バカとテストと青春謳歌♪   作:まーぴん

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第12話

「.....相談って何かな?ていうか、僕なんかでよかったの?」

 

「そんなことはない...それに吉井にしか話せないことだから」

 

「ぼ、僕にしか話せないこと....」

 

「..........」

 

 

僕はこの時、とても嬉しかった。

 

誰にも話せないことを僕に打ち明けてくれる彼女。

 

理由がなんなのかはわからないけど、好きな人の相談である以上、期待してしまうのは仕方がないことだろう。

 

 

 

とてもドキドキした。

 

彼女の口が一刻も早く開くことを...言葉を発することが待ち遠しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「雄二のことで.....」

 

 

僕は一瞬で次に来る状況を理解した。

 

彼女が僕に打ち明けること。

 

これからの僕。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心臓の鼓動

 

物音

 

すきま風

 

いつもは感じない何かが大きな音をたてて聞こえる。

 

 

 

 

 

「.....私は...ゆうz『待って!』...吉井?(ビクッ)」

 

 

口を開き、彼女が発する現実を受けいれたくなかった。

 

 

 

 

ここにいたくない。

 

 

一秒でもこの場から立ち去りたい

 

 

幸せが絶望に....

 

 

 

 

 

 

 

 

「私....何か...」

 

「う....ううん。何でも...ない...よ.....続けて」

 

「....うん、わかった。雄二は過去にずっと捕らわれている。私のせいで....私があの時に...」

 

「うん。知ってるよ...」

 

「....雄二は私のことを遠ざけている。また、あの時みたいってなるからって...辛い思いをさせたくないからって...」

 

「うん」

 

「こんなことになるなら....このまま生涯関わらず、過去を...お互いを忘れればいいのかもしれない....」

 

「うん」

 

「.....でも....私...どうしても....どうして...も..」

 

「........」

 

「ずっと...雄二を....雄二を!」

 

「........」

 

「好きでいたいから」

 

 

 

時が止まった

 

 

 

 

 

もう、僕の描いていた未来は帰ってこない

 

 

 

 

もう、僕の想いは....重りになるだけ

 

 

 

 

 

僕はいったい?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「相談に乗ってくれて....ありがとう」

 

「うん、全然気にしてないから...」

 

「その....」

 

「わかってる。お願いでしょ?....必ず叶えて見せるからさ!」

 

「......ありがとう...本当に...」

 

「....うん...も、もう暗いからさ!帰った方がいいよ!」

 

「うん、ありがとう」

 

「もういいって!」

 

「.....じゃあね、吉井...」

 

「.........」

 

 

彼女は振り返ることなく、まっすぐと消えていった。

 

 

お願い.....このお願いを叶えたら僕は永遠に...

 

 

「終わった.....ハハ...ハハハ...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼と彼女の時はこの戦争によって委ねられる

 

 

 

 

 

 

 

「う......うう.....うぉ...うぉぉぉぉぉぉおおおおお!!チクショォォォォォォォォオオオオ!!!」

 

 

 

 

 

僕の時はあの頃から動くことはない

 

 

 

 

 

 

過去

∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「僕の相手は君がしてくれるのかな?ムッツリーニ君♪」

 

「........工藤愛子」

 

 

一騎討ち二回戦目!

 

相手は工藤愛子さんだ。

 

 

テレレレッレレ~♪

説明しよう!

 

工藤愛子とは性別♀

緑の髪

妖艶な身体

動物のような瞳

 

Aクラス上位の凛々しい女性なのである!

 

 

性格はちょっっっとエロくて....

経験が豊富だとか?(ブフィィィィィィイイイ)

 

 

秀吉「明久よ..鼻血が出ておるぞ?」

 

 

相変わらずじゃの、と言わんばかりにため息をつき、華麗に紙ティッシュをくれた

 

 

明久「ありがとう秀吉(女子力が高いね!)」

 

秀吉「む?なんか性別を勘違いしてるような顔じゃな....」

 

明久「そんなことな~いよ!」

 

秀吉「そうかの?」

 

 

全く!秀吉は可愛いなぁ~

 

 

雄二「おい!バカ久、ヘンテコな顔して鼻血出してねえで真面目に観戦しろ!」

 

明久「りょ、了解!がんばれ康太!」

 

 

 

高橋「教科はなににします?」

 

康太「.......保健体育」

 

高橋「そちらは?」

 

工藤「問題ないよ♪」

 

 

 

明久「よし!康太が教科を選べたよ!」

 

秀吉「うむ、これは勝てそうじゃな....じゃが、簡単にいけるかのう...」

 

明久「え?あの康太保健体育だよ!負けるわけ...ないよね?」

 

秀吉「.......」

 

 

 

工藤「ふ~ん?君、保健体育が得意なんだね♪でも、僕もかなり得意なんだよ。それも君と違って....実技でね」

 

康太「........実技......(ブハッッッッッッ)」

 

 

空にぶちまく大量の鼻血。多分、一般人がこの量を出したら間違いなく死ぬだろう。

 

 

明久「ムッツリーニ!!き、貴様!ムッツリーニになんてことをぉぉ!!」

 

工藤「ふ~ん?じゃあ、君が代わりに戦う?でも、君、勉強出来そうにないな。僕でよかったら教えてあげようか?勿論....実技でね」

 

明久「.....(ブハッッッッッッ)」

 

 

ぜ、ぜひ、お願いしま....す

 

 

島田「失礼ね!アキには永遠にそんな機会ないから!」

 

姫路「そうです!吉井君には今後一切必要ありません!」

 

 

何でそんな悲しいこというの...

 

 

秀吉「な、泣くな明久よ」

 

明久「な、泣いてないよ、これは汗だもん」

 

 

明らかに無理な嘘をつき、この場を後にする

 

 

康太「....このくらい...大丈夫」

 

明久「ムッツリーニ!!」

 

康太「.....ムッツリーニじゃなくて康太だ..」

 

明久「あ、うん!」

 

 

久しぶりに康太のムッツリを見てしまい、つい。

 

 

工藤「じゃあ!さっさと終わらせようか!サモン!」

 

康太「.........サモン」

 

 

 

 

保健体育

 

 

 

工藤愛子

 

 

520点

 

 

 

 

 

秀吉「な、500超えとは...」

 

明久「さすがに凄いね...」

 

 

でも、康太は

 

 

 

 

 

 

 

工藤「バイバイ!ムッツリーニ君!」

 

康太「..........加速」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

工藤「嘘!?」

 

 

 

 

 

 

保健体育

 

 

 

工藤愛子 死亡

 

 

 

 

 

工藤「な、なんで!?」

 

康太「.........加速終了」

 

 

 

 

保健体育

 

 

 

土屋康太

 

 

800点

 

 

 

 

 

 

 

 

高橋「勝者Fクラス」

 

 

F「「うぉぉぉぉぉぉおおおおお!!」」

 

 

工藤「そ、そんな、この僕が...」

 

彼女にとって全く予想してはいない展開を迎えてしまったのだろう、目が死んでいる

 

 

康太「.........(ざっ)」

 

 

勝負がなかったかのようにその場を立ち去る康太であった。

 

 

雄二「いいのか?なんも声を掛けなくて?」

 

康太「..........敗者に掛ける言葉なんてない」

 

 

この場においてとても重く、深い意味があるのだろう

 

 

 

 

こうして、二回戦目は幕を下ろした

 

 

 

 

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