグナムがそう言うとヴィータは力強く頷き、ラヴリカと向き合った。

 

「行くぞ!」

 

「きたまえ!」

 

 ヴィータの一撃に吹き飛ばされ、ラヴリカはその場から飛んでいき、ヴィータもそれを追いかけた。

 

 この場にはグラファイトとシグナムがただ黙して互いの得物を構えている。

 

「行くぞ、グラファイト」

 

「来い、烈火の将」

 

 お互いの初撃が衝突し、周囲には衝撃波が走る。

 

 二人の戦いも始まりを告げた。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 その頃、ある場所には。

 

「さぁ、フェイト。お姉ちゃんと遊ぼう!」

 

「ずるいよ! ボクも混ぜて!」

 

「えーっと……」

 

 いつもお調子っぷりを発揮するアリシアとそれに同調するアホの子のレヴィ。

 

 そして、それをちょっと呆れたような困ったような様子で眺めるフェイトが居た。

 

「じゃあ、始めよう! そして、誰が強いかはっきりしよう」

 

「うん、行くよアリシア……」

 

「ボクもやるぞー」

 

 三人の奇妙な姉妹対決もまた始まろうとしていた……。




???「ランサー(次回予告)が死んだ!」

???「この人でなし!」

この作品の結末について自分の中ではいくつか候補があるのですが、どれが見たいですか? ぜひご協力ください。

  • 政宗消滅END(一応正史)
  • 政宗完全勝利END(現在構想とは真逆)
  • 政宗改心END(自分的にはなし)
  • 作者にお任せ(高確率で消滅END)
  • 消滅と完全勝利
  • 消滅と改心
  • 完全勝利と改心
  • 全部見たい
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