「雄二は僕に闘わせる気だろうな...」
明日はAクラスとの一騎討ち
正直いってあまり自信がない
最上位クラスと最下位クラスの差なんて目に見えている
そりゃ、雄二や姫路さん達はAクラスにだってひけをとらないし
康太や秀吉だって得意科目でカバー出来るかもしれない
でも、相手はAクラス
一対一となると頭脳戦になる場合が多いい
技術、知識、能力
遥かに僕達を上回っているだろう
それでも勝つしかない
「気持ちだけは負けられないんだ」
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朝一に学校に行き
雄二達と試験を受けた
西村「そこまでだ!ペンを置け」
家庭科、日本史、世界史はいつも通りだろう
今回は他の科目をより勉強したのだから
明久「雄二は満足いく結果だったの?」
雄二「ああ。神童としての力は出しきったと思うぞ!.......お前はどうだったんだ?」
明久「そうだね。やれることはやった!ってところかな?」
雄二「そうか」
多分、総合科目は2000後半ぐらいだろう
っとなると、Aクラス下位レベルかな?
康太「........俺は2000はいったぞ」
明久「へぇ~そうなんだ......って心読むな!」
秀吉「ワシもなんとか2000点は越えたはずじゃ」
明久「秀吉まで読まないの!」
みんなしてなんで心のなかを読めるかな
と、呆れた顔をしていると
西村「うむ....吉井は途中退席したからFクラスなのはわかるのだが....
なぜ木下や土屋はそこまで点数を取っておいてFクラスなのだ!」
全くもってその通りだ
2000を越えるのであればBクラスは勿論
Aクラスだっていけるかもしれないのだ
康太「.......モンハンで忙しかった」
君もか! !
あと、盗撮という言葉も少し聞こえたような
秀吉「ワシは演劇で忙しくてのう」
う~ん、こればかりは仕方がないのかな?
っていうか、試験日近くなったら部活停止しないの!?
雄二「おい。そろそろミーティングしたいから戻るぞ」
明久「うん。了解!」
雄二「....っあ、わりーな....ちょっと待て」
秀吉「なんじゃ?」
雄二「その前に話したいことがある。」
秀吉「話したいこと?」
雄二はなにか深刻そうな顔をして僕達を見ている
雄二「........すまなかったな」
っと、言葉を放ったと同時に雄二の顔は覚悟を決めた顔になった
僕はうすうす気づいていた
でも、それは僕の予想を遥かに上回っていた
僕達は死んでも負けれなくなったのだ
アメリカにて
事件が起きていた
それは人類史上絶望的最悪事件に繋がるのであった。
吉井の家族はアメリカにて滞在中
この意味がわかるだろうか?