俺らはチーム鉄華団   作:かじもこ

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3話 なに?ギャラルホルンも知らない?一体今までなにを習って来た?

 ほとんどのプラモが揃ったので、団体戦の練習をする1軍と2軍。

 

 砂漠のステージに両者が降り立つ。しかし、どちらも補足はできていない。

 

 1軍サイド

 

「よし、とりあえずシノは先行して奴らの状況を探ってくれ。ミカと明宏はこのまま待機だ」

 

「おっしゃあ!行ってくるぜー!」

 

「なんで俺と明宏は待機なの?」

 

「恐らく、いつもの突撃戦法だと、あのカルタ先生の事だから対策をしてるだろう。だから逆に裏をかいて慎重に動いてる。シノが敵を見つけ次第、2人には行動してもらうからよろしくな」

 

「おう」

 

「わかった」

 

 そして数分後、シノから連絡が来た。

 

「オルガ!あいつら集団で突っ込んでくるぞ!」

 

「よし、わかった。ミカと明宏は左右に分かれて挟み撃ちにしてくれ。シノは2人とタイミングを合わせろよ」

 

『了解!』

 

 3人から威勢のいい返事が返ってくる。しかしオルガは意外な単純すぎる相手の戦法に少なからず不安を感じていた。

 

 そして、その不安は的中することとなった。

 

 それは三日月の通信からだった。

 

「オルガ、なんかハッシュから攻撃受けてる。明宏、援護頼める?・・・あれ?」

 

「悪い、こっちもだ!ラフタから攻撃を受けて・・・うぉっ!」

 

「ごめん落とし穴に落ちちゃった。明宏は?」

 

「俺もだ。砂に埋もれて全く動けねぇ」

 

 2人が落とし穴にはまりジタバタしている中、シノより絶望的な通信が入る。

 

「オルガ!先頭のリッターは本物だけど残り2つは偽物だ!ダミーを引っ張ってるだけだった!」

 

「なっ!まさか・・・!シノ、すぐにそこから退却しろ!」

 

「え?何でだ?」

 

 不思議に思いシノがレーダーを見ると、正面のリッター以外に左右から辟邪とベアッガイが迫っていた。

 

「やべっ・・・」

 

 シノが逃げようとするも、3方向からの集中砲撃で動けずにいた。

 

 そこへカルタのグレイズリッターが迫る。

 

「もらったああああ!」

 

 剣を正面に構えて流星号に突撃する。通常なら元阿頼耶識使いのシノが有利だが、3人の連携の前には無力だった。

 

 シノは防御をしようと体制をとる。しかしその隙に2人の銃撃により体制を崩す。

 

「しまった!」

 

「シノ!逃げろ!」

 

 そこにグレイズリッターが剣を突き刺し、流星号を破壊する。

 

「まずは1つ!」

 

 そこにはカルタの満足な顔があった。

 

 その頃三日月は砂を抜け出し、明宏の救助に向かおうとしていたところだった。

 

「オルガ、状況は?」

 

「シノがやられた。多分3人は明宏のとこに向かったはずだ」

 

「そう、じゃあ俺はどうすればいい?」

 

「そうだな、それじゃあ・・・」

 

 オルガが話そうとした時、三日月に接近の警報がなった。なんと、ハッシュの辟邪が接近していたのだった。

 

「オルガ、どうする。やっちゃっていいの?」

 

「ああ、好きにしていいぜ、ミカ」

 

 バルバトスが突撃してくる辟邪に対して構える。しかし、突然予想外のことが起こる。

 

 なんと、バルバトスの目の前で辟邪が上空にジャンプしたのである。そして正面に目を移すと閃光と煙が見えた。

 

 次の瞬間、バルバトスはその何かに吹き飛ばされ、右腕をもがれた。

 

 その頃、明宏は落とし穴から脱出し、ラフタと対峙していた。

 

「ラフタ、ここを通してくれ。じゃないと容赦しないぞ」

 

「えー、こわーい。でも、優しい明宏なら私が丹精込めたガンプラを壊す訳ないよね♡」

 

「うぐっ、ラフタ・・・」

 

「ごめんね明宏。今度ジュース奢るから♡」

 

 グレイズ改は無抵抗のまま、ラフタのべアッガイのクローに貫かれた。

 

 残るは、中破したバルバトスだけになってしまったチーム鉄華団。一体、三日月をここまで追い詰めた例の武器とはなんなのであろうか。

 

 つづく

 

 

 

 

 

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