霊晶石物語   作:蟹アンテナ

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次世代への襷

かつて、まだ砂漠の民が岩山オアシスに移住する前の頃、前代未聞の大干ばつによって多くの砂漠の民の村が消滅していった。

 

村々は互いに助け合い、時に奪い合い、大干ばつの脅威を乗り越えようとしていた。

砂漠と言う過酷な環境での生活に見切りをつけて、半ば農奴として大河の国々に逃れた者も居たが、故郷の村を救おうと砂漠に留まるものもまた多かった。

 

そんな中、交易で生計を立てる一つのオアシスの村から近隣の村々へ避難先が見つかったと言う報が届いた。

交易の旅の途中で砂嵐に巻き込まれ、方向感覚を失い砂漠をさまよっている最中、砂漠の一角に口を開いた洞窟へ逃げ込んだところ、大量の水を蓄えた大規模な地底湖を発見したと言うのだ。

多くの者は半信半疑ながら、今にも枯れそうなオアシスや井戸を尻目に、村総出での避難準備をし、交流のある村同士でキャラバンを組み、地底湖があるという洞窟に向けて旅立った。

砂嵐に何度も襲われ、魔物の襲撃も撃退し、道中にある村にも声をかけてキャラバンの仲間に加えて、地底湖の洞窟へとひたすら歩き続けた。

一部の者が地底湖の存在は蜃気楼の類では無いかと疑問を持ち始めた頃、砂漠の奥に揺らめく小さな山の様な影が見えた。

 

地底湖を発見したという少女とキャラバン隊員の男が叫ぶ、遂に砂漠の民を救う水源の地へと辿り着いだのだと。

目に見える希望に砂漠の民は出身の異なる村を関係なく喜び合い、足を速めた。

 

その小さな岩山は猛烈な砂嵐に何度も晒されたのか、多少風化してしまっているが、しっかりとした岩盤と強烈な日光や砂嵐をしのげる岩陰があった。

少女たちが発見した当時は見当たらなかった小さな泉もあり、喜びのあまり服を着たまま泉の飛び込む者も居た。

そして少女が発見したという洞窟らしきものも遠目からしっかり確認できる位置に在り、早速調査隊が先行して地底湖があるという洞窟へと向かった。

その結果、複数の村が合流したキャラバン隊全員分を満たして有り余るほどの水量が地底湖に存在する事が確認され、農業すら行えることに多くの砂漠の民は狂喜した。

 

そしてそれから十数年、当時は子供だった世代も所帯を持ち次世代たる子供を産み、父として母として砂漠の民の未来を担う子供たちを見守るのであった。

 

「あまり遠くには行かないのよ。日が完全に沈んでから帰っても夕飯は出さないからね?」

 

「はーい。それじゃぁルルちゃん、今日は昨日と反対側の方を見に行こうよ!」

 

「えー?そっちの方は岩場だらけでつまらないよ。」

 

「そうでもないんだ。最近変わった生き物が住み着いてて前と違う景色になっているんだよ。」

 

「んー、考えてみたら昨日遊んだ林だって元々植えたものらしいし、そっちの方も変わったのかな?分かったわ行きましょう。」

 

息子のジダンが友達と岩山へ遊びに行くのを見送ったラナは、家に戻ろうとするがジダンと入れ違いで夫のアリーがやって来た。

 

「あれ?アリー、訓練指導は終わったの?」

 

「いや、忘れもんを取りに来ただけだ。」

 

「そう?じゃぁお茶でも用意するわ、ラーレが庭で育ててくれた奴を淹れてみるわね。」

 

「あいつ、そんなもんを育ててたのか?」

 

「ふふん、魔術師になりたいと言っていたけど最近は植物の図鑑をずっと眺めているのよ?可愛いわね。」

 

ラナが台所の奥に姿を消すと、アリーは忘れ物の袋を棚から取り出し机の上に置く。

 

