スーパーロボット大戦V、機凱種チート添え   作:ホワイダニット

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遅くなってしまいました。リアルがちょっと・・・8月なんて嫌いダー‼


第1.3話

~ヤマト・ブリーフィングルーム~

 

格納庫での顔合わせもすんだので私達三人は揃ってブリーフィングルームに召集された訳だけど、何かあるのかしら?けど、格納庫からブリーフィングルームまでけっこう近かったわね。チトセちゃんと話をする暇がなかったわ。 私達はブリーフィングルームに入室すると中には艦長を含めた何人か既に集まっていたけど私達にどんな用があるのかしら?

 

「皆、集まったようだな。すまないがここであらためて三人には自己紹介をしてもらう」

 

ああなるほど、確かに格納庫で個人的な挨拶はしたけど正規の挨拶はしてなかったわね。まずは叢雲三尉が簡単な自己紹介をすませて、チトセちゃんもやる気のある元気な自己紹介を終わらせて私の番になった訳だけど。さて、私はどんな自己紹介にしようかしら。・・・やっぱりあれかしら。

 

「最後は私ね。私はこことは違う世界、ディス・ボードから来ました機凱種(エクスマキナ)と呼ばれる種族。そうですね、分かりやすく言えば機械生命体とでも思っていただければ宜しいかと。名前はステルヴィアと言います」

 

簡潔な自己紹介をすませてまわりを右から左に全員を見渡して。

 

「・・・何か質問が有れば質疑応答というかたちで受けますが、何か質問はありますか?」

 

すると一人が手を挙げて。

 

「まずは自分が、・・・貴女が居たというそのディス・ボードとは一体どんな世界です?」

 

あら?私の事じゃなくて私の居た世界の事を知りたいなんて、何か利用できる技術や理論があれば知りたいのか、只の知的好奇心なのか。・・・まあいいわ、反応次第でどこまで話すかだけど・・・直接聞けばいいわね。

 

「それは、異世界に興味があるからですか?それとも、利用できるものがあれば利用したいからですか?」

 

私の質問を質問で返す発言に何人かは眉をひそめたけど、質問した人はそうでも無いみたいね。

 

「・・・もし、利用できる技術があるのなら利用したい気持ちもある。私達は例え異星、異世界の技術を使っても地球を救わなければならない程に追い詰められている。しかし異世界に興味が無い訳ではないのも確かだ。私も男だ、かつて少年時代胸を踊らせた異世界を題材にした物語、異世界というロマンが実際にあると知ってその世界を知りたい、どんな生き物が生息しどんな法則で成り立っているか、そう考えると年甲斐もなくワクワクする」

 

「地球を救わなければならない今の私達の立場で異世界ロマンなどと、不謹慎だ」

 

「私はむしろ好感が持てました。知性在りし者にとってロマンや好奇心は新しい発見の始まりです。いい事じゃないですか」

 

ヤマトの乗員は真面目なのばかりと思いましたが、こういう方もちゃんと居るのね。

 

「それで、私の居た世界についてですが先ずはどのような事を詳しく知りたいので?」

「貴女の世界を知りたいと言いましたが正直どの様な質問をしていいかわからない。ですので貴女が話しても良いと思った内容を教えて欲しい」

 

自分達から情報を聞き出すのではなく、相手が自分から情報を提供したかたちにしたいということかしら?

ヤマトのデータベースを覗いてみた感じだとここにいる人達は軍属のようだし。・・・ヤマトにある情報だけじゃ何ともしがたいし追々としておきましょう。

 

 

そんなことを思考しながらヤマトのデータベースから素早く、しかし誰にも気付かれないように接続を切るステルヴィア。彼女はこの世界に来たばかりでこの世界の情報がないと知識による認識に摩擦が生じると判断してヤマトに無断で接続し、この世界の情報をこっそり閲覧していたのだ。つまりヤマトと繋がっているアナライザーにも一切気付かれておらず、完璧なハッキングをヤマトにいる誰にも気付かれずに行った事になる。

 

「そうね、この世界には無いエネルギーとか世界の法則なんて使えないものは説明しても意味はないし。今関わりのある私を含めた種族の話なんてどうかしら?」

 

真田副長はステルヴィアの言葉に何か引っ掛かりを感じ、思い至った事を聞くことに。

 

「・・・まさか貴女以外に高い知能を持った種族がいるのか」

 

「あら、よく分かったわね。私達はその種族を総じて・・・・

 

 

 

 




間隔があくと思います。

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