~ハイスクールD×D~0番目の神滅具 作:killer2525
お年玉で何とか新しいものをようやく購入できたので、更新させていただきます。
呼んでくださっている方々にはご迷惑をおかけしました。
これからもがんばっていくので応援お願いします。
それでは本年も(駄文ですが)どうかお付き合いお願いします。
「『『夜叉』解放っ!』」
瞬間、日ごろ使う魔神化よりもはるかに強大な力があふれ出す。
ビリビリビリ
ミシッミシミシッ
そしてまだ何も攻撃を仕掛けていないにもかかわらず、ただあふれ出ている力の余波だけで今自身の立っている世界自体がわずかに悲鳴を上げる。
「これは・・・なかなか、恐ろしいね。」
対峙していた魔王様も警戒のレベルをより引き上げる。
「『早速行かせてもらうぜっ!』」
リベリオンで突きを繰り出す。
「甘い!」
即座にそれを見切られ、回避される。
「『クッ!?』」
慌てて引き戻し、盾として構える。
ゴンッ!
リベリオンから硬質な音が響くと同時に凄まじい勢いで結界にぶつかる。
ビキビキッ!
そしてそれと同時に何もない空間にひび割れが生じる。
「グレイフィア!フィールドを最大まで強化してくれ!」
『承知しました。しばしお待ちを。』
そのようなアナウンスが流れた直後、ひび割れが逆再生したかのように直り、地鳴りも静まる。
「・・・あの程度では大して効いてないだろう。」
「『・・・ああ、ふっ飛ばされはしたけどな。』」
そう答えながら立ち上がる。
「『・・・リベリオンはやめておくか。これには負担がでか過ぎるな。』」
そういって空間を開き、そこに仕舞い込む。
「『魔王様、まだまだいけるよな?もう一段引き上げさせてもらうぜ?』」
そういって別の空間から白い光の塊が中心で渦巻いている高さ10cmほどの結晶を腕に篭手を作り出し、
はめ込む。
「『ブリッツ、ヴァジュラ、スパルタカス。力借りんぞ。『リロード&インストール』』」
バチイッ!
閉鎖された空間のはずにもかかわらず、突然雷に打たれ、自身の姿に青と赤の小さな雷がバチバチとまとわりつく。
「それは君の神器かい?」
「『そうともいえるし、そうでないともいえる。今出したのはこの姿になるための『きっかけ』に過ぎない。』」
「ほう・・・。」
少し興味深げな声を魔王様が出す。
「『夜天・雷獄』だ。『魔鋼篭手』展開。』」
以前も使った神器を追加で出す。
当然のように、これにも電気がバチバチとまとわりついている。
「『見切れるか?こいつが今の俺の全力だ!』」
高速で懐に踏み込み、アッパーを繰り出す。
「っ!?速い!」
とっさに腕を交差させ防御体勢をとるが、
ズドンッ!!
そのガードの上からにも拘らず凄まじい衝撃が体に走ると同時に篭手に纏わりついていた電流が体を流れる。
「ぐうっ!?」
かろうじて受身を取り、着地する。
「『・・・すっげ。この状態なのに反応できんの?強すぎね?』」
「ははは・・・最も、山を張ってぎりぎり間に合った、ってレベルだけどね。それに直接防いだ左手はしびれて使い物にならないし、電流のせいで見た目以上に響いているよ。」
「『いやいや、これドラゴン相手でも一撃で意識を刈り取れるレベルですけど・・・』」
「そうかい。でも今の君相手ならこれぐらいの攻撃は反応できるな!?」
直後、直径5cmほどの赤黒い球体が5個同時に向かってくる。
「『!!Doppel!』」
とっさに自分の後ろ1mほどの所に分身を作り出すと同時に今時分のいるところと入れ替える。
キュボッ!
「『マジかよ・・・。『夜天』状態ですら削んのか。』」
自分が一瞬前までいた位置に入れ替わった分身の体の一部が球に触れると同時に消し飛ぶ。
「『ならっ!』」
再び潜り込み、鳩尾を殴るが、同時に頭に衝撃が走る。
「『っ!?相打ち上等ってことか!』」
「ぐっ!目じゃ追い切れないのでね!」
一拍置いた直後に痛みが走る。
「『くっそ・・・想像以上に痛ってえ。おまけに時間もねえな。』」
そう。実はこの状態はまだ未完成。
まだ自分の体がアラガミ達の力に耐え切れず、かなりの負担が伴う。
それと同時に1週間の間新しい神器の作成ができなくなり、半日ほどあらゆる神器の使用不可、及び3時間ほど身体能力が通常時の半分にまで落ちる。
「「『ま、まだまだできるよな!』」」
お互い同時にそう叫び、相手に向かっていく。
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
30分後・・・
「いい加減にしてください!」
現在、ルシファー家のある部屋で二人そろって正座しています。
え、理由?
「まったく、フィールドを破壊するほどの攻撃を連発するだけでは飽き足らず、次元の狭間に落ちてなお戦い続けるなんて。いったい何を考えてらっしゃるんですか!?」
「「はい・・・まことに申し訳ありません・・・」」
と、まあこんな状態なわけで。
グレイフィアさんが大変ご立腹です。
「龍之介様は人間界にお帰りください。これぐらいで良しとしましょう。ただしお嬢様からもお話があるそうなので明日必ず部室に向かうように。」
「はい。」
「では。」
そういってこちらに手を向け、光に包まれていく。
「じゃ、じゃあグレイフィア。私も仕事があるからそろそろ・・・」
「ご心配なく。期限の近い仕事はすでにすべて終わっておりますので。今日という今日は手加減しません。
抱いたあなたという人はいつもいつもお嬢様のことになると・・・」
なぜか最後に聞こえた会話に思わず笑いかけてしまった。