「あれ?忘れ物って干した果物?」

 

素焼きの椀と水差しを盆にのせたラナが戻ってきた。

 

「ん?あ、ああ、槍を教えているガキ共にちょいと差し入れでもな。」

 

「んふふふ。」

 

「なんだよ。」

 

「アリー、お父さんって顔してるよ。」

 

「流石に岩山でやんちゃしてた頃とは違うぞ。」

 

「そうだね、そう、あれから随分と遠い所まで来ちゃったなって。」

 

「あぁ、確かに。」

 

かつて村長ラナが少女だった頃、岩山オアシスは開拓が進められていた。

住んでいたオアシスの村を放棄して、作物の種や乾燥に強い肺魚の卵など持ち込める物は持ち込んで、岩山オアシスの水源に放ち育て、熱波や飛砂を防げる岩陰を中心に天幕が組み立てられ、大人も子供も仕事に駆り出されていた。

 

「見て父さん、大きな蠍捕まえたよ!」

 

「ほう、鍋の具材が増えたな、よくやったラナよ。」

 

「えへへ。」

 

複数のオアシスの村と合流して大所帯になったキャラバンは、先ず持ち込みの食糧の消費を抑えるために現地での食料調達を行い、岩山オアシスの岩陰を這う虫や蜥蜴、人を襲う砂鮫すらも狩猟対象となった。

人の手が加えられていないゴツゴツとした岩山は危険が多く、特に狩りの経験の少ない子供は岩陰から蠍の不意打ちを受けたり、砂鮫に飲み込まれる事も多かった。

岩山オアシスの第一発見者の一人でありキャラバン隊の長の一人娘であるラナも例外ではなく、他の子供たちと同様に食料調達に勤しんでいた。

 

「ここら辺はサボテンも多いね。」

 

「ふむ、水源が近くにあると言うのも無関係ではないだろうな。中には有毒な種類のものもあるが、食料が調達できるのは有難いものだ。」

 

「山頂の方は日が照りかえって暑くてしょうがないよ。生えているサボテンも小さいし虫も少ないみたいね。」

 

「ふむ、やはり先ずは麓から開拓を進めるべきだろうな。」

 

「今のところ麓の泉が使いやすいから地底湖から水を引くのは後だね。」

 

「そうだな。未だ天幕の外で寝ている者も多い。早くまともな住居を作り、基盤を整えなければ。」

 

新天地の暮らしは一筋縄ではいかない大変な物であったが、砂漠の民は充実していた。どんな仕事でも確実に意味があり、何かしらの需要があった。

岩壁を削り、岩山を上りやすくするための階段を作るついでに石材を得て、それを建築資材として使う。

岩山を調査する砂漠の民を襲う砂鮫を狩り、付近の安全を確保するついでに食料や皮と骨等の資材を調達する。

生活で発生した生ごみや糞尿などを回収し、居住区から少し離れた比較的涼しく日が差す広場の砂場に混ぜ土づくりをする。

 

出身の異なる村の者とで考え方の対立もあったが、互いに知恵を絞り使える技術は何でも使い、多くの失敗を経験しながら岩山オアシスの集落は少しずつ形になって行った。

 

「よぉ、ラナとか言ったっけ?こんな所で何やっているんだ?」

 

「ん?えぇっと、アリーだっけ?見ての通りサボテン集めだよ。」

 

「サボテンだけじゃなくて砂芋虫や蠍も篭に入っているじゃねーか、入れる場所の整理位したらどうだ。」

 

「ふふん、今は沢山食べ物を集めたもん勝ちなんだよ!」

 

「調達した食いもんが痛んでも知らねーぞ?」

 

ラナは他のオアシスの村と合流して大所帯になったキャラバンで男の子と出会った。少年はとっても勝ち気で活発な少年だった。

大人の様に力仕事や危険な狩りなどが行えない子供たちは、砂鮫が近寄れない比較的安全な岩山での食料調達が主な仕事であった。

 

