神喰絶唱シンフォギア   作:アドル・レンカ

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特に書き換える要素なかったわ・・・

「じゃあ何でおそくなった・・・」

あ~うん、ゴッドイーターやってたりしたから?
あとガンダムブレイカー3でZ.O.E アヌビスのジェフティ造って遊んでた

「オイ・・・」




CHAPTER-03 TUBASA

 

・・・あの長野県での聖遺物発掘チームがノイズに襲撃された日から数日後

 

救助され連れてこられた天羽奏は、まるで手負いの獣であった

 

暴れまわり泣き叫んでは物等にあたり、挙げ句には己を傷つけていた・・・

 

「はなせぇぇええ!!あたしを解放しろぉぉおおお!!」

 

その為、すぐに拘束具をつけられてしまった

 

「・・・天羽奏、先日起きた長野県皆神山の聖遺物発掘チームの唯一の生存者、か・・・」

 

この時、叔父である風鳴弦十郎さまは物凄く辛そうな顔で奏を見つめていた

 

「あたしはぁ!!彼奴らを皆殺しにしなきゃいけないんだ‼」

 

「奏君、今の君はまるで死に急いでいるようだぞ?それに今の君が例えシンフォギアを使ったところで何ができる?」

 

「奴等を殺せる‼その為の力があるんだろうが‼それに死ぬつもりなんてない!アイツがあの時たった一人で戦っていった時にあたしに死ぬなって言ったんだ!!生き延びろと言ったんだ!だから生き延びたんだ、だから戦う生き延びるために!!」

 

「確かにそうだ。だが今の君に戦えるとしてどのくらいだ?」

 

「そ、それは・・・でも!!」

 

「今の君では、シンフォギアを装着して精々10分程度だ」

 

「それでも・・・戦わなきゃいけない!!それでも・・・あたしの家族の仇はあたししかとれないんだ‼」

 

「・・・例えそれが、地獄に堕ちることになったとしてもか?」

 

「奴等を・・・ノイズを皆殺せるなら、あたしは望んで地獄に堕ちる‼そんでもって生き延びる!!」

 

その言葉を聞いた叔父さまは奏の頭を撫でて、そして抱きしめた

 

この後、叔父様に聞いたら以前にレンカ君から自分達にナニかあったとき、義姉の奏をどうか頼むと頼まれていたと・・・

まるで、自分が・・・自分達が死ぬかもしれない事を予知していたみたいだ、と叔父様は苦笑いを浮かべながらそんなことを仰っていた

 

確かにそうだ、あの子は不思議な男の子だった・・・出会い方は最悪だったが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノイズとの戦いを望んだ少女は厳しい訓練と薬物投与で聖遺物第3号『ガングニール』との適合率を確実なものにする為に試みる

 

「ッツ!?うぁぁあぁあああ?‼」

 

それを、その姿を私は叔父様と研究員の一人である櫻井了子氏と共にガラス越しに見ていた

 

「・・・」

 

「・・・ここまでしても、この数値止まりね。やっぱり簡単にはいかないものね」

 

「そうか「ガシャン!!」ムッ!?」

 

ガラス越しからナニかに倒れる音がした

再び見れば奏は台座から降りており・・・首に薬が入った注射器を当てていた

 

「ッよせ!?」

 

「ここまでだなんて、つれねぇこというなよ・・・ウグゥ!?」

 

そして打ち込んだ

 

「パーティー再開といこうや、了子さん」

 

「・・・ぁぁ」

 

何故其処までして・・・其処までして力を求めたのかわからなかった

確かに奏はシンフォギアを纏える

そのときの私は、私にはよくわからなかった

私には家族を失う、それも一気に失った辛さが、わからなかった

 

ーウィーンウィーンー

 

「適合率、比較的に上昇。第一段階、第二段階突破。続いて第3段階!?」

 

「ウッ!?グゥ・・・ゴハッ」

 

「何が起きている‼千葉研究員!?」

 

唐突に血を吐いた奏の周りをスタッフ達が駆け巡る

そして、

 

「「「「「「ぐわぁぁぁあああ!?」」」」」」

 

「なっ!?」

 

奏を中心に衝撃が走り吹き飛ばされ

 

 

ーバンッ!ー

 

 

ガラスに血塗れになった手が叩き付けられた

 

ー手に入れたー

 

そう、言ったのがガラス越しに聞こえた

 

ーCroitzal ronzell gungnir zizzlー

 

 

ー此れが奴等と戦える本当の力ー

 

 

ーあたしのシンフォギアだ‼ー

 

 

 

 

 

 

それは私のように偶然から始まった力ではない

自ら求め、血ヘドにまみれまみれながら唄い勝ち取った力

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、シンフォギアを纏った私たちはノイズを撃つ戦士となった

 

「でぇぇぇい、もらったぁ!!」

 

ーLAST&METEORー

 

「やぁぁぁあああ!!」

 

ー蒼ノ一閃ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫か?」

 

そう言って奏と一緒に瓦礫をどけ下敷きになっていた人を助ける

 

「うぅ、ありがとう」

 

「え?」

 

「瓦礫に埋まってもずっと歌が聞こえていた、だから諦めなかった」

 

「あ、あぁ・・・」

 

その後、奏では少しの間笑顔だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁ、翼・・・」

 

「うん?」

 

「誰かに歌を聞いてもらうのは、存外気持ちの良いものだな!」

 

「どうしたの唐突に?」

 

「別に?・・・ただ」

 

「この先もずっと、翼と一緒に歌を歌っていたいと思ってね?」

 

「へへ」

 

「ふふ」

 

 

 

 

 

 

 

 

―そして私たちは、共に唄う『ツヴァイウィング』になった―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いまの奏には笑顔はあるが以前の様な鬼気迫るような不穏な感じは薄れていた

まだ、しばらくは無理かもしれない

もしかしたら、あの時の奏と私そしてレンカの3人でいたときのような笑顔は無理かもしれない

でも、何時かは心から笑えるような日が奏に来てほしい、と私はこの日からより強く思うようになった

 

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