ダンジョンに駆逐艦を求めるのは間違っているだろうか 作:もんもんぐたーど
ダンジョンに駆逐艦を求めるのは間違っているだろうか51
「……そうですね。ところで、その
電は胃の底から刺すような吐き気がこみ上げてくるのをぐっと押さえ込み、濁った目から視線をそらさないよう努める。どんなにその答えが見え透いていたとしても、どうしても本人の口から聞かなければいけないような気がした。もっとも、視線をそらさない理由はまったく別の理由であるが。
「死体から顔の皮を引き剥がした、それだけだ。満足か?」
「……
「ああ、"生者には厳しく、死者には優しい"あの毒だ。はぁ、きつくてかなわん。」
その女性はそれだけ言うと誰かの顔の皮とその
「……綺麗ですね、思ったよりもずっと。」
「っ、どういう意味だ。」
「さあ、どうでしょうか。」
どうしたものだろうか。気づいたらさっきまでの不気味さは、違和感はすっと消えてしまっていた。全く分からない。分からないとしか言えなくなっていた。自分は何を見てしまったのだろうか。なにを魅せられてしまったのだろうか?
「……まんまと乗せられたな。
「さあ何処でしょうか……。
「なら、死んでもらうか。」
次の瞬間
「っ、早い。」
「ほう、防げるのか。」
余裕のない電に対して女性は感心した表情を隠さない。目の前の口達者なだけかと思っていた少女が、おそらく高くてもレベル3程度のとるにも足らない存在が、自身の攻撃を受け流してよろめくことなく後退して見せたのだ。
でもそれだけでしかない。女性はそこに攻撃をたたみかける。受け流し、
じり貧であると分かっていても全てのカードを切ることは出来ない。何故ならば、ここが
分割1話後半です。
投稿ゆるゆる過ぎますが忙しさが山積みなのでしばらく不安定になることをお許しください。