バカとテストと青春謳歌♪   作:まーぴん

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深呼吸しましょう


第6話

 

 

 

 

「じゃあ、クラスは明け渡さなくていいんだね」

 

 

「ああ。俺達の目標はAクラスだからな」

 

 

 

 

「だ、代表がそういうなら....」

 

「し、仕方がねえよな」

 

 

 

「ウ、ウチはそんなの納得しないわよ」

 

 

「なんだ?お前の意見なんて聞いてねえぞ?」

 

 

「ウチの戦争での頑張りはなんだったのよ!無駄になるじゃない!」

 

 

「ハァ?何いってんだよお前....

指揮官としての役割は何一つ果たさないわ

仲間に危害を加え、さらには戦死した

これのどこでお前は頑張ったって言うんだ?

無駄どころか、俺達のクラスの危害しか加えてない

 

ハッキリ言ってお前が俺に意見できる理由なんて一つもないからな」

 

 

「そ、そんなの勝手よ!」

 

 

「そう思うなら、意見できるぐらいのことはしやがれ」

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぐぅぅうううう

 

は....腹が減って...し....死ぬ...

 

 

明久「僕に食べ物を.....」

 

 

僕はこの頃、まともなものを食べていない

その理由は母から送られてくるはずの仕送りがこないからだ

おかげで昨日、食料は完全に尽きてしまい

生き地獄になっている

 

 

明久「誰でもいいから....助けて...」

 

 

 

 

と、そこに

 

 

「大丈夫、吉井君?」

 

 

学校にて倒れている僕を誰かが見つけてくれたようだ

 

 

 

「あの、意識はあるのかな?」

 

 

明久「............さ....い」

 

 

頼む....助けてくれ

 

 

「よ、よく聞こえないんだけど?」

 

 

 

明久「.............た...べ...」

 

 

誰だかわかないけどお願い

 

 

「た...べ?」

 

 

 

 

僕は残っている力を全て振り絞った

 

 

 

 

明久「食べ物を分けてください!!(パタ)」

 

 

 

そして、ここで意識が跳んでしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕の仕送り、完全に忘れてるよ

連絡もとれないしさすがにこれは変だよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明久「......ん(パチ)」

 

 

僕は目覚めた

 

 

明久「ここはいったい?....」

 

 

.......どうやら、保健室にいるようだ

 

でも、ここへ来た覚えがない...

では、どうして?

 

あ、そうか!

僕はさっきお腹が減って倒れたんだった

 

ってことは、誰かが運んでくれたのかな?

 

 

 

 

 

そこへ

 

「あ、やっと起きたんだ!」

 

 

保健室に誰か来たようだ

 

言葉からすると、僕を保健室に連れてきてくれた人かな?

 

 

 

「あ、う~ん、君が僕を運んでくれたのかな?ありがとぅ.....って木下さん!!?」

 

 

 

あわわわわわわわわわ

 

 

な、なぜ木下さんがここに!?

 

 

 

 

優子「運んでくれたのは私じゃなくて西村先生だけどね...」

 

 

て、鉄人が僕のことを!?

 

とりあえず感謝しとくか....

 

 

優子「それで、もう大丈夫なの?」

 

 

明久「あ、うん。全然大丈ぶぅ...(ぐぅぅうう)」

 

 

き、木下さんに聞かれちまった!!!

 

腹のバカ野郎!!

 

 

 

 

 

 

優子「ふふふ....まさかお腹が減って倒れてしまうなんて思ってなかったわよ(バッ)」

 

 

なにか、おかしな人を見るような笑みを浮かべて笑ってる

 

か、可愛すぎる!!

 

 

 

 

明久「って!?それは?......」

 

 

優子「お弁当よ。お腹すいてるんでしょ」

 

 

明久「で、でもいいの!?」

 

 

優子「大丈夫よ。私のクラスには食べるものなんてたくさんあるしね」

 

 

な、なるほど

さすがはAクラス...