「そう言えば、またおっさん達が砂鮫の大物仕留めたらしいな。」

 

「うんうん、知ってる。これで天幕用の皮がまた増えるね。」

 

「いつか俺も砂鮫を狩ってみてーな。」

 

「・・・・あんまり戦いって良いものじゃないわよ。」

 

「そうは言っても、魔物狩りが出来ないと生きていけねーだろ、砂漠は特にな。」

 

「魔物だけじゃなくて盗賊もね。」

 

「あー。」

 

ラナは交易の道中、何度か盗賊団と化したオアシスの村と交戦しており、子供ながらに修羅場は潜っている方だが、やはり子供は子供、降りかかってくる火の粉を払うことは出来ても魔物狩りは荷が重かった。

 

「さて、あっちの方も探してみようかなー?」

 

「日が暮れる前に帰れよ。」

 

「大丈夫、拠点からそんなに離れていないしすぐ終わらせるわよ。」

 

「そうか、じゃ俺は先に戻ってるわ。」

 

小さな岩山と言っても、それなりの広さも有り、入り組んでいる場所もあるので食材の採集場所は幾らでもあった。

 

「おっ!サボテンの群生地みっけー!お手柄じゃん私!」

 

しかし、ラナは今自分が居る場所が砂地と言う事が頭から抜け落ちていた。

岩を突き破って生えてくる種のサボテンではなく、きめ細かい砂に根を張り空気中から水分を得る種のサボテンであるこれは砂漠の民に重宝される食材であるが、同時に採集中に無防備になりがちなので砂に潜む魔物が待ち伏せ場所に使う事もあるのだ。

 

「へへへ、この量だと籠に全部収まらないな、どうしたものかなー・・・?」

 

ラナが違和感を感じると砂が盛り上がり、地面を巨大な鰭が引き裂き、砂鮫がラナに襲い掛かった。

 

「きゃああぁぁぁ!!?」

 

咄嗟に砂鮫の突進を回避するが、背負っていた籠を破壊され、集めた食材が地面に散らばる。

 

「うぅっ!くっ!私の馬鹿!迂闊だったわ!」

 

腰に差し込まれた護身用の短剣を抜くと、砂鮫の突進がいつ来ても良いように身構えた。

砂鮫は、ラナの周囲を泳ぎ回り時折砂中から飛び出しては体当たりを繰り出してくる。

 

「たぁ!・・ひぅ!くっ!!」

 

砂鮫の突進に合わせた短剣の一突きは、時折砂鮫の鱗の隙間にねじ込まれ傷を負わせることはあったが、まだ体が成長しきっていないラナと砂鮫とでは体格が違いすぎて決定打にかけ、徐々にラナは追いつめられていった。

 

「はぁはぁはぁ、意地でも岩場に向かわせないつもりね。」

 

横腹を狙っての突進を短剣の腹で受け止め、いなし、じりじりと岩場の方へ進むが、砂鮫もそれを理解しているのか回り込んで砂場に押し出そうとする。

 

「くっ、私、もうここで死んじゃうのかな?」

 

キシャアアアアアアア!!

 

「させるかこの野郎!!」

 

ラナの体力が限界に近付いてきており、砂鮫はラナを仕留めようと口を大きく開いてその大顎で噛み砕こうとするが、そこに小さな影が割って入った。

 

「アリー!?」

 

側面からの短剣の一撃、勢いを殺された砂鮫は再び砂に潜り、乱入者に苛立たしさを感じたのか尾びれで何度か砂を叩く。

 

「中々戻らないから呼び戻そうと思ったが、おめー一体何やってんだよ!」

 

「ご、ごめんなさい。」

 

「あー、とは言ってもこれどうすんね。」

 

「!!アリー、その傷!」

 

ラナを庇ったときに脇腹を鋭い鰭で引き裂かれ、血が流れていた。

 

