転生したダカーポの世界で!!   作:若狭東

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すみません。今回はいつもより、短いです。


第11話 日記

グニルック競技会から今に至るまで、書き記した日記を今日は話そう。

 

リッカさんとジルさんと別れを告げた日から俺だけの旅が始まった。次に開催されるグニルック競技会で出場し、また優勝したり、その次に開催されるグニルック競技会に参加するために目的地に向かったりの繰り返しをして、俺は貯金を増やした。

 

貯金を増やすのも一つの目的だったが、何よりもグニルックにはまってしまった。もちろん、魔法の書物を購入し、魔法の勉強もした。勉強は好きではないが、魔法の勉強は学校でいう、美術や音楽みたいな基本科目ではない感じだった。

 

 

 

グニルックや勉強をしている間に気がつけば2年が経過した。

 

魔法について、勉強していった内容に自身の歳をとらない魔法があったので、俺は使った。この魔法はゲームの本編では主人公の清隆やリッカさんが使用していた魔法だ。

 

俺の今の歳は20歳なので、これから魔法を解除しない限り、永遠に20歳で生きていくことになる。

 

俺はロンドンの図書館にいた。

 

手当たり次第に魔法に関する書物を探す。だが、過去に行く魔法やループに対する記憶所持の魔法に関する書物を見つけることができなかった。もしかしたら、高度な魔法過ぎて、書物じたいがこの世に存在しないのかもしれない。となると…

 

「魔法を作るしかないか…」

 

オリジナル魔法

 

魔法が存在しないのなら、自分で作るしかない。だが、オリジナル魔法を作るのは、なかなか難しいことだということは勉強のおかげで知っていた。だが、俺はやるしかない。

 

それが俺がこの世界に来た使命なんだから。

 

 

 

それから、というもの何年が経過しただろう。まず、世界中の参考になる魔法の書物を探すのに20年は経過したはず。

 

実際に何年経過したかは覚えてないのが現状だった。この世にある魔法の書物を見たが、俺の目的に関する書物はなかった。魔法が存在しない以上、似たような魔法から目的の魔法を連想させて、オリジナルの魔法を作るしかない。

 

そして、俺は1813年11月18日から、オリジナル魔法の研究を始めた。オリジナル魔法の研究は簡単ではなかった、いろいろ実験しては失敗し、実験しては失敗する日々を繰り返す。カテゴリー5の魔法使いでも、1日に使用できる魔力には限りがある。そして、息抜きも必要だ。実験しては失敗し、たまにはグニルック競技会に参加したり、ゲームにヒントはないのか?と思い、もう一度最初からプレイしてみたり、いろいろ試した。

 

 

 

 

 

1898年…

 

「できた…?かな?」

 

やっと、未来に行ける魔法を開発することに成功した。成功したといっても、まだ使用していないため、本当に未来に行けるかは確信が持てないが、成功した自信はある。それに、この魔法で未来に行けなかったら、もう未来に行く魔法を作ることは不可能だと言いきれる。この未来に行ける魔法について、説明すると

 

1回限り使用が可能。

 

何年の時代にどこに飛びたいのか?時と場所をいうとそこに行ける…はず。

 

元の時代に戻るときに自身に触れていた物体を元の時代に持ってくることも可能。

 

この3つのことは出来るようにした。1回限りの使用のため、勝負は一回限りというのはリスクが高いが、この他に未来に行ける魔法を作ることは絶対に不可能だということはわかっていた。一つの目的が達成されだからといって安心してはいけない。最後の目的…ループに対する記憶所持の魔法を作らないといけない。だが、ゴールはあと少しだと言えるだろう。

 

 

 

1938年

 

この日記に幕を閉じる日になる。そう、ループに対する記憶所持の魔法が開発することに成功したのだ。本当に長かった。この魔法を作るのに40年。2つの魔法を作るのにえーと……

 

まぁそれはどうでもいいとして

 

今回の魔法も実際に試せないため、本当に成功したという確信は持てないのが現状だ。だが、この魔法も成功した自信はある。

 

気がついたら1938年……

 

1950年まであと12年。その前にあの神様残した紙に記された1940年まで後2年……

 

そういえば、リッカさんとジルさんはどうしているだろうか?

 

元気にしているだろうか?彼女たちと最後に会ったのは、初めてのグニルック競技会に出場したあの日だけだ。あれ以来、俺は彼女たちと一度も会っていない。グニルック競技会で一度は会うかなと思っていたが、そんなことはなかった。リッカさんは元気にしているとしても、ジルさんは……

 

ゲームの中では、ジルさんは結婚し、時代に魔力が弱まっていき、最終的に魔女狩りに遭遇という結末だ。その魔女狩りに遭遇するのは、いつなのかはわからないが、もう会ってしまったに違いない。そして、リッカさんはジルさんが最後に言った言葉を思い浮かべながら、桜の研究をしているかもしれない。

 

最終的に言えることは最初のグニルック競技会が終わってから、約150年の時が過ぎ、目的の魔法が作れたことだ。

 

 

 

 

 

そして、今……

 

1940年 7月1日

 

俺のポストに一通の手紙が届いた……

 

 




次回に清隆達が登場することができそうです。
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