 

 

明久「で、でも、悪いような...」

 

 

優子「なによ。私が作った弁当がそんなに嫌なのかしら?」

 

 

明久「ち、違うよ!その逆だよ!木下さんの手作りの弁当が食べれるなんてとても幸せだよ!」

 

 

優子「そう?.....だったらまた、作ってきてあげてもいいけど...」

 

 

明久「ほ、ホントに!?」

 

 

優子「ええ....何か困ってるなら助けないわけにもいかないしね...」

 

 

明久「ありがとう!!絶対に何かお返しするから!!」

 

 

優子「お、お返しね...」

 

 

明久「なにかあるならいいよ?」

 

 

優子「そうね....考えとくわ....それより食べないの?」

 

 

明久「あ、うん。いただくね!」

 

 

木下さんのお弁当!!

どんなのだろう!!

 

 

 

 

 

明久「わぁ!美味しそう!!(パカ)」

 

優子「そ、そうかしら////」

 

 

お味は....

 

 

明久「うん。とても美味しいや!!」

 

 

うん!

 

木下さんの弁当が食べれるなんて夢みたいだ

 

まさか木下さんの弁当が食べれるとは......

 

 

 

 

........あれ?木下さんの弁当?

 

 

木下さんの弁当......

 

僕が食べてる弁当って木下さんの....

 

 

 

 

 

 

 

優子「ど、どうかしたの?」

 

 

明久「...............(ブーーー!)」

 

な、なんてことだ!

 

 

 

 

優子「ちょっ、大丈夫、吉井君!?」

 

 

そうか、僕は木下さんの手作りのお弁当を食べていたんだな

 

言葉では発していたけど、考えてみたら....

 

 

 

 

雄二「オッス!大丈夫か明ひぃ........」

 

 

康太「........無事k........」

 

 

秀吉「心配したんだz......」

 

 

 

(絶賛鼻血出し中)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明久「はは.....どうしたの?」

 

 

 

鼻血が止まらないや

 

 

 

あれ?皆が呆然としてるけど....

 

なんか変なもんでも見たのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え~と

 

僕と木下さんとベットにいて

僕が鼻血をめっちゃ出してる.....

 

 

 

 

明久「....................」

 

 

 

こ、これは...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雄二「スマン。邪魔して悪かったぜ....」

 

 

康太「..............」

 

 

秀吉「悪かったのじゃ姉上......」

 

 

見てはダメなものを見てしまったかように帰ろうとしていく

 

 

 

 

 

明久「み、みんなこれは誤解だよ!!?」

 

 

雄二「逆に聞くが何が誤解なんだ!!」

 

 

 

明久「色々とあったんだってば!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雄二「なるほどなるほど、そういうことか」

 

 

康太「..........妬ましい奴」

 

 

なんとか、雄二達の誤解が解けた

 

 

明久「色々と大変だったんだって!」

 

 

雄二「わかった!わかったって!」

 

 

 

秀吉「うむ。それにしても姉上がのう.....」

 

 

優子「なによ秀吉?」

 

 

秀吉「いや、なんでもないのじゃが(ニヤ)」

 

 

優子「ちょっ、なんなのよその笑みは!(グリグリ)」

 

 

秀吉「な、なにm...い、痛いのじゃ!」

 

 

明久「あ、あははは」

 

 

 

 

 

雄二「それより明久。何で仕送りがこねーんだよ?」

 

 

明久「それは僕にもさっぱりなんだよ」

 

 

雄二「忘れてるってことはまずないだろうし、連絡も繋がらなんて......」

 

 

(なにか、あったんじゃねえのか!?......いや、さすがに考え過ぎか...)

 

 

明久「どうしたのそんなに難しい顔して」

 

 

雄二「いや、なんでもないぞ」

 

 

秀吉「とりあえずどうするのじゃ?仕送りも来ないとなると生活ができないじゃろ」

 

 

明久「そうなんだよね....」

 

 

家賃だって払わなくちゃならないし

食べていくお金もないしね

 

 

康太「...........とりあえず...作者が眠たがってるからここまでにするぞ」

 

 

明久「え、マジで?」

 

 

雄二「つーか、そういうこと言うなよ....いや、書くなよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




だって、眠いんだもん

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