バカとテストと青春謳歌♪   作:まーぴん

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いつもバカみたいにはしゃぐ明久達
当たり前のような日常だった

だが

吉井明久に突然の悲劇が訪れます

そんな話?(笑)

まあ、他の作品があるので
忙しいっす!



第0話

 

 

 

 

悲劇

 

それは、突然やってくる

 

孤独

 

この怖さがわかるだろうか

 

生きる

 

疑問を抱いた

なぜ、自分は生きているのか

なぜ、人は死ぬのか

なぜ、人には心があるのか

なぜなんだ

なぜ

なぜ

なぜ

なぜ

なぜ

なぜ

なぜ

なぜ

なぜ

なぜ

なぜ

なぜ....

 

 

 

 

わからない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世の中は残酷である

 

時は一ヶ月前に遡る

 

―――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぁ~眠いよ...........」

 

.........もう...朝か

 

「おはよう!!」

 

って、誰もいないんだけどね

 

僕の名前は吉井明久

風月学園に通う高校二年生

その高校では『観察処分者』という

僕のもうひとつの名がある

学校一の問題児につけられる

バカの代名詞だ

 

 

今日は振り分け試験の日

 

A~F

クラスが決まる大事な試験だ

 

出来ればこの日くらい飯...

栄養価の高いものを摂取したいのだが

親の仕送りが来ないのだ

 

「最近、妙に来ないんだよね.....」

 

何かあったのかな?連絡も繋がらないし

 

 

 

ギュルギュルギュル

 

「く、お腹が....」

 

仕方がないよね

今日は大事な日だし少しぐらい....

 

「よし、今日は奮発するぞ!!」

 

と、いい、栄養価の高いものをとる

 

 

 

メニュー

 

昨日の残りのパンの耳

 

雄二からもらったイチゴジャム(使いかけ)

 

水道水

 

 

 

 

 

「うん、今日は豪華だね」ムシャムシャ

 

よし、腹はふくれたし(言い聞かせてる)

 

「行ってきまーす!!」ガチャン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明久「おっはよ!!」

 

雄二「お、明久か!!」

 

こいつの名前は坂本雄二

 

僕とは悪友だ

 

悪友っていってもそんなに悪いものでもない

僕自信、親友だと思っているし

そっちは、相棒だと思っている

 

そんな仲だ

 

 

 

 

 

雄二「ふぁー眠いな......」

 

明久「うん、すごいわかるよ......」

 

なんせ、昨日、僕は

夜遅くまでモンハン(ゲーム)をしていた

 

いや、勉強だってしたんだよ?

ただ、モンハンの時間の方がおおいいかな?

 

 

雄二「ところで明久.....試験の方はどうだ?」

 

明久「....まあまあかな、っていっても受けてみなきゃわからないや」

 

うーん....多分....Dクラス...いや....Eクラスかな

 

 

ここの学校は

成績が優秀な生徒を基準として

クラス分けを行っている

 

Aクラスは成績が上位な生徒しか入れないクラスであり

それだけあって、よい設備を持ち合わせているそうだ

 

B、C、D、E、Fと

下のクラスになるごとに

成績が下の生徒が所属することになり

また、設備も低下している

 

いわば、社会の掟みたいなものだ

 

 

明久「そういう雄二はどうなの?」

 

 

 

坂本雄二

 

こいつは小学生ぐらいの時

神童という名を持っていたそうだ

 

僕のような観察処分者とは全く異なる

成績優秀の頂点のような存在のことだ

 

と....なると...やはりAクラスなのかな....

 

 

雄二「.....................」

 

明久「........聞いてる?」

 

雄二「...........俺は..」

 

明久「おーい!」

 

雄二「.............」

 

明久「.............」

 

まだ、寝惚けてるのか??

 

明久「雄二!!!」

 

雄二「うおっっ、な、なんだ!?」

 

明久「だから、雄二は試験の方は大丈夫なの?」

 

雄二「ま、まあな....」

 

なんか、自信情けだな

 

明久「雄二のことだし、Aクラスには入れるんじゃないの? 」

 

雄二「........あ...ああ...そうだな..」

 

な、なんか、雄二らしくない

こ、この雄二は少々気持ち悪い!!

 

明久「言いたいこととかあるなら言えば!?」

 

雄二「...いや、そんなことはないぞ....」

 

明久「そう、ならいいけど....」

 

怪しい

いつもの強気の雄二はどこにいっんだ?

 

もしかして、思ったより勉強をしてなく

BクラスやCクラスになるとかか?

 

でも、雄二に限ってそれは.....

 

雄二「俺はFクラスに行く」

 

明久「あ、うん!やっぱりFクラスだよね」

 

うん、雄二はFクラス.......って、うぇぇぇぇええ!?

 

明久「ちょっ、なにいってんの!?」

 

気がおかしくなったのか!?

頭が良すぎて一回転してバカになったのか!?

 

あ、これはもしかして

僕に対する挑戦状か!?

 

僕みたいなバカに対する

嫌味か、嫌味なのか!?

 

よーし、わかったぞ

覚悟しろ雄二!!

 

雄二「....何をやってるんだお前は?」

 

明久「な、なにって....こっちの台詞だよ!!」

 

雄二「そんな体制しているお前に言われてもな...」

 

え、体制?

だって雄二が挑戦状を送るから

攻撃の体制に....

