海鳴市での、なつやすみ   作:あおい安室

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お待たせしました。
ちょっぴり未来の話はいかがでしょうか。


新暦7X/8/22

よし、完治した。ごめん、待たせたね。

実はあの夏休みの8/22はまだちょっと風邪が残っていてね。

後宿題もあったものだからそっちに取りかかりだったんだ。

と、いう訳で特には何も無かったんだ。まあ、夏休みだからって毎日何かがあるわけじゃないしね。

ん?待てよ?それならちょうどいいかもしれないね。ちょっと前に僕用事があったんだ。

その時の内容を話そうか。

 

 

 

「……ここだよね、ナンバー」

 

『ええ。というか何度目ですか、ここに来るの』

 

「そう言わないでよ。この辺りの道を歩くのは苦手なんだよね。ごちゃごちゃしてて本当に面倒」

 

とある夕暮れの街。僕とナンバーはある店を探していた。というのも呼び出しを食らったからであって。

ようやくお店を見つけたので中に入る。

 

「いらっしゃいませー。一名様でしょうか?」

 

「はい。6号席の『八神』さんに呼ばれてきた者なんですが……あ、IDカードこれです」

 

「少々お待ちください……確認取れました。どうぞこちらへ」

 

店員さんに案内されて僕は予約席へ案内される。そこにいたのは。

 

「おっ。ようやく来たか。こっち座れよ」

 

「だーめや。君は私のとなりやでー!」

 

八神はやてとヴィータだった……ってあれ?高町さんは?というかもう一人いないよね。

 

『あ、マスター。高町さんとフェイトそんさんからメールです。直訳すると『新人にお話ししてるから待っててね!』と『ごめん急な仕事入ったから一時間待って!』です』

 

「どっちも仕事なのに何さぼってるのかたぬき」

 

「私はちゃんと休みとってますー!それにたぬきじゃないわぁ!!」

 

はいはいそうですねー。

 

 

 

「そういやさ。あの事件覚えてるか?海鳴のあの通り魔の事件」

 

「ああ、あれ?覚えてるよ。懐かしいなぁ」

 

枝豆をつまみつつ近況報告していると、ヴィータが懐かしいことを言い出した。

 

「通り魔-?ああ、君がスパイダーマッ!になったけど結局何も仕事が無かったやつ?」

 

「微妙に違う」

 

「冗談やて。マギリンクブレイカーの一件やろ?覚えとるよ。あれってある意味私が最初に経験した魔法の事件やもん。料理とお見送りくらいしか出来んかったけど」

 

「それだけでも十分だよ。で、なんでそれを今頃?」

 

「あれでもしアジトの部下の連中が生きててお前やアタシがしっかり戦っていたらどういう状況だったかなーって思ったんだよ」

 

「猛獣もし戦わば、ってやつ?おもしろそうだね。あ、でも相手は猛獣じゃないか?」

 

「なんや、その猛獣もし戦わばって」

 

月村さんから昨日借りた本。結構おもしろいよ。

 

「ほほう?私たちが仕事に追われているというのにお熱いことで」

 

「しばくよ。というかそんな関係は僕らにはないからね……ナンバー、当時のデータある?」

 

『ありますよ、もちろん。トレースオンと読んで投影開始!』

 

ナンバーをテーブルの中央に置き、文字盤が天井を向くようにする。

すると空中にあの当時攻め込んだアジトがCGで投影された。

 

「相変わらずすげえな、ナンバー。うちにも一台あったらいいかもな」

 

『お値段はおまけして9980万円の2乗です!』

 

「高すぎへん!?」

 

「ナンバーのパーツ、無駄に高価だったりハイスペックなの多いからねぇ」

 

『殺傷設定のSLBにだって耐えてみせます!まあ直後のメンテナンスを要求しますが』

 

「お前本当に耐久性のないとされるインテリジェントデバイスか?」

 

「その辺は置いておこうか。ナンバー、次。戦力投影」

 

『了解ネー。えーっと。ヴォルケンリッターのみなさんにマスターとウーノちゃん。あと別働隊でチンクちゃんですねー』

 

「おいやっぱりあの事件のときいたのかチンクのやつ!?」

 

え、今さら?

 

「あいつとこの前会ったときにそういうこと言ってたけど冗談じゃなかったのかよ……」

 

がっくりうなだれるヴィータちゃん。そしてちょうど。

 

「お待たせー。ちょうどフェイトちゃんに会ったから一緒に来たよ。ところで何の話してるの?」

 

高町さん達がやってきた。

 

 

 

さて、続きはまた明日。

飲みすぎて頭痛いんだよ……




次回も未来の話。
フェイトそんというフレーズが気に入りました。
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