ダンジョンに駆逐艦を求めるのは間違っているだろうか 作:もんもんぐたーど
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ダンジョンに駆逐艦を求めるのは間違っているだろうか36
「そういえばロキ、さっきのは?」
じゃが丸君を食べ終え適当にふらつきながら、一息ついたお姉ちゃんがさっきの
「さっきのはなぁ、うーん、オラリオで一番やっかいな
「ロキよりも厄介なの?」
「な、なんや。ウチがそんなに厄介みたいやないか。」
お姉ちゃんの直球発言が炸裂しダメージを受けるロキさん。残念ながらロキさんの方が神としての厄介さは上ですよね。そうで無ければ
「過去の実績があるのであきらめて欲しいのです……。」
ともかく今はお姉ちゃんのジト目を受けてるロキさんいいなぁ。でもやらかしたくはないのです。無理ですね。
「まあ、うん。でもロキの言うことも分かる。今回は
「「「この
「ってもう時間が無いで。こっからが近道や。」
「な、なのです?」
「わっ、ロキ早いっ」
留守番をもっぱら生業とする主神とモンスターを狩る子供であるがダンジョンの外では立場が逆転する。ロキは驚く二人を横目にしっかりと手をつかむ。
手を繋いだ3人は会場に向かって駆け出した、が。
「す、すいません!第一級冒険者のアイズさんではありませんか?」
「ええ、そうですけど。」
突然駆け寄ってきたギルド職員と思われる女性に声をかけられる。お目当てはお姉ちゃんなのですが当然私もついて行くのです。止められても"お姉ちゃんから離れたくない妹"風について行くので問題ないのです。
「今祭り用に捕獲されていたモンスターが脱走しまして、東部周囲に散らばってしまったらしいのです。ガネーシャ・ファミリアの団員とともに来場客の避難誘導に当たっていますが人手が足りません。どうか手伝ってはいただけないでしょうか。」
お姉ちゃんは手伝う気でロキと目を合わせる。お姉ちゃんは冒険者の鏡なので当然ですね。
「言うたそばからやな、ええでガネーシャに貸し作ったろ。いなづまもな。」
「はい。」
「なのです。」
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一方別行動していたロキ・ファミリア第一級冒険者とその仲間たちの面々は……
「アイズたち来ないね。」
「開場までの時間を考えたらもうここを通っててもいいはずよ。この辺りはたいした裏道もないし。」
レフィーヤの提案で別行動で寄り道しているアイズ、いなづま、ロキを待とうというものだった。
「すいません、私がアイズさん待ちたいってわがまま言って。」
ロキがアイズを連れていったときの台詞が脳裏から離れない。アイズが一人でダンジョンに潜っているという話を実はロキがレベル3以下の団員に伏せるよう通達しているだけなのだが、彼女にとってはやっと一緒の前線で戦えると思っていた憧れの人との距離がまた離れてしまったように感じられていたのだ。
「ううん、いいんだよ。私もアイズと合流したいと思ってたしね。」
「そういえばティオナさんは……、何でもないです。」
ダンジョンに潜るとき誘われましたか?と続けるはずだったがレフィーヤは引っ込めた。これ以上踏み込むと何か大切なものを失う気がした。果たしてそれが正解だったかはそのときはわからなかった。
「んー?なにかあったらちゃんと言ってね。大丈夫なら良いんだけど。」
「はい」
レフィーヤはティオナの返事を話半分に頭をもたげる。
正直良い態度ではなかったが良くも悪くも気にしない性格のティオナはそれをスルーする。
「ねえ、あそこ。あのガネーシャ・ファミリアの団員武装してない?」
そこに時間を持て余して暇になっていたティオネの声が割り込む。ティオネの指す方には確かに武装したガネーシャ・ファミリアの団員が見える。好奇心だけは人並み以上に備えた一方祭りのためにまともに武装していないアマゾネスの興味を誘うにはこの事象は十分すぎた。常に冷静な魔道士を志すレフィーヤも例外ではなく0秒で追跡することが決定する。
祭りの喧噪とは違った慌ただしい雰囲気といやな予感を伴う妙な緊張感に飲み込まれた3人の冒険者は人通りが少なくなったこと、いや周囲がほぼ無人になったことにも気づかずに武装団員らを追跡する。するとその先には見覚えのあるシルエットが慌ただしく動くギルド職員とガネーシャ・ファミリアの団員に檄を飛ばす姿が目に飛び込んでくる。
それはある男神には見慣れない男神といわれ、あるファミリアの主神には胸囲の差を見せつけられたという我らが主神、ロキその
(ずっとできてないですが)最近16時30分に投稿することが難しくなってきたので新生活に合わせて投稿のタイミングを変更することを検討中です。