反転=オルタナティブ   作:種電

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水着ガチャで10連一回で水着ネロとする抜けジャンヌがくるというコラ画像を手にした私はその後グロ画像を連発した。
メイドオルタを手にするのに90連かかったけど、水着頼光ママと水着エレナママが二枚来て、カレスコとヘヴンズフィールとぬらりひょんが一枚づつきた。




個人的にジャンヌは最初は周りを信頼してたけど、周りからは信用はされていて、最終的には周りを信用していた。
という個人的な解釈がある。
信頼していた人間に裏切れるのは辛いけど信用していた人間ならさほど辛くはないという個人的な考え。


竜の魔女、アヴェンジャー-反転=救国の聖女、ルーラー

ジャンヌ・オルタ(彼女)は私のオルタナティブ(反転)した姿、私が持つべきだった憎悪を背負ってしまった存在。

誰も許さず、憎悪を糧に生きるのが彼女だった。だから、きっと彼女とは分かり合えないだろうと私は思ってしまう。

 

だから、『信用』しているマスターを通じ、彼女と仲良くなってみせる。

そうすれば、きっと彼はマスターは私を『』くれる。

そうすれば、私はきっと彼を『』できる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マスター、お話があります。」

 

それはある日のお昼過ぎ、いつものようにアルトリアシリーズにご飯を作ってあげ、ジャンヌオルタにくどくどと食事に対しての文句と評価を受け、頼光さんのお手製お昼ご飯を食べ、メイドオルタのお手製スムージーを飲み干し、金時達と軽いトレーニングを済ませ、シャワー浴びた後ジャック達と遊んであげているとき、聖女の方のジャンヌがマスターに話しかけてきたのである。

別段、それは珍しいことではないがマスターである【彼】の人生経験上、基本的にサーヴァントから話があるときは大体ロクな目に合わないことや面倒事が多々ある。なのでお断りしたいが根が真面目な【彼】は断ることが出来ないし、例え断ってもどう足掻いてもどうせ巻き込まれるのがいつものオチだ。

 

「ジャック達と遊びながらでいいなら、いいけど。」

 

「大丈夫です。ごめんなさい、邪魔しちゃって。」

 

「大丈夫だよ、それよりおかあさんの番だよ。」

 

ちなみにジャック達とはババ抜きをしている。

ババ抜きのメンバーはマスターとジャックを初め、サンタリリィにバニヤン、セイバーリリィにアレキサンダーと子ギルの7人でしている。

 

「で、話って?」

 

「はい、実は・・・・。」

 

「ちょっと待って。なぁ、サンタリリィ、諦めて渡しなさい。」

 

「だ、駄目です!これは、その、ババです!ハバなんです、私はトナカイさんにーーー。」

 

何ともわかりやすい嘘だろうかと【彼】はついつい笑ってしまいそうになる。

サンタリリィもそうだがジャンヌオルタやジャンヌもわかりやすい嘘をつく、しかも特徴が同じだ。

嘘をつくときは必ず早口になり、視線があちこっちを向き、こっちをあまり見ようとせず、焦りだすと今度はこっちしか見ずに早口がさらに早くなるし、小刻みに震え出すという何ともわかりやすいのだ、三人揃って。

そう、三人とも嘘をつくときは大体先程述べたような状態になる。やはり、根がドがつくほどの真面目人間のせいなのか、嘘をつくのが清姫が憐れむぐらい下手だ。

 

「えい」

 

「あー!!」

 

必死に守っていたカードを引き抜くとやはりハバではなく、むしろ当たりだった。

 

「はい、上がり。」

 

「わぁ、マスター、強〜い。」

 

「これでマスターの五回連続トップ抜けですね。」

 

「おかしいな、僕黄金律があるからダントツになれるはずなのに。」

 

「マスターはホントに運がいいよねーーー女難は酷いけど。」

 

アレキサンダーがボソリと呟いたことにうるせーよと言いたくなる【彼】だったが本当のことなので言い返すことができない。

 

「で、話ってなんなのさ?」

 

「はい、実は仲良くなりたいんです。」

 

嫌な予感がする。

 

「・・・・誰と?」

 

「もう一人の私、ジャンヌオルタと」

 

ほらね、面倒事だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日、聖女のジャンヌから受けた話は正直に言うと無理だ、無理ゲーだ。

