バカとテストと青春謳歌♪   作:まーぴん

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ふふふ


第2話

「僕、教室間違っちゃったかな....」

 

なんか、廃墟化してる教室があるよ

 

おかしいな

確かにここがFクラスのはずなんだけど...

 

「....お!明久じゃねえか、早く入れよ!」

 

何も聞こえない!

ここの教室から僕の友達の声が聞こえるわけがないじゃないか

ふぅー早くFクラスを探さないと...

 

雄二「おい!どこに行くんだよ明久?」

 

明久「..........なにやってんの雄二?」

 

雄二「それは俺の台詞だ」

明久「廃墟化されてる教室から出てきた雄二には言われたくないよ!」

 

雄二「廃墟化?...なにいってんだ明久、ここは俺達の教s..『いやだ!何も聞きたくない!』....仕方がねえだろ..最下位クラスなんだからよ」

 

明久「いや!何も仕方がなくないって!!」

 

机ではなく、卓袱台

 

そして、座布団

 

床は腐った畳

 

壁には穴があいている

 

そして、何か嫌な臭いも...

 

明久「こんな教室で青春を謳歌できるか!!」

 

雄二「なんだそりゃ?」

 

明久「この作品のタイトルだよ!」

 

たく、タイトル間違ってんじゃないの!?

『苦痛から始まる僕の青春』とかが相応しいぐらいだよ

 

雄二「まあ、認めなくないのもわかるが、とりあえず入れよ」

 

くそ、僕の青春がぁぁぁ!!

 

 

 

 

 

 

明久「そういえば....なんで雄二が教壇の上にいるわけ?」

 

雄二「それは、俺がこのクラスの代表だからだ」

 

明久「代表?.......それは雄二のいう目的と関係しているの?」

 

雄二「ああ!代表にならなきゃ目的が果たせないんでな」

 

 

 

 

 

 

代表とは...

 

各クラスの中で最も点数の高い者一人がなれる特権である

 

最も点数が高いといっても

上のクラスの代表を除く生徒達にも、点数が負けている

 

 

簡単にいうと

 

Dクラス代表は

 

D~Fクラスの中で最も点数が高い者のことである

 

ただ、その上のクラスABCに

振り分け試験で全ての生徒に点数は負けている

 

うちのFクラスの代表さん

雄二は少し、違うようだけど

 

 

 

 

 

 

雄二「長い説明ご苦労さん」

 

明久「いや、声に出してないんだけど...」

 

貴様はエスパータイプか!

 

雄二「俺は学園長にお願いして、ここの代表になったんだ」

 

明久「お願いして代表になるのはセコいと思うけど...」

 

雄二「元々、点数をいじって代表になるつもりだったのに、お前が途中退席しちまうから計画が狂ったんだろ!!」

 

明久「あ、あはは...ごめんごめん、悪かったよ」

 

あれ?

そういえば

姫路さんってどうなったんだろう

 

 

 

 

 

 

 

「吉井君、坂本君、席についてください...」

 

あ、先生だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福原「~........では、皆さん、何か質問はありますか?」

 

「俺の座布団に綿が入っていません」

 

福原「我慢してください」

 

 

「壁から隙間風が吹いて寒いです」

 

福原「我慢してください」

 

「俺の卓袱台の足が折れてます」

 

福原「我慢してください」

 

ちょっ、さっきから酷いって!

こんなの横暴だよ!

 

福原「はっはっは、冗談です」

 

なんだ、冗談か...

 

福原「至急品ようにボンドがあるので使ってください」

 

はぁ!?

 

そういう問題かよ!!

 

 

ガシャン!!

 

な、教卓が壊れた!?

 

福原「.....先生はかえをってくるので自己紹介をしていてください...」

 

突っ込みどころ満載だよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「......で、演劇部に所属しておる」

 

お、この声は

 

「.....一応言っとくが、ワシは男じゃぞ?」

 

「「なに!!!!」」

 

Fクラスの生徒が急に驚き始める

やはり、女として面識されてるのか

 

 

 

 

 

 

「.........失礼するのじゃ」

 

う~ん

こればかりはドンマイだよ....

