あれから9年もの月日がたった。
今は都市の防衛部隊のしたっぱをやっている。
まあ、大抵の主人公なら普通なら隊長とか永林の側近とかだけど、俺は例外だと思ってくれればいい。後、能力も覚醒した。
その能力は「引き寄せる程度の能力」
そこっ、微妙じゃねとか思うなよ。結構使えるから、この能力。
まあ、覚醒した経緯を話したいけど、それだと俺の間抜けさを余すことなく
話すことになる。ま、いいか。自分でやっちゃったことだし。
時は遡って、俺が12歳の時にそれは起こった。
いや、起こしたと言った方が良いのか分からないけど、一先ず起こったとしよう。
俺は、町の外に興味をもって出てしまった。そこまでなら良かった。
だけど、俺はタブーを犯した。森に行ってみたいと思ってしまった。
今考えると恐ろしい。いや、若さ故の過ちだと思うよ、本当に。
ナオ「うわ、スゲー木がでけー、転生する前はこんなの見なかったは」
俺は上を向いていた。周りに注意を向けていなかった。それがダメだった。
気づいたら左足の膝から下を持っていかれてた。
ナオ「は?」
よく、マンガや小説では、うわぁぁぁあ、みたいに叫ぶことがあるけど、
できなかった。現状を把握するのに頭がいっぱいだった。
あれは、誰の足だ?いや、あの平たい虫のような生き物はなんだ?なんで俺の周りは血だらけなんだ?
そう、俺は勘違いをしていた。妖怪は必ずしも大きくて強い、なんて事はない。
ヤバイヤバイヤバいヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ
だけど、どうすることも出来なかった。
俺は前世の記憶があること以外普通の12歳の少年だ。
霊力なんてまだ使ったことがない。ましてや、能力なんてものもない。
ここで話を折るけど、実際は能力は覚醒していたのだが、間抜けな俺は気づいてなかった。でなければあの幸運を「引き寄せる」ことが出来なかったからだ。
では、続きをどうぞ。
あの妖怪はまだ俺の足を食っていて俺に注意を向けていなかった。
逃げれると思った。そして、後ろを振り返って俺は絶望した。
ナオ(もう一匹いやがった~!!)
諦めた、本当にこの時は諦めた。
妖怪が俺に向かって迫ってくる。
人間は死に直面したとき、周りの動きがスローに見えると知っていたけど、
自分が体験するとは思わなかった。
ナオ(ああ、もういいや。あっきらーめよう)
だけどその時、一筋の閃光が目の前を通って行った。
??「あなたこんな場所でなにやってんの?」
まあ、この流れだから分かると思うけど、あの奇抜なナース服を着たあの方です。
永林「あら、足を持っていかれてたの?この程度なら大丈夫ね」
永林(向こうには沢山薬があるし、治療と言って実験台にすればいいわね)
ナオ(いや、血が沢山流れてるんだけど!しかも、もう一匹いるから)
俺は妖怪の方を見て驚いた。あの妖怪は頭を貫かれて死んでいたのだ。
ナオ(ホーミング性能付きとか、えぐいなあ)
永林「一先ず止血しといたわ。都市の方まで飛んでいくから早くつかまって」
ナオ「分かった」
永林「はいっ。治療、終わり。良かったわね、大したことなくて」
ナオ「うん、ありがとう、助かったよ」
よし、今すぐ帰ろう。変に感づかれると不味い。
永林「後あなた、なんで能力使わなかったの?」
ナオ「え?」
永林「はぁ~、あなた、自分の能力の存在も気づいてなかったの?」
ナオ「えっ!あるの!俺に能力あるの!?」
永林「まあ、落ち着いて。今から言うから。あなたの能力は
《引き寄せる程度の能力》よ。」
ナオ(え、次元を操るとかじゃないのかよ)
永林「多分、あなたは無意識にこの能力を使っていたんじゃないかしら?
あの森は妖怪とかも出ないから、あなたがこの能力で無意識の内に引き寄せてたんじゃない?」
ナオ(マジかよ。ん?待てよ。)
ナオ(永林のパンツを《引き寄せる》!)
その瞬間、家のなかにあるパンツが一斉に自分の方へ来た。
ナオ(しまった!1つだけじゃないのよ!)
永林「あなた、なにやってルのかしら?」
ナオ「い、イヤ~。実験だよ実験。ほら、本当に能力が使えるか確認しないといけないし」
永林「なら、他の場所でやりなさいよ!」
その瞬間、俺は意識を失った。
これが、俺が能力を確認するまでの経緯だ。
だが、9年たった今でも思う。永林、貴様はこのナオとの知恵比べに負けたのだ。
まさか、あの時点で不老不死になれるあの薬を手に入れれるとは思わなかった。
方法は簡単。大量のパンツと一緒に一粒だけ引き寄せたのだ。
上司「うおーい、ナオ。もう終わっていいぞ」
ナオ「わかりました。お先に失礼します」
ああ、明日は何しようかな?
どーも、作者です。
なんかグダグダになってすいません。
感想、批判は大歓迎です。
こんな駄文読んでくれて、ありがとうございます
では( ̄ー ̄)ノシ