海鳴市での、なつやすみ   作:あおい安室

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そういえばまだ明言していなかったと思うので言っておきますとこの期間は無印とA,sの間くらいです。
10月27日にとある騎士たちが主の病因に気付いて行動を起こすそうなので。
で、A,s本編は12月開始と聞いています。
……とある騎士たちと主の出番?ご期待ください(この話の執筆時点で未定)


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さて、僕の秘密を話したわけだが。

その次の日は高町なのはと再会する日だ。

まあ再会という言葉を使うほど期間は空いてないが。

確かあの日は……

 

 

「今日はちょっと友達の所に行ってきますね。お昼には帰ってきます」

 

「へえー。もう海鳴で友達出来たんだ」

 

朝。かえでさんに今日の予定を報告しておく。仮にも同じ家に住んでいるんだし、これくらいは当然だ。

 

「ところでその友達ってどんな子なの?」

 

「小学3年の女の子だったかな。あの待ち合わせしてた喫茶店で会ったんですよ。名前は確か、高町なのはです」

 

「え?君なのはちゃんと知り合いだったの?」

 

「知ってるんですか?」

 

「まあね。翠屋のマスコットとしてそこそこ有名だよ」

 

店員じゃなくてマスコット扱い……なんだろう。少しだけ納得している自分がいる。

なんかごめん、高町ちゃん。

 

「冗談はさておき。実はその子の兄と私が同級生なんだよね。時々話す機会があったからその子のことも知ってるって訳」

 

「兄弟がいたんだ、あの子」

 

「うん。兄が一人と姉が一人」

 

三人兄弟か……少しうらやましいな。僕は一人っ子だし。

 

「そうだ。なのはちゃんに会いに行くなら私も行こっか。あそこのシュークリームおいしいんだよね」

 

「そうなんですか……ここを出る時にお土産で買おうかな」

 

「あはは。それもいいかもね。私からもおすすめだよ。でも、まだまだ夏休みは続くよ。今からそんなこと考えてると、あっという間に歳とっちゃうよ?」

 

 

 

「一緒に勉強?私はいいよ。でも今は道具持ってきてないみたいだから明日からしよっか。かえでさんの家なら私も知ってるから私がそっちに行くよ」

 

高町ちゃんに電話をかけたところ、翠屋で待ち合わせすることになった。

で、例の高町ちゃんのお兄さんにも会ったんだけど……なんか僕を見る目が怖かった。

それに気づいたかえでさんがしばいてたけど。ちなみに僕と高町ちゃんは翠屋のテーブル席で話している。

 

「そのことなんだけどさ。一つ聞きたいことがあるんだけどいいかな」

 

「どうしたの?」

 

……気づいた時はすっごい焦ったことかつ情けないことなんだけどね。

 

「……とんでもないミスをやらかした。読書感想文用の本を実家に忘れた」

 

「あ、あはは……読書感想文、かあ。私も課題図書は学校で借りたけどまだ読んでないの。読書感想文苦手だし……」

 

「あはは……僕の方は自由図書だからなんでもいいんだけど。かといって本を買うのもなぁ。最近の本って高いんだよ」

 

「おこづかいとかはもらってないの?」

 

「もらってるんだけど、こんなことで使うのも情けないかな、なんて思ってる。それに本にはあんまり詳しくないし。それで聞きたいんだけど……海鳴市の図書館って僕でも使えるかな?それか高町ちゃんって本に詳しかったりしない?」

 

「うーん……どうだろ?私もあんまり本は読まないの。図書館にはそんなに行ってないけど……あ!すずかちゃんに頼んでみればいけるかも」

 

すずかちゃんって誰だろう。

 

「私の友達だよ。図書館にもよく行くって言ってたから。あ、そうだ。明日そのすずかちゃんの家に一緒に行くんだけど一緒にどう?」

 

女の子と一緒にその友達の家に行く。罪悪感がなんとなくするから悩ましいけど……

……背に腹は代えられないか。僕はその提案に承諾することにした。

 

 

追記

高町ちゃんは算数が得意とのこと。

かえでさんと高町ちゃんのお兄さんが話している間僕が問題をメモに書いて解いてるところを見せて貰ったけど……

なんだあの計算速度。早い、早すぎる。

本人の手がやや遅れてるっぽいところもあったけど……化け物か。

しかもうっかりしてたけど5年生レベルの問題も出してたというのに。

計算の仕方には僕も勉強になるところがあったし。

でも高町ちゃん、計算過程の説明は下手だった。

国語が苦手なのかな。それなら僕もそこそこ教えられるかも。




どこで見たのかは忘れましたが、なのはさんはこの時点で大学レベルの数学も解けるらしいです。さすがなのはさんや。

2018年2月2日、ちょびっと改稿。
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