海鳴市での、なつやすみ   作:あおい安室

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お待たせしました。
これで特別編は終了です。ではでは、皆さんよいお年を!

なのは映画の上映館が近くになくて結局見れずむせび泣いた作者より


新歴75年12/24

そんなこんなで。まず、ナンバーに頼んで過去の世界の人に記憶処理をした。僕らが来たということだけは覚えているけど、僕らが未来から来たと言うことは忘れてもらった。

本当にややこしいことになって未来が変わりかねないし。

次に管理局員の人や八神さん一家、なのはちゃんにフェイトさん、そして僕らの時代の高町さんとフェイトさんに集まってもらい、吸収器に一斉射撃をした後。

とどめと言わんばかりに過去と未来の高町さんがスターライトブレイカーをたたき込むというえげつない方法をとってなんとか魔力がたまり……固定していた吸収器がそれで吹き飛んでとっさに僕がバインドで回収したりしたが……。

 

 

 

「あいたっ!?」

 

「ふえっ!?」「ぐぇっ!?」

 

「きゃぁっ!?」「ぐふっ!?」「あうっ!?」

 

無事?未来に帰れた。ここは……ドクターの研究室?

というか、僕の上の高町さんとフェイトさん重い……

 

「やあ、大変だったね」

 

「ど、ドクター……ただいまです……あっ」

 

やばい、なぜかわかんないけどふわっとした感覚がする……

これ、意識が飛ぶ前兆だよね?

 

 

 

「パパー。大丈夫?」

 

「あー、うん。なんとかね……」

 

自宅で冬休みに突入したヴィヴィオに看病されている。相変わらず気分が悪い……

いや、これでもマシにはなったんだけどね。仕事は休みをもらえた。ありがたい……

 

「なんかごめんなー。なのはちゃんとフェイトちゃんが迷惑かけたんやろ?」

 

「本当にそれだよ。どう?こっちでもリンディさんから怒られたりしたの?」

 

「リンディさんもやけど、むしろクロノくんがカンッカン。あの二人はしばらく休み無いかもなあ」

 

で。今は自宅に休みをとってきたという八神さんがいる。

高町さんとフェイトさんが迷惑をかけたと知ると、ミッドチルダ土産を片手に様子を見に来てくれた。

なお相変わらずヴィヴィオからはオバちゃんと呼ばれていた、哀れな。

……あの気絶した原因はどうも通常とは違う形式の一種の転移魔法を使ったこと、そして僕自身が最近魔法を使ってなかったから、強力な魔力対しての免疫が弱くて、結果的に酔っ払ったような状態になったのが原因らしい。

高町さんとフェイトさんはピンピンしてたし。

ドクターから聞いたところ、僕らがタイムスリップしてから戻ってくるまでは大体1時間くらいだったらしい。

というのも、タイムラグが大きすぎるとヴィヴィオが怒るだろうと判断して、戻ってくる時間を調整したそうな。

本当にありがたい。幸いヴィヴィオからは無事に帰ってきてくれてうれしいって言われた。

高町さんとフェイトさん?出入り禁止宣言されかけてたけど。泣きついてなんとか勘弁してもらってた。

ちなみに、ドクターは珍しいデータが取れて笑いが止まらないとか言ってる。何かまた起こすんじゃ……

それにタイムスリップに使った箱もどっか行ったし。ドクターが持ってるんだろうけど。

 

あ、そうそう。例の手紙なんだけどわざわざ様子を見に来てくれたリンディさんを通してクロノさんに渡した。

内容は……詳しくは聞いてないけど、今回の経緯にプラスして、エイミィさんを大切にしろという感じのことが書かれていたそうな。

試し読みしたというリンディさんも驚いてたな。しかも自分が先に読むことを察してそのことに対する文章もあったとか。

……え、待ってよ?この手紙10年前に書かれたんだよね。

ということは、10年前のリンディさんってクロノさんの結婚相手を予想してたのか。後未来の自分の行動。

地味に恐ろしいな。

 

まあ。結局過去に行ったところで特に自分の生活が変わることはなさそうだ。

 

「あ。そういえばヴィヴィオのお土産結局買ってないや」

 

あれだけ回ったのに忘れるとは。何やってんだ自分。

 

「ふっふっふ。こんなこともあろうかと。ヴィヴィオちゃんが気にいりそうなもの買ってきといたで」

 

「ころしてでも うばいとる!」

 

「なにをするきさまらー!」

とまあこんな感じにじゃれあいつつ。

八神さんからうさぎのぬいぐるみをゲットした。

ヴィヴィオにプレゼントしたところなかなか好評で。なぜかクリスという名前をつけていた。

……なんだろう。なぜか辻切りされないか不安になってきた。

なぜだ。

 

 

後日談、というかささやかな謎。

 

『あ、そうだ八神さん。一つ聞きたいんですが』

 

「なんや?」

 

『初代リインフォースさんこの時代でも生きてます?』

 

「「……はい?」」

 

ナンバーは何を言っているのか。

 

「というか、過去に行ったというのは聞いたけどリインフォースにも会ったんか?」

『言ってませんでしたっけ。がっつり会ってますよ。で、生きてます?』

 

「生きとるも何も……リインフォースは10年前からおらんよ」

 

『やっぱりかー』

 

「やっぱりかーじゃない。なんてこと聞いてるんだナンバー。怒るぞ?」

 

「や、怒らんでもええよ?聞いても泣かん程度にはなっとるし」

 

……八神さんやっぱり強いな。

 

『いや実はですね。過去のリインフォースさんにドクターとの連絡手段を教えました』

 

「「……は?」」

 

何やってんだナンバーよ。

 

『それで消滅を免れたらいいなー、なんて思ってたんですけど。無理でしたか』

 

「あのさぁ。未来を変えるようなことをしたくないってさんっざん言ったのに何やってんの?」

 

『や、八神さんに恩を売っておいて何かの役に立てばいいなーなんて思ったんですよ』

 

「いや、それは嬉しいんやけど。なんか違和感あるんよなぁ……ボクくんらって、いつの海鳴に行ったん?リインフォースそんな長いこと海鳴におらんかったはずやけど」

 

「確か……クリスマスは過ぎてたよなぁ」

 

「……えっ?リインフォースが消滅したんって12/25なんやけど……」

 

『「……え?」』

 

ど、どういうこと?じゃああのリインフォースさんは一体何故生きていたんだ……?

まさかあの世界、実は過去の世界じゃなかったのか……?




鮮烈な物語は絶対にやりません。話がよくわからないので。運命の歯車はいつかやるかもね。
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