 

 

 

彼女の名m....彼の名前は

木下秀吉

 

前に言った木下優子さんの妹とで....弟である

 

ああ!さっきのせいでややこしくなったよ!!

 

 

 

第3の性別、秀吉だとかいう人もいるが

とりあえず、現実を見てほしいところだ

 

僕とは高校一年の頃からの付き合いであり

親友である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「.........土屋康太...特技は.....盗s.....なんでもない」

 

.....彼の名前は

土屋康太

性別は男であり.....って

いちいち言わなくてもわかるか....

僕や皆は彼のことをムッツリーニと呼ぶ

むっつりすけべなのでそう呼ぶ

 

特技は盗撮

まあ、この頃は許可をとって撮ることが多いいそうだ

 

彼も秀吉と同じで高校一年の頃からの付き合いであり

親友である

 

普段は

僕、雄二、秀吉、ムッツリーニ、この四人でいることが多いい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「..............海外育ちで....あ、でも日本語も喋れます」

 

え、えーと、彼女は...

 

「.......~で、趣味は..」

 

同じく高校一年の頃からの...

 

「.....吉井を殴ることです」

 

 

 

....島田美波...壁のように平らだが、女である

 

ある出来事があり、彼女を助けたことがあるのだが

それ以来、妙に暴力を振られるようになってしまった

何かしたかな?

....ま、まあ、このことは後ほど....

 

取りあえず、苦手な存在である

好きか嫌いかといわれたら

まあ、選んでしまう的な感じだ....

 

 

 

島田「って、なに無視してんのよ吉井!!」

 

 

なんだよ

せっかく、自己紹介しててやったのに...

されてない他の皆と同じ扱いにするよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

(あいつ、また俺の相棒にあんな態度を...)

 

ゴゴゴォォォォオオ

 

 

な、なんか

雄二が殺気だててるよ...

 

 

 

 

(また島田は.....こりないやつじゃのう)

 

(........目障り...)

 

 

まあ、顔ぶれはこんな感じかな?

 

 

 

 

 

残りは雄二の自己紹介だけだね『すいません』

 

ん、あれは...

 

 

「保健室に行ってて遅れました」

 

 

また、紹介が必要だね

 

 

 

彼女の名前は

姫路瑞希

 

小学生の頃、同じ学校で

同じクラスの時もあった

 

一緒に二人っきりで遊んだりしたこともある

 

でも、卒業してから会話はしたことがない

そういった意味で

また、同じクラスになれたのは嬉しいことだ

 

 

 

 

って、僕の紹介になってるや

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

けど、そんな期待も裏切られることは

まだ僕は知らなかった

 

Fの環境のせいだろうか

彼女は....

いや、いずれ...早いうちにわかるだろう

 

 

 

 

 

 

 

姫路「吉井君!!」

 

おおっと

急に叫ぶから驚いたよ...

 

 

雄二「悪いな姫路.....こいつの顔があまりにもぶさいくで...」

 

な、それで急に叫んだのかよ!!

って、んなわけあるか!!

 

 

明久「雄二.....言ってはいいことと悪いことがあるよ?」

 

自分には幼なじみの霧島さんがいるからって

酷いよ!!

 

 

雄二「....ふはは、冗談に決まってるだろ?」

 

明久「....どうだか?」

 

慰めなんていらないよ...

 

 

雄二「だって、お前はたしか、学校の五本指に入ってたしな..」

 

明久「五本指.....なにそれ?」

 

雄二「....いや...なんか俺も入ってたし、恥ずかしくて言えねえや」

 

明久「そ、そこまでいったら言おうよ...」

 

う~ん、五本指?

 

僕と雄二が入ってて

そして、自分が入ってて恥ずかしい

 

 

....それって、ぶさいくとかきもいとか

そういう感じのこと?

 

 

 

 

明久「........雄二....お互い辛いね....」

 

雄二「な、なんか勘違いしてねえか?」

 

(自分もカッコいい男子部門の五本指に入ってるってのに、言うと恥ずいだろ)

 

雄二「つーか、俺のは絶対誤解だろ...」

 

明久「なにが?」

 

雄二「なんでもねぇー....」

 

(ちなみに、ムッツリーニも入ってたな

基本、無口でクールだし、顔も悪くないもんな...俺とは違うってか!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




あはは

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