 

 

雄二「言葉の意味通りだ....俺はFクラスに行く」

 

明久「だから、それがおかしいって....雄二ならAクラスには確実に行けるのに、なんでFクラスなんかに....」

 

雄二「目的があるんだよ」

 

目的?

 

 

 

 

明久「でも、霧島さんは絶対にAクラスだよ!?」

 

雄二「ブハッッ、な、しょ、翔子は関係ねえ!!!」

 

 

む、これは?

この反応は

 

 

 

明久「もしかしてさ、Fクラスに行こうとしているのって、霧島が.....?」

 

雄二「か、関係ねえって言ってるだろ!!」

 

図星か

う~ん、理由はわからないけど

何かしら関わってそうだね

 

 

明久「なんか、よくわからないけど....頑張れ?」ニヤ

 

雄二「に、ニヤニヤしてんじゃねえ!!」

 

でも、雄二ほどの人間がFクラスって...

皆、驚くよね

 

 

雄二「なあ、明久、そこで頼みがあるんだが....」

 

明久「ん、なに?」

 

雄二「.....いや、こんなこと頼むのはどうかと思うんだが...」

 

明久「なんだよ」

 

雄二「いや、断っていいからな?」

 

明久「あーもう、さっきから、はっきりしてよ!!」

 

こんな雄二、気持ち悪いって!!

 

 

雄二「俺と一緒にFクラスに来てくれないか........?」

 

明久「え、???」

 

雄二「後生の頼みだ!!」

 

雄二は床にへばりつき

土下座を

 

明久「な、こんなところで!?」

 

雄二「頼む、俺と一緒にFクラスに来てくれ!!」

 

明久「わ、わかったからさ、ほ、ほら、土下座なんて!?」

 

雄二「......いいのか?」

 

 

 

明久「まあ、所詮、僕は元々頭も悪いし、下手すればFクラスになってたかもしれないしね.......それに....」

 

雄二「それに?」

 

 

明久「雄二とまた、一年間バカ出来るってのも楽しそうだしね、雄二の目的ってのも気になるし」

 

Aクラス行きの切符を捨ててまでする目的.....

とてつもなく気になるや

 

それに、秀吉やムッツリーニもいると思うしね

 

明久「うん、じゃあ、またよろしく頼むね」

 

雄二「相棒............へへ、こちらこそ頼むぜ!!」

 

じゃあ、テストの点数をいじらなきゃね

このさえ、無回答、無名でもいいや!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ.......はぁ.....」

 

ふぁー案外、テストの間に何もしないってのは暇だな

雄二はどういう風に点数をいじってるかな

 

「はぁ....はぁ....はぁ..はぁ」

 

帰ったらモンハンでアオアシラ(敵のモンスター)でも刈るか!!

 

「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ」ドサッ

 

ん、だ、誰か倒れた!?

 

明久「て、あれって.....大丈夫?姫路さん!」

 

姫路「はぁ....はぁ....よ、吉井君?」

 

ね、熱がある....どうしたらいいんだ?

 

「君達、どうしたんだ?」

 

明久「ひ、姫路さんが熱で....」

 

「なるほど....途中退席は0点扱いだが....するか?」

 

明久「な、そんなの酷いじゃないですか!!」

 

(...あんのバカはテスト中になんて声を...)

 

 

「私は彼女に途中退席をするかしないかを尋ねているだけだ........するかね?」

 

姫路「はい、迷惑になるので......」

 

「では、保険室が上の階にあるので....」

 

明久「..................」

 

「一人でいってください」

 

明久「..........な...」

 

一人でだと?

 

........くそ..

 

 

明久「わかりました、僕が保険室まで連れていきます...」

 

「はぁ?そうしたら君も無得点扱いになりますが?」

 

明久「構いません」

 

姫路「.....よ...吉井君...」

 

明久「行こっか、姫路さん」

 

 

 

 

 

 

(はぁ~....なんていうかお人好しっていうか、バカっていうか...ま、体調管理も試験のうちだしな....こればかりは...)

 

「ちっ、」

 

 

(誰も悪くないだろう、悪いとしたらそういう決まりがあることが....)

 

 

「うちのクラスから無得点が二人もでるとは......屑共め!!」

 

 

(これに関してはそうとは言わんが....)ガバッ

 

 

「な、そこの君!なに席を立ち歩いてる」

 

 

雄二「あ?それはな.........!!!」バコン

 

「グハッ」

 

 

雄二「相棒を屑呼ばわりしたテメーの制裁のためだよ....」

 

(一撃かよ、ショボいな.........まあ、無得点になるが、神童(元)の俺がここの学園長にでも頼めばFクラスの代表にでもなれるだろう)

 

雄二「俺も退席しまーすっと!!........おーい、待ってくれ明久~....」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




秀吉「うむ、ここの作者がアイディアが浮かばないことを理由に違う作品を投稿しておるのじゃ」
康太「............だが、始まり方といい....会話といい...新しい始まり方だったと思うぞ」
秀吉「そうじゃな、作者の自信作のようじゃ」
康太「.............それにしても、俺達は今回、出てきていないぞ?」
秀吉「そうじゃな、今回は明久と雄二視点の会話ばかりじゃったからのう」
康太「.............主人公と準主人公みたいな感じか...」

秀吉「まあ、こまめに投稿するそうじゃぞ」
康太「...........よろしく頼む」

秀吉「あ、最後に、この作品はオリジナルストーリがたくさんあるのじゃ」
康太「............例えば、運動会とか、後はこれから考える」


秀&康「さらばじゃ(だ)!!」

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