東方施英録〜施しの英雄が幻想郷に呼ばれたそうです〜 作:日輪よ、死に随え
小傘side
目の前に現れた男の人は幽鬼の様に白い肌で体に黄金の鎧を身に纏った槍を持っていた。その姿は神々しくこの場では異質な存在だった。男の人が口を開く
「怪我は無いか?」
「はっはい!怪我は無いです!大丈夫だよねみんな!」
「うん!小傘おねーちゃんが守ってくれたから大丈夫だよ」
「そうか、それは良かった。では少々待ってもらえるだろうか?すぐに終わらせる」
そう言うと男の人は化け物の群れに炎の翼を広げ飛んで行った。
モブ天狗side
いきなり現れた男が化け物の前に立ちはだかり口を開く
「悪く思うな。此処で貴様らを打ち滅ぼさせてもらう」
そんな事を言った男に仲間の1人が突っかかる
「誰だ貴様!邪魔だ下がっていろ」
「だが、このままでは全滅は免れんぞ」
「何ぃ!舐めているのか貴様!」
「舐めてなどいない、あれを見ろ」
男が指を指す。その方向を見ると
Gyaaaa
化け物の援軍であろう集団が迫って来ていた
「あの量で攻められれば今は優勢であろうとすぐに負けるだろう。だから俺は此処へ来た。人里の守りは頼む」
そう言い男は化け物の大群に飛んでいく
「待て!貴様ではかなわぬぞ!さっさと引け!」
私はそう叫ぶ。とても戦えそうには見えなかったからだ。だが
「はぁ!」
男は化け物の大群を前に一歩も引かず槍を振るう。あり得ない…その一振りが化け物を複数消し飛ばしていた。
「 何だよ…あれ…どこからあんな力が出てくるんだ…?」
化け物の大群は男が槍を振るえば振るうほど減っていく背後からの奇襲ですら後ろに目があるかの様に対応する。
強さが桁違いだ。鬼ですらあれほどの実力者がいるのか?少なくとも自分はあれほどの実力者は見たことがない。
男が槍を振るった後
ブォン!
濃縮された空気が飛び出た様な音がなり化け物の群れを消し飛ばす。槍を振るった後に音が…つまりあの男の振った槍は音より速いという事になる!
「むっ?」
空間が歪みそこからは巨大な化け物の親玉が現れてきてしまった!
「貴様!さっさと引け!あの化け物は天狗の軍隊が時間を掛けて倒した化け物だ!いくら貴様でも倒せるわけが無い!」
「いや」
「えっ?」
「あの程度の敵など幾らでも倒してきた。少なくとも英霊たちと比べれば足元にも及ぶまい」
そう言い男は槍に炎を纏わせ槍を振るい。
「疾く消え去るがいい」
怪物はけしとんだ
紫side
「なかなかに強いわね彼。」
スキマから覗いて見ていると彼の強さがわかる。縦横無尽に動き回り化け物の群れを消し飛ばしている彼を私と一緒に見ていた藍が口を開く
「何故紫様は彼を呼んだのですか?幻想郷の住人だけでも充分では?」
「いいえ藍。幻想郷を守るためには彼の槍は必須。だけどその槍をつかえるのは彼しかいない。だから彼を呼んだのよわざわざ龍神の力も借りてね」
「それ程までに今回の異変は危険だと?」
「ええ、何せ今回の異変の黒幕は殺し合いでしか解決できないそれでいて神のごとき強さがある。月の軍隊を黒幕だけで潰せるくらいにね」
「では何故黒幕は攻めてこないのですか?」
「恐らく私たちを舐めているのよ化け物だけで充分だって」
そう恐らく黒幕は舐めている。この幻想郷を…でもそれができるほどの圧倒的な力。だけどこの幻想郷を消させはしない。その為に彼を呼び利用しているのだから。
どうだったでしょうか?楽しんで頂けたら幸いです。アドバイスがあったら教えてくださいお願いします。
稚拙の文ですがよろしくお願いします。
短かくてすいません。