聖女ジャンヌとジャンヌオルタはお世辞にも仲がいいとは言えない、理由はジャンヌオルタの一方的な敵対心である。聖女ジャンヌ自身はそんなことは全然なくむしろ仲良くしようと接近するのだが聖女ジャンヌが近づくとまるで威嚇する猫のようにジャンヌオルタは唸るし、睨みつける。

が、そこは流石変なとこで空気を読まない聖女ジャンヌ、威嚇するジャンヌオルタを無視して近づくから余計に関係が悪化する悪循環を自ら生み出している。

 

「さて、どーするかな?」

 

「ん、何を悩んでいる、マスター?」

 

自分の部屋でベッドに座り、悩んでいるといつの間にかいつものようにアルトリア・オルタがフライドポテト片手に隣に座っていた。

 

「いやさ、実はジャンヌがーーー」

 

アルトリアオルタにことの経緯を話した。

 

 

 

 

「無理だ、あきらめろ。」

 

「だよなー」

 

即答だった。

 

「あいつとあの聖女は真逆だ、コインの裏と表ど、闇と光、反英霊と英霊だ。」

 

真逆、真逆なのだ、あの二人は。

片方は人を恨み。

片方は人を許す。

考え方も属性も全く違う上に真逆だ。

 

「しかし、あれはあれで似ているとかはあるな。」

 

似ているとこ。

1、嘘が下手

2、根が真面目

3、わりとムッツリ

4、ポンコツ

5、頑固

などなど、似ている点も多いがそれがジャンヌオルタには気にくわない。

 

「まぁ、戦闘にでも連れて行ったらどうだ?」

 

「え?」

 

「死線を共にくぐり抜けていけば嫌でも仲良くなるだろう。」

 

まぁ、確かに一理ある。

現に彼女アルトリアオルタやジャンヌオルタ、可愛い後輩を初めとするサーヴァント達と紡いできた絆や『信頼』は共に多くの死線をくぐり抜けてきただからだ。

だから、彼らは『信頼』できる仲間なのだ。

 

「・・・・わかった、やってみよう。」

 

「そうか、なら、もういいな。」

 

「えーっと、まさか・・・・」

 

「男と女が同じ部屋にいるのだぞ、マスター・・・・私に恥をかかせるな」

 

「あ、はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「い・や・よ!」

 

「だよね」

 

そう、確かに死線を共にくぐり抜けるという案はいいかもしれない。しかし、問題は彼女ジャンヌオルタが聖女ジャンヌと共に戦うかというと答えはノーだろうというか、今断れた。

 

「いくら、あんたの頼みでもイヤ」

 

「えー、何で」

 

「ーーーねぇ、マスター」

 

「何?」

 

「貴方はあいつ、聖女ジャンヌを『信頼』してるのかしら?聖女ジャンヌはあんたを『信頼』してるの?」

 

ーーー信頼、ね。

 

 

 

 

 

 

 

 

私はジャンヌ・ダルク。

救国の聖女と呼ばれている、私は信じていた。

私が国をフランスを救えると信じて戦ってきた『信用』できる仲間達と共に多くの戦いを経験し、努力し、天に願った。

そして、私は信用していた国に裏切られた。

だけど、そこに恨みはない。

憎しみもない、だって私が信用していた仲間達が私のために涙を流してくれたのだから。

 

 

 

 

 

今、私はルーラーとしてマスターの【彼】を信用して、共に戦っている。

私は彼が素晴らしいマスターになると信じている。

きっと、彼ならーーー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私を『(信頼させ)』してくれる。




登場人物

マスターまたは【彼】
カルデアのマスターで人理修復を成し遂げた自称一般人。
圧倒的なコミュ力で神だろうが悪魔だろうが鬼だろうが何であれ、仲良くなれるコミュ力の化け物。

アルトリアオルタ
マスターの色んな意味で初めての女だと周りに自慢するセイバー。
作者の初10連でヘラクレスと共に来てくれた現在でも主力のセイバー、宝具もレベルもキズナもマックス、あとはフォウくんだけ。

ジャンヌオルタ
ポンコツ邪悪JK、所謂アホな子。
最近、マスターとアルトリアオルタの3人で食べ歩きするのが楽しいらしい。

ジャンヌダルク
どこか、壊れている。

可愛い後輩
本作では出番は殆どないが元気です。
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