では、続きをどうぞ
???「…夜の楽しみを邪魔するな」
彼はそう言った。絵里は、抱かれたまま彼を見る。男達も、その言葉が聞こえていた。
男B「何だ。同じかよ!」
男D「んじゃ、お前も混ざるか?」
吐き気がしそうな気持ち悪い笑い方に、絵里の背筋が凍り付く。だが、彼は小さく溜め息を付いた。
???「…猿以下の発想力だな、ヘドが出る。」
その言葉に、男達は明らかに怒りを示した。彼はその場に絵里を降ろす。いや、落とす。
絵里「きゃっ!…ちょっと!痛いじゃない!」
絵里の抗議を彼は一瞥し、視線を男達に向ける。男達は、彼の行動に怪訝の表情でその場に立ち尽くすだけだ。
???「あんたらが何をどうしようが、俺には知った事じゃない」
絵里「え?ちょっと、何を言っていっているの?助けてくれたじゃない」
???「別に助けた訳じゃない。俺の着地地点にあんたらがいただけだし、ローブが汚れそうだから、ちょっと避けただけだ。まぁ、その時、すっぽりあんたが収まったみたいだが」
絵里「……う…そ、でしょ」
彼の言葉で、絵里の表情が曇る。会話を聞いていた男達は、再び笑い。
男C「へぇー、じゃあ。俺達の邪魔する訳じゃないんだな?」
???「ああ」
男D「物分かり良いな。なら、連れて行こうぜ!」
言って、男達が絵里に近付き、腕を取る。絵里は、咄嗟に彼の腕にしがみついた。
???「離せよ。」
絵里「嫌よ。助けてくれたら、この手を離すわ!」
???「は?何で、俺がそんな事しないといけない。俺に何のメリットもないだろ」
絵里「…確かにそうだけど、困っている人を貴方は見捨てるの?」
言っている絵里の目には涙が滲んでいる。彼はガシガシと頭を掻き、天を仰いだ。
???「今回だけだ。良いな?」
絵里は小さく頷く。それを確認すると、絵里の腕を掴んでいた男達を殴る。反論も抵抗も出来ない男達。気が付けば、ものの数秒で四人組を彼は倒した。
数分後、ヨロヨロとふらつきながら、男達が逃げていく。その後ろ姿を絵里は黙って見つめた。
???「約束通り、助けたぞ。もう、俺に用はないだろ。」
絵里「待って、名前。教えて」
絵里の手が、彼の手を掴む。絵里の華奢な手を、するりと振りほどき。
???「あんたに教える名など無い。」
絵里「なら、また貴方に会いに来るから」
絵里の真っ直ぐな瞳に、彼は視線を反らし。
???「俺の唯一の楽しみを、あんた。邪魔するつもりか?」
ぼそりと口にする。絵里は、何かを閃いたようだ。
絵里「貴方の楽しみって、もしかして…。なら、やっぱり会いに来るわ。」
微笑む絵里に対して、彼は溜め息を付き、ゲンナリした表情を見せた。
短い文章力で、申し訳ありません。もっと、表現力を付けないと、今後の課題ですね。
どなたか、厳しくも優しいご指導を~!宜しくお願いします。