海鳴市での、なつやすみ   作:あおい安室

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お待たせしました。日常は一体どこにいったんでしょう。


新歴65年12/2X:3

相も変わらず過去にいる僕。

なんだか慌ただしくなってきた。

リンディさんに話を聞くと、どうもなのはちゃんたちの偽者が海鳴市に出現したらしい。

しかも数は不明。

幸い本物よりは弱いらしいので、なのはちゃんやらフェイトさん等の戦える人が出回って倒していっているらしい。

……本当に大丈夫なんだろうか、海鳴市。

ちなみに高町さんもこの事件の解決に関わっているとのこと。

……魔王参戦とか相手にとっては地獄だろな、うん。

ちなみに。

 

「うまーっ!!!」

 

「料理すごく上手いですね、ハーヴェイさんって」

 

「うちのコックにも負けてないんじゃないの?」

 

晩ご飯を作る話だけど。

いつの間にか、リンディさんが艦長を務めているという、アースラという艦に乗っている管理局員の分も作るようになっていた。

彼らもこの事件を解決するために動いているんだとか。

というか、仕事増えてるんですがリンディさんよ。

別にいいけどね。

流石にヴィヴィオは料理できないから、普段は僕が料理してるし、料理はお手のものだ。

 

『マスター、マスター』

 

「ん、何、ナンバー。今追加のカレー作っててちょっと手を離せないんだけど」

 

『ドクターから連絡です。次元を越えた念話ですってよ。マスターも準備を。あ、盗聴対策はバッチリですよ』

 

え、今?手が離せないところだから、集中したいのに……

 

『そう言われても対応に困るのだがね』

 

ヌァ、聞こえていたか。念話はやっぱり難しい。

ともかくお久しぶり?ですドクター。

 

『私からしてみればそうだかね。ともかく久しぶりだ。しかし時間跳躍とは面白いことに巻き込まれているね。笑いが止まらないよ』

 

当事者からしてみれば笑い事じゃないですけどね。

こっちはこっちで大変です。

 

『だろうね。君の体験した時間跳躍については色々と調べたいことがあるが、必要なこと以外は未来の私に任せるとしよう。ああ、未来が楽しみだ』

 

……過去でも相変わらずですね。

 

『だろうね。さて、結論から言おう。こちらからはどうしようにもない』

あ、やっぱりですか?

 

『転移のきっかけとなったジュエルシードが手元にない以上、取れる手段は未来からのアプローチしかない。こちらからアプローチするには材料がないからな。未来に戻る手段はなくはないが……』

 

一応聞きますけどなんですかその手段って?

 

『君と未来の高町なのはをタイムスリップした日まで冷凍睡眠させることだ。これなら理論的には君たちは眠っている間に未来に戻ることができる』

 

やめてください恐ろしい。

 

『そういうと思った。まあ、未来の私のことだ。後少しくらいすれば何らかのアプローチは送るだろう。それを待つといい』

 

そうですか。色々とありがとうございます、ドクター。

 

『何。色々と興味深いことをナンバーから聞けたからね。気にしなくていい。何かあったらまた連絡をくれ』

 

はい。ありがとうございました、ドクター。

 

 

……やっぱり過去でもいい人だな、うん。

……あ。カレー煮込みすぎて野菜が崩れた……

 

 

 

「ディバイン、バスターッ!!」

 

私の砲撃に、シャマルさんが命中して消えた。

当然コピーだから当然だけど。

 

「ほえーっ。やっぱりローウェルさんの砲撃呪文は別格やなー」

 

「え、そうかな?これくらい普通だよ」

 

こんばんは。未来から過去にやってきた高町なのはです。

いつの間にかローウェルと名乗ることになっていた私は、事件に巻き込まれています。

闇の書が原因で過去の私やフェイトちゃんたちのコピーが大量に出現してしまったらしく。

私や過去のみんなはそれらを倒すために奔走しています。

その道中。私は昔のはやてちゃんに会いました。

この頃のはやてちゃんはまだ歩けなかったなぁとしみじみと昔を思い返していたら、

「なのはちゃんのお母さん、さすがにそれはキツいと思います」

とか言われた。思わず杖ではたいた私は悪くないと思う。

ま、まだ私未成年だし。まだこういう格好でも大丈夫……だよね?

一応自分は高町なのはとは無関係で、ただのそら似の次元漂流者……と答えたら納得はしてくれた。

……レイジングハートのことをごまかすのは大変だったけど。

その後なし崩し的にはやてちゃんと行動することになった。

 

「あ、そういえば。はやてちゃんの偽者になんか変わったのがいたよ?」

 

「変わったの?どういうやつですか?」

 

「えっとね?髪とかデバイス、バリアジャケットとか外見の色が大きく違ってたよ。白髪だったりデバイスが紫だったし」

 

「ふむふむ」

 

「あー、後……中二病?」

 

「え」

 

「我こそは……とかフハハハハ!とか言ってたし。技名もエクスカリバーとかどこかで聞いたようなものばっかりだったし……」

 

「……えっ」

 

「その、見てて可愛そう?」

 

「もう止めてください。私の姿でそういうの想像したらもういろいろとアウトやわ。なんなんですかその偽物」

 

「さあ?でも、大丈夫だよ。きっちり倒したから。あ、後バインドした後ディバインバスターで消し去る時おのれぇぇぇ!!とか言ってたかも」

 

「……えげつない。ローウェルさんえげつないです」

 

……そこまでどうしてドン引きされるんだろうか。

そういえば、未来でもフェイトちゃんにたまにだけど、似たような反応をされるのはなんでだろう。

聞いても「なのはは話は聞いても、絶対にわかってくれない」とか言ってるし……

どういうことなんだろう。未来ではやてちゃんとかにも聞いてみようか。




次回は6時間後……といいたいですが。遅れるかもです。申し訳ない。最悪でも12時間後には出しますのでお待ちください。
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