ラノベと私とラブコメと。 作:厨学弍年生症候群
毎年材木座の誕生日に投稿の予定ですがよろしくお願いします。
「ねぇ結衣」
「ん? どうしたの? エノシン」
私はこの総武高校で仲良くなった友人の由比ヶ浜結衣に私はソワソワと緊張しながら話しかける。
ちなみにエノシンは結衣が勝手につけたアダ名で私の本名は江ノ島 海と言う、言っておくが超高校級とか関係はない、軍人とかギャルな姉妹は身内にはいないので間違えないでね。
「うん、実は中学の時から好きな人がいてね」
「え、なになに! それでどうしたの」
「あ、うん……まぁその人はちょっと話しづらい事情があって……その出来れば付き合いたいなぁとか……」
「そっかぁ……よし分かったよ! それじゃあ付いてきて!」
「え? あ、ちょっと」
結衣はそう言って私の手を掴む。
そして強引に引っ張られた私は、やむを得ずついて行った。
そして、私と由比は特別棟の空き教室についた。
由比は躊躇わず空き教室の扉を開く。
「やっはろー!」
「こんにちは、由比ヶ浜さん」
部屋の中には黒髪の美少女がいた。
私はそんな彼女を見て思わず驚きのあまりに絶句する。
それもそのはず、何故ならこの人は総武高校学年1位の成績を持ちまた容姿端麗と言った人物、雪ノ下雪乃その人なのだから。
そんな雪ノ下さんは、私に気づいたのか私の方をに視線を向けるとすぐ様結衣の方を見る。
「ところで由比ヶ浜さんその人は?」
「あ、えっと」
「うん、何か悩んでる見たいだから連れて来たの!」
私が言い淀んでいると、結衣はあっけらかんと答える。
あ、えっとこれはどうしたらいいのでしょう……もうなるようにしかならない気もしますが……
そして気が付けば、私は椅子に座り雪ノ下さんと由比ヶ浜さんそして何故かいる比企谷さんの前に座っている。
「え、とその……」
えっと……どうしましょう私は正直どうしたらいいのか分からなくなる。
すると、突然比企谷さんが立ち上がります。
「あ~~悪い何か飲み物買って来るわ」
「そう……それじゃあ野菜生活イチゴヨーグルトで」
「あ、私はカフェオレでお願い!」
え、と……どう言う事でしょうか何故か比企谷さんが飲み物を買って来る流れになってしまいました。
「それで、そちらさんは?」
「へ?」
えっとこれって私の分も頼むながれなのでしょうか?
まぁここはどうにでもなれと言う事て私はやけくそ気味に頼んだ。
「……それじゃあ激辛麻婆ドリンクで……」
「……なぁ今幻聴が聞こえた気がするんだが気のせいか?」
「気のせいじゃないよ? エノシンは何時も飲み物はそれしか頼まないもん」
「ちょ、結衣!」
私は顔を真っ赤にしてワタワタしながらも結衣に言う。
そんな中、比企谷さんは引き気味に部屋を出て行きました。
「まぁ……これで一先ず気楽に話せるんじゃないかしら?」
「は?」
雪ノ下さんの言葉に私は少し疑問に思ったが、比企谷さんが私を気遣って出ていった事を理解出来た。
「あ、えっと……実は私好きな人がいまして……」
「そう……それで?」
「その人は周囲と孤立してて話しづらいと言いますか……付き合いたいのですが……いかんせん接触がしづらくて……」
「あらそう……つまり好きな人と付き合えるように手伝って欲しいと言うのがあなたの頼みでいいかしら?」
「あ、いえ正確には彼と話を出来るきっかけや場の提供をお願いしたいのです。後は自分なりに努力するつもりです」
「そう……それじゃあ参考に聞くけどその子の名前を教えて貰えるかしら?」
「あ、はい名前は材木座義輝と言う人です……」
「……分かったわその依頼、奉仕部が引き受けましょう」
「へ? あ、はい!? ありがとうございます?」
私はすぐ様首を傾げるがすぐ様そう返事を返す。
そしてしばらくして比企谷さんが帰ってきました。
「で、依頼は何だったの?」
「彼女が片思い中の相手と接触。後は自分でどうにかするそうよ」
「そうか……なぁそれって俺達じゃなくて友人とかに頼めないの?」
比企谷さんのその問い掛けに私は首を軽く横に振る。
「いえ……その人はクラスから孤立していてしかも独創的な言動の目立つ人なので話しかけるのが……」
「あ、何かすまん……」
私が遠い目になってる中、比企谷さんは事情を察したのか謝罪する。
「いえ……気にしないで下さい事情を知らなければそうなるのは当たり前なのですから」
「お、おう……だがそうなるとそいつと関わった後、お前に変な噂とか流れるんじゃねぇか?」
「そ、それは……」
私は彼の言葉に何も言えなくなる。
何故ならそうならないと言う保証は無い、だけど私は彼に自分の気持ちを伝えないとと思った。
「確かに無いという無責任な言葉は言えません。ですがそれは覚悟の上です! その為ならこの顔に一生消えない傷を付けても良いとすら思っています」
彼は一緒たじろいだがすぐ様私を真剣な眼差しで見詰めてくる。
私はそんな彼から目を離さず真剣に彼の目をみる。
「……あぁまぁそうだな、信じた訳じゃないがお前が真剣だって事は分かった。だから、その……あ、あれだ出来るだけ善処はしてみる」
彼は照れ隠しなのか、頭を掻くとそっぽを向いた。
私はそんな彼に思わず頬が緩む。
「ま、それは分かったが……で、相手は誰なんだ」
「2年の材木座義輝さんよ。私も知らない人物なのだけど、比企谷君は心当たりはあるかしら?」
雪ノ下さんがそう応えた瞬間、比企谷さんは一瞬は? と言った感じで硬直する。
「は、ははは雪ノ下流石に冗談でも笑えないぞ」
「冗談では言って無いわよ、現にあなた同様に彼女から名前を聞くまで知らなかったもの。それより貴方のその様子だと知っているようね?」
「あ、い、いや、あ、アレだ。確かに知ってはいるが、ハッキリ言ってモテる要素が待ったく思い付かないような奴だぞ。むしろ俺同様に邪険に扱われるまである」
そ、そこまで言いますか。確かに材木座さんは暑苦しそうでぽっちゃりしてて、言動が可笑しかったりしますけど、そこまで邪険に扱われる程では……いえ確かに世間体から見れば邪険に扱われそうですね。
力説する比企谷さんの話を聞いた雪ノ下さんは頬に手を当てしばらく考えます。
「……あなたがそう言うと言う事は、その材木座さんはよほどの問題児なのね。なるほど、確かにそれなら依頼に来た事にも納得が行くわね」
何か変に納得されちゃいましたよ……。
私は思わず苦笑いを浮かべる中、雪ノ下さんは私の方を見る。
「それじゃあ貴方の依頼は、その材木何とかさんとの話し合いの場を提供するでいいわね? 」
「アッハイ⋯⋯後は私個人の力で何とかします」
わたしは雪ノ下さんの問いかけにそう応えると、雪ノ下さんは私の返答に満足したのか、軽く一回頷いて見せた。
そして、これが私と奉仕部との最初の出会いだでした。
まぁ。この出会いが、まさか本当に材木座さんと私を結ぶとは、当時の私はおもいもよりませんでしたが⋯⋯。