「助けてくれたのは感謝するけど流石に無謀すぎるよ!」

 

「砂場にうっかり出るような間抜けに言われたくねぇ!」

 

「うぐっ!!」

 

アリーの反論にたじろぐが、血の匂いに興奮した砂鮫が再び突進の構えを取ったので会話は強制的に中断された。

 

「ひゃぁ!?」

 

「あっぶねぇ!」

 

予備動作を見逃さなかったことである程度余裕をもって回避できたが、頭から砂地に飛び込んだため、全身砂まみれになってしまう。

 

「ラナ、少し時間を稼いでくれないか?考えがある。」

 

「アリー?わかったわ、でも無茶はしないでね。」

 

アリーが加わった事で多少余裕のできたラナは、囮となり砂鮫に近づいては短剣でいなして隙があれば刺突をお見舞いする。

 

「ただの荷物運び用の棒でも役に立つもんだ。よし完成だ!」

 

たまたま持っていた建築資材兼ね運搬用の木の棒を取り出し、先端に短剣を括り付ける。

 

「行くぜおらぁ!!」

 

「アリーっ!?考えたわね。」

 

リーチの伸びた即席の槍で砂鮫を切りつけ、殴り、突きをお見舞いして徐々に砂鮫の体力を奪って行く。

 

「くそ、穂先が取れそうだ。即席の槍じゃ仕方ねーけど。」

 

「こっちを忘れているわ!」

 

「あ、馬鹿ラナ!」

 

ラナが隙をついて砂鮫の側面に短剣を叩きこむも尾びれの一撃で転倒してしまう。

 

「うぁ!」

 

「ラナぁぁぁ!!!」

 

そのままラナに食いつこうとした砂鮫の口にアリーは腕ごと即席の槍を突っ込んだ。食道を貫き心臓まで穂先が達した砂鮫は絶命しその巨体を痙攣させる。

 

「はぁはぁ・・・アリーごめん、有難う。」

 

「無茶しやがって、あー全身痛てーなぁ。」

 

「私が言うのも何だけど、アリーも無茶しすぎだよ!それに早く傷の手当てをしないと!」

 

「それより見ろよ、他の奴らこんな大物は流石に持ち帰ってねーだろ?」

 

「こんなの持ち帰ったら流石に大目玉だよ。持ち帰らない訳には行かないけど。」

 

ラナとアリーは応急処置を済ませると砂鮫を二人で抱えて自力で村へと戻った。

子供達が凶暴な砂鮫の死体を抱えて戻ってきた事で、村の大人たちは驚き大騒ぎとなり、予想通りアリーは両親に大目玉を食らう。ラナも村長に怒られるが直接身に感じる生命の危機から脱した反動か父親の顔を再び見ることが出来た事に泣き崩れてしまい、ヤジード村長を困らせた。

 

それから、それぞれの道を進みラナは岩山オアシスに集まった砂漠の民を導く長の心得を学び村長補佐へ、アリーは男衆に加わり過酷な訓練を得て単独で砂鮫を打ち破る事で一人前の守り手となる。

 

「ねぇ。」

 

「なぁ。」

 

「ええぇっと、あれだ。」

 

「え?うん?」

 

「そろそろ俺たちの関係を明確にしようというのか。」

 

「アリーとは親友だけど。」

 

「あぁ、その上で、アレだ・・・結婚を前提で付き合ってくれないか?」

 

「・・・・・・・・・。」

 

「な、泣くなよ?!」

 

「うん、有難う、嬉しくて。」

 

ラナとアリーはその縁もあって親友となり、何かと顔を合わせる事の多い間柄であったが、思春期に入り互いに意識しあった頃にアリー側から告白し、成人するまで交際した後、結婚し三子を儲ける。

 

「そう言えばそんな事もあったわねー。」

 

