では、続きをどうぞ
音ノ木坂学院~アイドル研究部部室~
希「絵里ち、最近、寝不足ちゃうん?」
希の言う通り、絵里の目の下には、くっきりとクマが出来ていた。
絵里「…ああ、気付いた?ちょっと、ね?」
どことなく、いつもの覇気がない絵里に、希は心配顔。
絵里「心配しないで」
穂乃果「絵里ちゃん、本当に大丈夫?練習もミスが多かったよ?」
海未「少し練習をお休みしては、どうですか?今のところ、ライブの予定もありませんし」
他のメンバーも頷く。絵里は、小さく溜め息を付いた。
絵里「みんなに迷惑を掛けるなんて、私らしくないわね……。でも、もう少しだけ」
一人言を呟く絵里。メンバーはその姿に声を掛けられなかった。
真夜中の公園
誰もいない公園に、一人佇む絵里。待っているのは、金色の目の彼。月の無い真っ暗な公園は、全てを隠す闇。そんな暗闇の中、恐怖に震えながらも、絵里は彼を待っていた。背後から足音がする。絵里の背筋が震えた。
???「お前、また来たのか。」
その声に絵里は安堵する。後ろを振り向くと、黒いローブに身を包み、いつもの様にフードを目深に被った彼がそこにいた。
絵里「言ったでしょ?会いに来るって」
微笑む絵里。彼はフードを取り、絵里に近付いた。
???「確かに言ってたな。まさか、本当に実行するとは思わなかったが」
呆れた表情を見せる。そんな彼の表情も絵里とっては、心が踊るだけだった。
絵里「ねぇ?名前、そろそろ教えてくれない?」
上目遣いで彼にすり寄る。彼は、一瞬ドキリとした。月明かりがないのに、絵里のその妖艶な表情が、胸を締め付ける。
???「……冗談だろ。何度聞かれても教える訳ないだろ」
彼は視線を反らした。それは、絵里の質問が面倒臭いのではなく、絵里の顔がまともに見れなかったから。
絵里「ふぅ~ん。なら、どうしたら教えてくれるの?」
彼とのやり取りを楽しんでいる絵里。
???「俺の楽しみを邪魔しないでくれ」
彼の懇願が溜め息と共にこぼれた。その言葉で、絵里の表情が一瞬悲しみに変わった。しかし、彼はそんな事など気付く筈もなく。そんなやり取りが明け方まで続いたのだった。
秋葉原の通りにて
相変わらず、絵里の睡眠不足にメンバーは心配が募る。今日の練習は見ていられない位酷かった。本当なら、すでに解散して、帰宅する予定だったが、少しでも疲れさせて、夜出歩かないよう、絵里以外のメンバーは話し合い、遊びに連れて行こうと秋葉原に来ていた。
凛「絵里ちゃん、見てみて!これ、面白いにゃ~」
おじさんストラップを片手に話し掛ける。
花陽「凛ちゃん、あんまり引っ張ると絵里ちゃんが」
暴走気味の凛に花陽が止める。後ろでは、穂乃果の暴走を海未が制止する状態だった。
真姫「どうするのよ。この状況」
希に真姫が言う。その質問に、希は。
希「別にええんちゃうん?」
どこか飄々としていた。その後も、みんなでワイワイ言い合い、楽しみながら、時間が過ぎていく。ふと、絵里の横を一人の男性が横切った。咄嗟に、絵里はその男性を掴む。掴まれた男性は、驚きの表情を見せた。良く見ると、金色の目じゃない。でも、何かを感じた。男性は苦虫を噛み潰した様な表情。
絵里「……貴方」
二人の間に、他のメンバーや通り過ぎる人は見えていない。まるで、今、この瞬間だけ二人だけになったみたいに……。
何とか話が続いています。この後、どうなるのやら。文章力不足で上手く書けるのか、心配です。
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