「詰めだ。今のは割と驚かされたぜ、坊主」
「はぁ…はぁ……」
必死に酸素を肺に取り込もうと呼吸をするが蹴りがきいているのかどうしても荒くなってしまう。
槍を突き付けた全身青いタイツを身にまとう美丈夫はつまらなそうに口を開く。
「しかしわからねぇな機転は利く癖に魔術はからっきしと来た」
男の声は聞こえない。
意識はただ、目の前の
「筋はいいようだが…もしやお前が七人目だったのかもな…。だとしてもこれ終わりなんだが」
流れるような動作で槍を構えながら語る男に怒りが湧いてくる。
「ふざけるな……」
助けてもらったんだ、助けてもらったからには簡単には死ねない。
まるで呪詛を吐くようにように、血のにじんでいる心臓のあたりを触れながら呟く。
「俺は生きて義務を果たさなければいけないのに、死んでは義務を果たせない」
士郎と全身青タイツの槍男が気づかぬほどの光で魔方陣が微かに輝きはじめる。
「こんな所で意味もなく…」
手に力が籠り握りこぶしの形に変わり、まるで思いに答えるかのように手の痣がが少しずつ広り法則性のある形へと姿を変える。
「平気で人を殺す…!」
青タイツの槍が士郎の命を穿つため動き出す。
「お前みたいなやつにッ!!!」
魔方陣が先ほどよりも強く光り輝き魔力が満ち、パスがつながる
だが正規とは違うところがある、それは繋がったパスが騎士王の聖剣へではなく世界線が全くの違う場所にいる
「え-----------?]
それは、本当に。
「なに・・・・・・・・・!?」
魔法のように、現れた。
それは現れるなり、俺の胸を貫こうとした槍をう打ち弾き、躊躇うことなく男へと踏み込んだ。
「七人目のサーヴァントだとッ!!」
咄嗟に槍で防ぐと共に凄まじい音が生じ男がはじけ飛ぶ。拳で殴った、ただそれだけの何の小細工も無い原始的行動で、考えられないほどの音と風が巻き起こる。
風の影響で目が開けられずにいた士郎は目をゆっくりと開け目の前の光景を見る。
土倉に差し込む銀色の月光が突如現れた男の姿を照らしあげる。
「-----------]
声が出ない。
突然の出来事に混乱していたわけではない。
ただ、目の前の男の姿に言葉を失った。
「ふぅ…HAHAHA!、少々焦ったが間に合ってよかったよ」
そこには振り向きながらまるで一昔前のアメコミヒーローのような
「もう大丈夫!」
画風がまるで違う。
「何故って?」
万人を安心させてくれるような笑顔で佇む。
「私が来た!」
続きません、多分