「人生の中で何度も死にかけたが、あの時は五本の指に入る修羅場だったわ。」

 

「アリーも義父さんに散々守り手になる事反対されたからねぇ。」

 

「親父もお袋も過保護過ぎんだよ。俺はジダンが守り手目指しても反対しねぇし、そもそも岩山の主様に選ばれた時点で将来は決まっているだろう。」

 

「いやぁ、しかしまさかジダンが私達と同じく砂鮫に襲われるなんてね、血は争えないわね。」

 

「あの時ばかりは流石に肝が冷えたぞ。同時に親父達の気持ちも理解できたが、まさか神剣に選ばれちまうとはな。」

 

「あの時の私達よりも幼いのに、今やあの子大人顔負けの剣の腕だからね。少し寂しいけど岩山の主様に選ばれたのも分かる気がするわ。」

 

「寂しいか?どちらかと言うと誇らしいが。」

 

「うん、なんかね、息子が何処か遠くに行ってしまう気がして・・・。」

 

「親と子ってのは元からそんなもんだ。何時かは独り立ちして生きて行かねばならん。」

 

「えぇ、そう、そうね。」

 

ふと、家の扉の向こうから声が聞こえた気がした。

 

「ん?誰か帰って来たのかな?」

 

そっと扉を開けると、ジダンとルルが口喧嘩しながら帰ってくる姿が見えた。

 

「もう、ジダンのせいで今日は散々よ!」

 

「そうは言っても、虫の巣を砕いたのはルルちゃんでしょう?」

 

「ジダンが蠍見つけてあたしの目の前に出すのが悪いんでしょ!!」

 

「まさか尻尾掴んで放り投げるなんて思ってなかったんだよぉ。」

 

「何か小さい虫がうじゃうじゃ巣から出てくるし、ちょっと刺されて腫れちゃうし蠍も怒って追いかけてくるしもう最悪よ!」

 

「それは謝るけどルルちゃんにも原因あるよ。」

 

「ジダンのいたずら癖が悪いんでしょぉぉぉ!!」

 

ラナはそっと扉を閉めると唇に手を当ててほほ笑むのであった。

 

「うふふ。」

 

「どうしたんだラナ?」

 

「にひひっ、息子たちの将来が楽しみだなぁって。」

 

「んん?」

 

「ふっふっふ、若者たちよ、青春を楽しむが良い。」

 

「たまにお前ノリがおかしい時あるよな。」

 

大干ばつと過酷な環境を生き延びる砂漠の民は、世代を繋ぎ岩山オアシスを開拓し、生きるための基盤を整えて行く。

親から託された次世代の襷は、また次世代へと託されようとしていた。

 

(岩山の生態系は大分変わってきたなぁ。苗や種子にくっついてた外来種も多いし、段々と大河付近の生態に近づいてきた気がする。)

 

(元々は草原が広がっていたらしいけど、砂漠に飲みこまれる前はどんな景色だったんだろうな。)

 

(水の安定供給はその地に生きる生命の心を落ち着かせ、動植物も人も次世代を生み出し、次第に個体数を増やしている。)

 

(完全に元通りという訳には行かないけど、いつかこの緑を押し広げて行きたいな。)

 

(人の子らよ、我らが裔よ、砂の続くこの大地に命を宿せ、地母神よ、翡翠の大地を抱きし偉大なる神よ、祈り捧ぎ崇め奉る。)

 

迷宮核は、岩山の集落の様子や、従属核を通じて遠方の村の様子を見守り続ける。

彼らの拠り所となるオアシスの水量を調節したり、砂嵐を霧の壁で防いだり仕事量はまるで減らないが、それでも力強くこの地に生きる民はまた迷宮核にも力を与えてくれる。

名実ともに、砂漠の民の守護者となった迷宮核は、これからも砂漠の民を守り続け、そして遠くの新たな友たちが、不毛な争いに巻き込まれつつある事に心を痛めるのであった。


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